お知らせお知らせ一覧
本日の日記過去の日記一覧
-
彼は
2020年04月10日 (金曜日)
私達は環境に大きく左右されますが、環境が悪くても頑張っているねと言う中学生に出会いました。
お父さんはいつも酔っぱらっていました。お母さんは貧乏から窃盗を繰り返し、警察に連れて行かれました。お姉さんはいつも奇声を発して、大・小便は垂れ流しでした。しかし彼は勉強も出来、黙々と家の中の用事をこなしていました。
私は彼のことをいつも思い出します。
このお話しは私の中学時代のことです。
彼は2歳年上でした。彼を救ったのは中学の先生でした。
夜間高校に行かせ、川崎重工に就職もさせました。お姉さんは精神病院に入院させて、後はお父さんと二人暮らしでしたが、直ぐにお父さんは亡くなりました。お母さんが刑務所から帰って来るのを待っていました。
帰って来るのを待っていたのがわかったのは、川崎重工の寮に入れたからと聞きました。彼はその後結婚をして、帰って来たお母さんとその長屋で暮らし、その後は部屋が2つある市営住宅に引っ越して行きました。
環境に負けなかった彼。その彼と出会えたことがとても嬉しいのです。
本日の世見過去の世見一覧
-
一休さん
2020年04月10日 (金曜日)
「一休さん」といえば、テレビアニメを思い出す人も多いことでしょうね。
テレビアニメの一休さんは可愛らしく、頓知に優れたキャラクターですが、この一休さんはフィクションなのです。
本当の一休さんは一休宗純というお名前で、気性は激しく毒舌家で、人からは変わり者と呼ばれていたのです。その一方では、修業を積み、独特な言い回しで禅の教えを説いた、人間味溢れる僧でした。
私の好きな一休さんの名言があります。
「悟って見れば仏も下駄も同じ木の片である」ですが、どの様に思われますか?
仏様(仏像)も下駄も同じ木片に過ぎません。
仏様は人に崇められ、下駄は足に敷かれます。でも、どちらも木片。
物事の本質がわかれば、つまらないことに拘らずに済みますよと、一休さんはこんな言葉を残してくれました。
一休さんと「さん」付けで書きたくなるのはテレビアニメの影響かもしれません。
一休さんの死後、弟子達がまとめた一休和尚年譜によりますと、一休さんのお父様は後小松天皇、お母様は後小松天皇の寵愛を受けていたのですが、南朝の公家の子孫であったために、御所を追われて民家で一休さんを産みました。
何故御所を追われたかと言いますと、南朝の公家の子孫だったからで、「天皇の命を狙っている」とされたからです。
御落胤伝説はいろんな所から出て来ますが、室町戦国期の公卿の日記にも、一休和尚は後小松天皇の皇子と書かれていて、一休さんのお墓にも「後小松天皇皇子宗純王墓」と書かれています。この墓は陵墓として宮内庁によって管理されています。
京都府田辺市の酬恩庵にある一休さんのお墓に足を運ばれると、一休さんの声が聞こえて来るかもしれません。
お知らせ一覧お知らせ一覧
月刊SYO4月号をアップしました!
2020年04月01日 (水曜日)
月刊SYO2020年4月号の「世の中の動き」は、コロナウイルスついて松原照子が「感じる」ことを書かさせて頂きました。 徒然コラムでは、「動物」をテーマに生きることについて書かさせて頂いております。 ◉月刊SYO掲載内容 […]
個別相談受付を一時休止します。
休止日時:2020年3月31日(火)13:00
2020年03月29日 (日曜日)
いつも「幸福への近道」をご愛顧頂き、ありがとうございます。 個別相談の受付についてですが、誠に勝手ではございますが、下記日時を持ちまして、一時休止とさせて頂きます。 個別相談受付 休止日時:2020年3月31日(火)13 […]
松原照子の個別相談受付を再開致しました!
2020年03月25日 (水曜日)
新年明けましておめでとうございます。 会員様限定の【松原照子のマンツーマン】個別相談受付を再開致しましたのでご報告申し上げます。 松原照子に直接、ご相談・カウンセリングをご希望の会員様は、個別相談受付にお進みください。 […]