こんにちはマスオです。セブ島留学<英語学校及びエージェント>超ブラック企業リストの記事が、思いのほか反響があったので、<超ブラック>というテーマで、フィリピン留学のエージェント(代理店)をまとめてみました。英語学校と比較して、エージェント(代理店)は個人経営のような会社も多く、規模も大きくありません。調査したところ、ランキング上位5社以外は、そこまで悪い評判もなく善良な経営者が多いと実感しました。一方、エージェント(代理店)とセットで運営している企業も多いため、英語学校がブラックな会社はエージェント(代理店)もブラックと考えて間違いありません。<ブラック>の上位5社を紹介した後、知っている限りで善良なエージェント(代理店)を紹介しました。新型コロナウィルスの影響が落ち着いた後は、ぜひご参考ください。
目次
<超ブラック>1位・・・School With(スクールウィズ)
あえてここで多くは語りません。下記にすべてを書きました。
<超ブラック>1位にSchool With(スクールウィズ)
<ブラック>2位・・・スマ留(リ・アブロード)
上場企業シェリングテクノロジーの子会社かつ最大手の一社であるにも関わらず、1位はスマ留とします。そもそもの親会社の株価が暴落が止まらず、今回のセブ島英語学校の閉校の影響も、このスマ留(リ・アブロード)だけでなく、親会社にも直撃している可能性が高いです。<超ブラック>として認定する以上、新しいネタも必要だと思いましたので、ここでスマ留の返金規定を徹底的に分析してみました。
申し込み金(5万円)がやばい
スマ留には申込金(5万円)というルールがあり、渡航前であってもこの5万円は一切返済されません。今回の新型コロナウィルスによる渡航前キャンセルは、多くの善良なフィリピン(セブ島)の英語学校で100%の全額返金が実施されました。一方スマ留から申し込んだ方は、留学費用全額が10万円だとすると、代理店手数料30%の差し引きされた7万円が学校から返金されても、5万円をお客さんに返金すればいいだけなので、最終的に追加で2万円を得ることができます。そう、返金やキャンセルが多いほどもっと儲かる仕組みになっています。これはブラックどころではない超ブラックで間違いありません。ここで、ある英語学校を運営されているAさんから、さらに詳しい証言を得ました。
キャンセル料はもっとやばい
スマ留の一番やばいのは、申し込み金の5万円でなく、キャンセル料なんです。渡航前キャンセルという規定があって、申し込み金だけでなく、キャンセル料まで削除されてから返金されるので、留学費用が大きい人がキャンセルするとかなり儲かるようになっているんです。
それは、どういうことなんでしょう?<マスオ>
まずは、キャンセル料について説明しましょう。キャンセル料は渡航日から何日前にキャンセルをするかで決まってくるので、下記を見てください。
渡航日まで13日以内の場合
返金なし
渡航日まで14‐40日以内の場合
総額の80%がキャンセル料金
渡航日まで41‐89日以内の場合
総額の65%がキャンセル料金
渡航日まで90日以上ある場合
キャンセル料金は発生しない
まず上記の通りになっていることを理解してください。例えば留学費用が100万だとして、13日以内の直前の場合は返金なしじゃないですか?まあ直前なんで返金なしっていうのは、生徒さんも納得するかもしれませんが、スマ留の場合は本当にやばいんですよ。
何がやばいんですか???<マスオ>
留学費用100万円だとすると、スマ留の取り分は30万円なので、残り70万円は学校にすでに支払っているケースが多いんです。ここで問題になるのが、善良な英語学校の場合は、渡航前のキャンセルだと入学金1‐2万円だけ取って、残りは全額返金されるケースが多いんです。仮に入学金が2万円だとすると、
70万円―2万円=68万円が返金されるんです。学校から
スマ留がやばいのは、この68万円を強引にスマ留に振り込ませて、生徒さんに返金していない可能性があるんです。これは本当にやばいです。
つまり、
30万円の手数料に加えて、
+
68万円を会社の口座に入金させて、生徒さんには返金なしとしてると、、、<マスオ>
本来は留学エージェントとしての30万円の売上だったのが、返金規定を利用して+68万円の収入となるわけです。これはやばい。<超ブラック>どころか、完全に詐欺ではないですか。マスオはこの話を聞いた後、背筋が凍る感じを久しぶりに味わいました。まあサザエさんに浮気がばれた時の恐怖に近いです。
善良英語学校Aさんの対策
スマ留が、キャンセルがあればあるほどもうかる、売上が上がるということを知ってからは、返金は生徒さんの口座に直接送金するようにしています。もし、一旦スマ留の口座に振り込んでしまったら、詐欺に加担してしまうのではないかと恐れたからだそうです。この返金規定についても、現時点で変えたのか、今でもやっているのかは知りませんが、上記は間違いありません。(Aさん談)
スマ留、親会社もブラックですが、こんな会社で絶対に留学してはいけません。もしあなたがフィリピン(セブ島)で英語学校を運営しているとしたら、絶対にエージェント(代理店)契約を結んではいけない超ブラック企業です。この返金規定ですが、法律的に違反している可能性が高いです。消費者生活センターに被害にあった人が相談すれば、大問題に発展するのではないでしょうか。
なぜスマ留の問題は今まで大きくならなかったのか?
マスオは一つ疑問に思いました。スマ留は上記の通り超ブラック企業で間違いなさそうですが、普通に消費者生活センターに行けば大問題に発展しそうです。善良英語学校を運営するAさんに確認を取ったところ、
<善良英語学校運営Aさんの追加証言>
フィリピン留学のビジネスは、そもそも渡航前キャンセルはそこまで多くないんです。今回の新型コロナウィリスの影響で、一気にキャンセルが広がっていて、スマ留のキャンセル規定にも、注目が集まってきています。現時点でスマ留は新型コロナウィルスによる事前キャンセルを、キャンセル料が発生しないかたちで対応することで、火消しを行っているようです。
天地地変、戦乱、暴動、官公庁の命令など不可抗力により事態が発生し、
エージェント契約のサービス業務の実施が不可能となり、
又は不可能となるおそれがきわめて大きいとき、
上記キャンセル料がかからない場合として対応しているようです。現時点でそこまで炎上していないのは、スマ留が「新型コロナウィルス」による事前キャンセルを、上記災害時の不可抗力と認定をしている可能性が高いからです。
<マスオ>の返答
Aさんありがとうございました。キャンセル料が発生しないにしても、申し込み金5万円は返ってこないわけで、留学費用の総額次第では、スマ留の代理店手数料は安泰になるわけですね。マスオとしては、Aさんにスマ留との代理店契約を解約することを強くおススメします。親会社の倒産リスクが高すぎます。
Aさんの最後の回答
実は代理店にもすぐに解約できないしばりがあって、契約更新のタイミングを待たないと解約できないんです。次回更新前には必ず解約する予定です。
Aさん長い間取材ありがとうございました。代理店契約書にも縛りがあるなんて、スマ留顧客にも、英語学校にも超ブラック企業で間違いなさそうです。
<ブラック>3位・・・留学比較ドットコム
留学比較ドットコムは英語学校NILSも運営している、日系のコールセンター企業です。この会社は悪いうわさは、昔から多く、この留学エージェントに勤務すると、NILSか代理店手数料の高い順番に販売するようトレーニングされます。ここに勤務してしまったことで、精神的に病んでしまった人たちを何人も見てきました。NIL自体学校の施設を一度見たことがありますが、英語学校の教室もITパークにあるものの、劣悪な環境でとてもおススメできる学校ではありません。留学エージェント(代理店)として、自分たちの学校を強制的に売らなくてはいけないのは、非常につらいと思われます。リンゴを買いに来た人に、無理矢理ミカンを売るようなセールスを毎日しなければいけません。
<ブラック>同率3位・・・留学情報館
1位が恐ろしすぎて2位と3位が可愛く見えてしまいますね。ということで、説明は簡単にしておきます。留学情報館はもともとKREDOというIT+留学の英語学校も運営していて、昨年HALCAという医療英語をやっている学校も買収しました。留学エージェントととしてブラックというより、現地セブ島での英語学校運営で悪いうわさが多いです。
Twitterなどで広まっているのが、代表者以外はなぜか偽名を使っているという話です。偽名を使う理由がよくわからないのですが、怪しいこと極まりないです。犯罪者でも雇ってるんですかね???いずれにしても、<超ブラック認定>間違いありません。まあ、スマ留に比べれば可愛いもんですが。。。
MTSC留学センター(2020年4月3日削除)
スクールウィズ(School With)(20020年4月9日超ブラック1位へ)
<ブラック>5位・・・CEBRIDGE(セブリッジ)
同じく<ブラック>セブ島英語学校のランクインしている、TARGETとずぶずぶの関係であることが判明しました。TARGETの無料留学キャンペーンでTwitterのフォロワーを増やしたことで、売上を上げることができた背景があることから、TARGETには逆らえないか。それでも、ブラックの子はブラックです。
フィリピン留学(セブ島)エージェントと契約すべきか
そもそも留学エージェントを通して留学すべきかどうかは、善良な留学エージェントを見分けることが出来るかにかかっています。善良な留学エージェントを見分けるポイントは、大きく二つあります。①変な手数料がかからない②経営者を知ろう、です。①の変な手数料がかからないですが、例えば<超ブラック認定>のスマ留が代表的な例ですが、申し込み金やキャンセル料についてです。実は大手留学エージェントの留学ジャーナルなども、スマ留に似た申し込み金の規定があるので、大きい会社だから安心とは限りません。特にフィリピン(セブ島)留学を扱っている留学エージェントは規模が大きくても最大5名程度の体制で運営している企業がほとんどです。そのため、②の経営者を知ろうも大きなポイントになってきます。
善良なフィリピン留学エージェント(代理店)リスト
下記については、特に順位付けなどする必要なく、どこで契約しても満足いただけると留学エージェント(代理店)なのではないでしょうか。順位付けが非常に難しいので、システムが整い次第、ローテーション表示としたいと思います。
School With(2020年3月30日ブラック降格)
CEBU21 久保部長
オーナーは韓国人でEGやEnglish Fellaなどの英語学校も運営しています。留学エージェントの中では最大手クラスですが、悪い評判を聞いたことがありません。久保部長も第一印象はよくありませんが、慣れるといい人らしいです。
アナザーストーリー 早川代表
アナザーストーリーも悪いうわさを聞いたことがありません。名古屋がメインで東京にもオフィスを拡大しています。代表がいい人であれば、留学エージェント(代理店)は善良な会社であることが多いです。
セブイングリッシュ 小出代表
セブイングリッシュはスターゲート校を開始してからは、やや自校に送る傾向が出たものの、スターゲート校含め悪いうわさは聞いたことがありません。スターゲート校は閉校の噂がありますが、セブイングリッシュはWEB集客が強いので、安泰だと思われます。
CEBRIDGE(2020年3月30日ブラック降格)
以上です。情報が少ない留学エージェント(代理店)については、あえて掲載しておりません。現時点で<超ブラック>認定以外は、比較的評判が良いところが多いです。もしこの代理店はブラックだという情報がありましたら、コメント欄より教えてください。情報と証拠次第で、こちらに追加するように致します。
代理店契約をしていない英語学校もある
現在セブ島で代理店契約を全くせずに、独自に集客をしている英語学校はサウスピークのみです。サウスピークは返金規定も厳しく、今回の新型コロナウィルスの影響で、特にTwitterで炎上してしまっている会社の一つです。かなり多くの生徒さんを敵に回してしまっているようで、QQ English校と並んで当ブログのコメント欄から告発が続いている会社です。
<超ブラック認定>フィリピン留学エージェント(まとめ)
留学エージェント(代理店)のビジネスは、手数料も30%前後とそこまで収入が大きいわけでないので、小規模な会社が多いです。逆にスマ留のように大きな会社の場合は、何か裏があると考えて注意をしたほうがいいのかもしれません。スマ留本当にやばいです。この記事を書き終えようとしている今も手の震えが止まりません。皆さん気を付けましょう。
※2020年4月9日更新時点で、スマ留は新型コロナウィルスの関係で事前キャンセルは、全額返金対応している可能性が高まっています。よって<超ブラック1位>はSchool With(スクールウィズ)へ変更致しました。