オリエンタルラジオの中田敦彦(37)が、東京オリンピック(五輪)の中止を“予言”していた過去のテレビ番組での発言に“パクリ疑惑”が持ち上がっていることを受け、釈明した。
新型コロナウイルスの感染拡大により東京五輪の開催が危ぶまれる中、ネット上では2014年にテレビ東京系で放送された「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説スペシャル2014夏」で中田が五輪中止を予言していたと話題となった。
中田が同番組で披露したのは「幻の将軍・徳川家達」にまつわる都市伝説。名を残すチャンスがありながらことごとく不運に見舞われて歴史から消えたという家達の“怨念”と、東京五輪のメイン会場である新国立競技場とを結びつけながら、無事に開催されるのか……としていた。
この都市伝説はネット上で大きな話題となったが、怪談やオカルトの研究家で作家の吉田悠軌氏が19日、同番組放送の半年前に自身が執筆・公開していた記事の内容に酷似しているとし、「私のネタをパクってくるくせに、相手がオリジナルとなってしまう歴史修正の見本!あくまでオリジナルネタというのか、どういう見解か中田さんに聞いてみたいところです」とツイートした。
こうした騒ぎを受け、中田はユーチューブ動画で「都市伝説ってエンタメとして楽しんでほしい」と切り出し、自身が番組で披露した都市伝説について「僕の場合、関(暁夫)さんとかと違って、歴史の面白いネタにちょっと都市伝説風味をくっつけて、会議して『面白そう』っていうものをやっていた。なので、僕は非常に亜流ですよ。いわゆる都市伝説“ガチ勢”とは違う“歴史教育男”が出てたっていうだけで」と説明した。
当初は実体験をベースにした都市伝説を披露していたというが、それだけでは間に合わなくなり、スタッフからネタ提供などの協力を得て創作するようになったという。都市伝説の創作に関する裏話として、歴史上の人物などの「不遇」のエピソードを現代の「不吉」に結びつけるというセオリーを明かし、徳川家達のネタについても「テキトーなことを言ったわけですよ」とした。
吉田氏から“パクリ”だと指摘されたことについて「これはいわゆるパクリではなく、“ネタかぶり”なんですよ」と主張。「あくまでもネタ作りのセオリー通りなんで、誰かとネタがかぶるのは当たり前のことなんですよ。漫才師でもよくあるんですよ。似たボケ、ってあるんですよ。コンビニの設定で店員がおでんを出す場合のボケってある程度、限られてくるから、このコンビとコンビで似るっていうのはある。これはパクリではなくネタかぶりなんです」と説明した。
批判の声に対し、「だから、あんまり怒らないで。あんまり目くじら立てないで」と中田。「観る側には、楽しみ半分で観てほしいし、演る側には『これは俺の話だ』とかでもめるよりも、かぶったことを都市伝説にするぐらいの方が、都市伝説テラーとしては面白くなるかもね。『2人の人間が同時に言ってるんだとしたら、余計に信ぴょう性があるかも』とか、『その徳川家達の呪いに触れたからこそ、中田はテレビから干されたのかも』とかね。べつに干されてないですよ。でも『干された』って言う方が面白いでしょ」と私見を述べた。