はじめに
最近「テレワーク」「リモートワーク」という言葉が流行っているので、これから「テレワーク」「リモートワーク」を始める方々のために自宅で文書作成・開発環境を作るためにやったことのまとめを載せておきます。なお、この記事はWindows10を前提に書いています。
エディタ
当たり前ですがエディタがないと文書は作れません。以前、自分なりに無料で使えるエディタを使い比べたことがあるのでその際の記事をご覧ください。
Windows 10 上で様々な無料テキストエディタを使い比べてみた
単なるプレーンテキストでもエディタを使う価値は十分にあります。例えば複数のタブを開いたり、自動で括弧を閉じてくれたり、予測変換・入力を行ったり、(適切な拡張機能を入れることで)どこにスペースがあるかをハイライトさせることもできます。文書作成の効率が大きく上がるのでぜひお試しください。
エディタの他にもコンバーターも使うとさらに効率が上がると思います。コンバーターについてはこちらにまとめておきました。
GitHub Pages & GitHub Desktop ですぐにウェブサイトを作るためのメモ
Linux 環境の整備
最近はWindows上でもLinuxを使えるようになりました。私が知っている・すでに試したやり方は以下の方法です。気になったものをお試しください。
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Windows subsystem for Linux
を使う - Install CentOS on WSL- Windows 10 subsystem for Linux
- Windows Store 経由で Ubuntu を入手
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VMware
を使う (仮想的な環境構築) - Windows10環境にVagrant + VirtualBoxでUbuntu18.04 (デスクトップ) 環境を構築
ウェブブラウザ
Google Sites を使っているのでブラウザにも自分なりにこだわっています。
- Chrome, Firefox: それなりに早いし拡張機能も豊富にあるので気に入ってます。Google Sites の使用では Chrome が推奨されていますが、私が使っている限りでは Firefox などでも特に問題ありません。
- Opera: 早いのはいいのですが拡張機能が Chrome などと比べると少ない気がします。
- Microsoft Edge: 2020年に入って大幅アップデートされてからは早さが格段に上がった気がします。
ディスプレイ
ディスプレイが複数あれば画面が見やすくなって作業がはかどります。だからといって、ゲーミング用の高価な超大型ディスプレイを買う必要はありません。自宅で作業するだけなら2-3万円のディスプレイでも十分満足できます。最近は縦型ディスプレイ
が流行っているようです。
画面の大きさにはこだわらないけど手軽にマルチディスプレイを使いたいという方々には、手持ちの iPad をサブディスプレイにするアプリである Duet Display
をお勧めします。
有料のアプリですが、いったん料金を払ってしまえば同じ Apple ID を保持し続ける限り無料で使い続けることができます (買い換えた iPad にインストールし直すこともできる)。コンピュータと iPad をケーブルでつなぐだけですぐに iPad がサブディスプレイに代わります。
情報収集
自宅で作業するとなると、オフィスと違って「わからないことがあったら隣の人に聞く」というのはできません。自力で情報収集しなくてはなりません。
技術系で他に使えるサイトですと、Stack Exchange 系統や Quora などがあります。どちらも一言で言うと「知恵袋の強化版」です。
英語
自宅で作業するとなると、英語でわからないことがあっても自力で解決しなくてはいけません。
仕事で英語が必須の方(例えば外資で働いている、翻訳の仕事をしている等)は、電子辞書だけでなく紙の辞書(英和・和英)を買っておくと安心です。高価なものを買う必要はなく、古本屋でも十分いいものを変えます。
おすすめのオンライン辞書・翻訳サイト
英語辞書だと Weblio が定評あります。翻訳サイトと言えば昔は Google 翻訳しかなかったのですが最近は DeepL というのがあるようです。
他に買ったもの
- マイク付きヘッドフォン(テレビ会議に必須です)
- Wifi中継器(自宅のWifiがどこにいてもつながりやすくなります)