《殺戮の羅刹デス・クルーザー》というカードがあります。
5弾のSRでイラストがとてもかっこよく、1度は使ってみたいと思った方もいるんじゃないかなと思います。
しかしながらテキストを読んでみると自分の他のクリーチャー全てを犠牲にしてしまうデメリット・クリーチャーでした。
今回はそんな《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を主人公とし、最大限にこのカードを活かした「デス・クルーザータワー」の紹介です!
関連記事:【ルール紹介】「タワーデュエル」の解説
目次
■デッキレシピ
■タワーデュエルって?
■デッキについて
■カード解説
■最後に
■デッキレシピ 計150枚
『【タワーデュエル】デス・クルーザータワー』 |
1 x 《 予言者マリエル》 |
1 x 《 守護聖天タテブエ・ヤッホー》 |
1 x 《 未来の玉 ダンテ》 |
1 x 《 光器 パーフェクト・マリア》 |
1 x 《 天光の精霊ミハイル》 |
10 x 《 クローン・ライトニング》 |
6 x 《 コマンダー・ラッキーロトファイブ》 |
4 x 《 終末の時計 ザ・クロック》 |
3 x 《 コーライル》 |
1 x 《 暴走機械オーバースキル》 |
15 x 《 斬隠オロチ》 |
1 x 《 サイバー・N・ワールド》 |
1 x 《 ガイアクラッシュ・クロウラー》 |
1 x 《 蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》 |
1 x 《 エンペラー・キリコ》 |
1 x 《 キング・アトランティス》 |
2 x 《 ブレイン・ストーム》 |
15 x 《 転生プログラム》 |
1 x 《 フューチャー・カプセル》 |
2 x 《 コラプス・ウェーブ》 |
1 x 《 天斬の悪魔龍 ジュランデス》 |
2 x 《 悪臭怪人ゴキーン》 |
1 x 《 ギガンデュラ》 |
1 x 《 封魔フォラス》 |
1 x 《 闇侯爵ハウクス》 |
4 x 《 傲慢の悪魔龍 スペルビア》 |
1 x 《 S級不死 デッドゲリラ》 |
15 x 《 殺戮の羅刹デス・クルーザー》 |
1 x 《 死神明王バロム・モナーク》 |
2 x 《 破壊王エメラルド・バベル》 |
1 x 《 究極生命体 Z》 |
1 x 《 ギガルゴン》 |
1 x 《 バックベアード》 |
1 x 《 禍々しき取引 パルサー》 |
1 x 《 頼むぜ!カツドン》 |
1 x 《 火之鳥ペリュトン》 |
1 x 《 超速リベンジ・ドラゴン》 |
1 x 《 キラ・ゼクス・ドラグーン》 |
1 x 《 新世界 シューマッハ》 |
1 x 《 超竜バジュラ・セカンド》 |
1 x 《 オメガ・クライシス・ドラグーン》 |
1 x 《 炎晶バクレツ弾》 |
1 x 《 オニフスベダケ》 |
1 x 《 獣王の手甲》 |
1 x 《 緑神龍ガミラタール》 |
1 x 《 緑神龍クスダルフ》 |
1 x 《 雪精 チャケ》 |
1 x 《 天動の化身》 |
1 x 《 大宇宙ジオ・リバース》 |
1 x 《 界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》 |
4 x 《 父なる大地》 |
1 x 《 深緑の魔方陣》 |
1 x 《 グローバル・ナビゲーション》 |
1 x 《 メガ・キリキリ・ドラゴン》 |
1 x 《 護龍目 レヴィータ》 |
1 x 《 陽炎の守護者ブルー・メルキス》 |
1 x 《 覚醒のタンザナイト》 |
1 x 《 疾封怒闘 キューブリック》 |
1 x 《 未知なる弾丸 リュウセイ》 |
1 x 《 導師の精霊龍 マホズン》 |
4 x 《 閃光のメテオライト・リュウセイ》 |
1 x 《 偽りの王 ハチャトゥリアン》 |
1 x 《 血風聖霊ザーディア》 |
1 x 《 大河聖霊エル・ドラード》 |
1 x 《 悪魔神王バルカディアス》 |
1 x 《 偽りの王 モーツァルト》 |
1 x 《 世紀末ヘヴィ・デス・メタル》 |
1 x 《 天使と悪魔の墳墓》 |
1 x 《 リアルとデスの大逆転》 |
2 x 《 偶発と弾幕の要塞》 |
2 x 《 復活と激突の呪印》 |
1 x 《 チョモランマッチョ》 |
2 x 《 新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》 |
■タワーデュエルって?
タワーデュエルとは、山札、マナゾーン、墓地を各プレイヤーで共有して1つの大きなゾーンで対戦する多人数変種ルールです。
それぞれのゾーンを共有することで通常環境では起こらないような珍現象が多発します。
■デッキについて
《斬隠オロチ》《転生プログラム》《コマンダー・ラッキーロトファイブ》などクリーチャーを押し付ける効果を複数投入し、相手のバトルゾーンにデメリット・クリーチャーを押しつけて自分を有利なポジションに運びつつ勝利を目指すというのがコンセプト。
《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を始め多くのデメリット・クリーチャーはどれも高パワー高打点という共通点があります。押し付けるのは自由ですが計画的に。
あえてブロッカーを少な目にし、防御面での《斬隠オロチ》の価値を上げることで最終的にどうなるかが分からないのがこのタワーでの白熱するポイントです。
例えば相手のクリーチャーの攻撃に合わせて相手のクリーチャーに《斬隠オロチ》の効果を使ったとしましょう。《殺戮の羅刹デス・クルーザー》が出たら他のクリーチャーを破壊することが出来ますが、《閃光のメテオライト・リュウセイ》が出てしまうとこちらのクリーチャーがタップされてしまう上相手クリーチャー全員SAになってかえって危険な状況が生まれてしまいます。
逆に自分のクリーチャーに《斬隠オロチ》の効果を使ってみたらどうでしょうか。《殺戮の羅刹デス・クルーザー》が出たら一方的に損してしまうかもしれませんが、《閃光のメテオライト・リュウセイ》が出たら他の攻撃出来るクリーチャーをタップすることが出来ます。
つまり、どちらに《斬隠オロチ》を使えば結果的に良い結果になるか、もちろんその時点での公開領域から確立を計算することも出来ますがこの2種以外のカードも絡んでくる分大体「運」に寄って決するのです。
これまでにも最終局面でいろんなフィニッシュの方法、珍生存を見てきましたが、製作者である自分自身でも本当に何が起こるか分かりません(笑)
■カード解説
《殺戮の羅刹デス・クルーザー》
このデッキの主人公。
自分の場ががら空きの時に出せば優秀なアタッカーとなり、相手のバトルゾーンに押し付けることにより除去を行えます。
自分のバトルゾーンに他のデメリット・クリーチャーを押し付けられた際に出して破壊するという役割もあります。
初期シールドが5枚のゲームゆえにT・ブレイカーはとても重いものですので、押し付ける際は反撃にご注意を。
《コマンダー・ラッキーロトファイブ》
《斬隠オロチ》
《転生プログラム》
共有されている山札からクリーチャーを呼び寄せる・押し付けるカード群です。後述する山札上を操作したり固定したりするカードと合わせることで計画的な展開が可能です。
上記した通り、このデッキではあえてブロッカーを少な目にしているので非常に攻撃が通りやすいです。そのため防御手段は大体各種シールドトリガーや《斬隠オロチ》となるため、これらのカードを如何に抱え込むことが出来るか、そしてプレイ出来るかが重要になってきます。
《コーライル》
《ブレイン・ストーム》
《フューチャー・カプセル》
《コラプス・ウェーブ》
《悪臭怪人ゴキーン》
《獣王の手甲》
《メガ・キリキリ・ドラゴン》
山札上を操作・固定するカード群です。
上記した《転生プログラム》等と合わせることでクリーチャーを押し付けたり、相手のバトルゾーンから持って来たり、リアニメイトしたりと様々な役割を持ちます。
このような目的がなくても適当にプレイして次のプレイヤーのドローを弱くしたりも出来ます。
《破壊王エメラルド・バベル》
《リアルとデスの大逆転》
相手のバトルゾーンのクリーチャーを破壊し、墓地からクリーチャーを出させる効果の2種。
墓地のデメリット・クリーチャーを相手の場に復活させたり、場のクリーチャーの効果をもう1度使わせたりします。
《父なる大地》
こちらは相手のバトルゾーンのクリーチャーをマナに送り、マナからクリーチャーを出させるカードです。
上の墓地から出させる2種と同じ運用方法に加え、こちらはマナを操作するので少ない色を抜いて次以降のプレイヤーへの妨害も可能です。
余談ですが、DMR-18からテキストが変更されたため従来と処理が変わっているので採用する場合はこちらのバージョンを使用することをオススメします。
《グローバル・ナビゲーション》
《偽りの王 ハチャトゥリアン》
タワーデュエルならではの面白い挙動をする2枚。マナゾーンと墓地が共有、ということは…?
《グローバル・ナビゲーション》は相手のクリーチャーをマナゾーンに送ってからマナ回収、《偽りの王 ハチャトゥリアン》は相手のクリーチャーを破壊してから同じコストを参照して墓地かマナから出すという効果です。
つまり相手のバトルゾーンに欲しいクリーチャーがいたら自分の手札及びバトルゾーンに持ってくることが可能なのです。
《キング・アトランティス》
《バック・ベアード》
《オメガ・クライシス・ドラグーン》
《悪魔神王バルカディアス》
《偽りの王 モーツァルト》
《天使と悪魔の墳墓》
《偶発と弾幕の要塞》
全体除去系のカードです。
多人数戦では各プレイヤーに影響を与えるカードがとても強く、このような全体除去がその典型です。
《天使と悪魔の墳墓》はランデスにもなるため最終局面では《斬隠オロチ》の妨害にもなるため強力です。
《サイバー・N・ワールド》
《天斬の悪魔龍 ジュランデス》
山札回復要員。
このルールではライブラリアウトがないので山札がなくなることに危機感を覚える必要はありませんが、墓地にいると厄介な効果を持つカードは多数いるのでそれらを流すことが可能です。
《天斬の悪魔龍 ジュランデス》は1マナながらデーモン・コマンドなので最軽量の《悪魔神王バルカディアス》の進化元としても有用です。
《オニフスベダケ》
《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》
それぞれ条件を満たさずにバトルゾーンに出ると退場するカードです。
クリーチャーを押し付け合うゲームですのでそのハズレ枠となり、条件を満たしてバトルゾーンに残るととても優秀なアタッカーとなります。
《S級不死 デッドゲリラ》
《究極生命体 Z》
《超速リベンジ・ドラゴン》
墓地で効果が発動するカードです。
墓地が共有ゆえに条件さえ満たせれば誰でも効果を使えるため、墓地に見えた時点で貴重な情報となり奪い合いが発生します。
《S級不死 デッドゲリラ》は攻撃しながら《傲慢の悪魔龍 スペルビア》によるロック空間を解除することが可能かつ、クリーチャーが並んでいるところに突っ込みながら攻撃を強制させることでゲーム速度を速めることが出来ます。
《超速リベンジ・ドラゴン》はダイレクトアタックなど重要な攻撃シーンで墓地から山札上に置くことで1度だけ《斬隠オロチ》の効果を実質的に無力化出来るので最終局面での使用率が高く、墓地に見えていたら気を付けるべきカードの1つです。
《死神明王バロム・モナーク》
《復活と激突の呪印》
ゲームバランス的な意味で自分のバトルゾーンへのリアニメイトをとても重く見ているので《インフェルノ・ゲート》などではなくこれらを採用しています。
《死神明王バロム・モナーク》は《傲慢の悪魔龍 スペルビア》に進化することが可能な上、バトルに勝つと進化クリーチャーまでリアニメイトすることが出来るのでとても強力です。なので墓地の状況によっては相手に《斬隠オロチ》を切らせるかの選択を強要することが出来ます。
《光器 パーフェクト・マリア》
《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》
一定の条件下で無敵になるカードです。
あくまでも一定の条件下でしか無敵にならないのでそれぞれデッキ内に弱点があり、《光器 パーフェクト・マリア》は《閃光のメテオライト・リュウセイ》などでタップして攻撃するなど、《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》は《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を押し付けることにより除去が可能です。
《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》は無敵状態でなくともターン終了時にアンタップする効果があるので非常に攻撃し得なクリーチャーであり、マークされるクリーチャーの1つです。
《火之鳥ペリュトン》
《大宇宙ジオ・リバース》
一種のギャンブルカードですが、雑にプレイしてこそ楽しいカードでもあります。
背負ってくるクリーチャーによってヘイトが大きく前後し、相手からの扱われ方に差が出ます。
《予言者マリエル》
攻撃制限カード。
意外とパワーが高いクリーチャーが多く、たまにこのカードが一人歩きするのを見かけます。
《守護聖天タテブエ・ヤッホー》
貴重なシールドを増やせるカードの1つであり進化元を選ばない優秀なアタッカー。
《終末の時計ザ・クロック》との有名なコンボは言わずもがな、《傲慢の悪魔龍 スペルビア》やタイミング的にいらないと感じた《予言者マリエル》などを退かすなどの役割があります。
《未来の玉 ダンテ》
マナゾーンか墓地から呪文を回収出来ます。タワーデュエルにおけるマナ回収はランデスと同義なため非常に強力です。
このカードの面白いポイントとして破壊される時に強制的に山札上に置かれるため、いろんな人の手元へ渡っていきます。
《天光の精霊ミハイル》
このカード以外のクリーチャーに破壊耐性をつけます。
相手のバトルゾーンにこのカードを押し付けることで《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を出しまくれたり、《転生プログラム》を自分のクリーチャーに使ってバトルゾーンを増やしたりすることが出来るようになります。
相手のバトルゾーンにある《傲慢の悪魔龍 スペルビア》に耐性をつけてあげることでシールドが0になってもある程度の延命が出来たりします。
《クローン・ライトニング》
手軽に使うことの出来るシールド・トリガー持ちタップ呪文です。
《転生プログラム》などでどんどん墓地に溜まっていくので、気付いたら普通のスパーク呪文となんら変わらない性能を持っていたりします。
《終末の時計 ザ・クロック》
シールドからはもちろん、見えている枚数次第では《斬隠オロチ》やトリガーした《転生プログラム》からも狙っていくことが可能です。
ちょっとしたあるあるですが、そんなにマナを使ってないのに突然このカードが出て1ターン損することもあり、扱いが難しいカードです。
《暴走機械オーバースキル》
このデッキの唯一のドローソース。ドローソースを制限することで、ハンドキープの重要性を上げる目的があります。そしてこのカードは使用者本人だけでなく全プレイヤーへの恩恵が生まれる可能性があること、選ばれないテキストを持っているので最終局面で《斬隠オロチ》をすり抜けるフィニッシャーとなるので採用しています。
《ガイアクラッシュ・クロウラー》
マナ拘束要員です。
突然現れると思いの外呪文をタップしていて被害が尋常じゃなくなっていたりします。あえて呪文をタップすることで次以降のプレイヤーへの妨害も可能です。
同じ効果を持つクリーチャーとして《害悪のカルマ スタバック》がいますが、《コマンダー・ラッキーロトファイブ》や《オニフスベダケ》などで相打ちが取れるパワーラインを意識してこちらの採用となっています。
《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》
数少ないシールドを増やすカードでありつつ、時には手札破壊要員でありつつ、時にはフィニッシャーにもなりうるすごいカードです。
単純に手札の数だけシールドを増やせますが、逆を返せば手札の数だけシールドが減らされるのです。ピンチの時に出してシールドを回復したと思いきや、すぐ《破壊王エメラルド・バベル》で出し直されてシールドの数が元に戻るなどとてもよくあることです。油断は禁物。
マナ回収や墓地回収などの過程を見て《斬隠オロチ》などのキーカードを大量に抱えているであろうプレイヤーに対して押し付けることでそれらをハンデスすることも可能です。
《エンペラー・キリコ》
ただのお遊びカードです。
大量に投入されている《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を回避することが出来れば最早上々と言えるでしょう(笑)
《ギガンデュラ》
相手プレイヤー1人を選択しその手札を見てマナゾーンのカードと1枚ずつ入れ替えるというカードです。
《斬隠オロチ》を手札から抜いて攻撃を通しやすくしたり、マナゾーンにある強力なカードを手札に押し付けてヘイトを上げるなどの役割があります。
《封魔フォラス》
これまたタワーデュエルでは面白い挙動をするカードです。
まずこのカードを出したプレイヤーは他に出したクリーチャーが破壊されるデメリット効果を持っています。
肝である効果はその下であり、「自分のマナゾーンにカードを置いた時、そのカードを墓地に置く。」という効果です。このゲームはマナゾーンを共有しているため、相手のターン中であろうとマナゾーンは自分のものでもあります。つまりこのカードが出た時点からマナが増えなくなります。
《闇侯爵ハウクス》
破壊された時に各プレイヤーへオールハンデスを放ちます。
《殺戮の羅刹デス・クルーザー》や《転生プログラム》が蔓延しているゲームで破壊されずに生き残ることは珍しいので、自分の手札が大事で破壊以外の処理が可能ならすぐ行動に移すことをオススメします。
もちろんあえて破壊して全プレイヤーとトップ勝負に持ち込むのも良いでしょう。
《傲慢の悪魔龍 スペルビア》
相手は負けなくなり、自分は勝てなくなる。最高のデメリット・クリーチャーと言えるでしょう。どんどん押し付けていきましょう。
しかしこのカードはパワー15000のT・ブレイカーを持っており主人公である《殺戮の羅刹デス・クルーザー》よりもパワーが高く、いざ歩き出すと仕方なく処理せざるを得なくなったりします。なので自分から出して積極的に攻撃していくことも多々あります。
なるべく進化クリーチャーがこのカードを進化元に出来るように設定しており、《殺戮の羅刹デス・クルーザー》を出して自分からでも流すことが出来るため、自分が勝てなくなる拘束から抜け出すことは容易です。
《ギガルゴン》
唯一の単純な墓地回収。
リアニメイトなどと同様なるべく強すぎないように設定しているので他に墓地回収の効果は入れておらず、押し付け合いの中での当たり枠です。
《大宇宙ジオ・リバース》に進化させることで破壊時にこのカードが出てくるので破壊された《大宇宙ジオ・リバース》を回収…というループが発生します。
《禍々しき取引 パルサー》
《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》の項にも書いた通り、手札の質が良いと判断出来るプレイヤーに押し付けて手札破壊としての運用、また自分の手札入れ替えに使ったりします。
シールド・トリガー持ちではありますが任意効果の《トツゲキ戦車 バクゲットー》ではなく、強制効果であるこちらの採用となっています。
《頼むぜ!カツドン》
《予言者マリエル》の下でも動けるスピード・アタッカー。
中盤以降墓地が増え始めるとパワーが上がりW・ブレイカーを得ることの他、殴り返し要員として優秀です。
破壊時に「もう1杯!!」ということで山札上に置く効果がありますが、こちらは置き換え効果ではないので例えば《転生プログラム》の対象に取った時、何かが出てから山札上に置くかを選ぶことが出来ます(転生プログラムを実質的に無力化することは出来ない)。
《キラ・ゼクス・ドラグーン》
自分のバトルゾーンに《竜音のキラ》がなければマナゾーンから2枚墓地に置かなければならないというデメリット効果を見ての採用です。当然《竜音のキラ》は入っていませんし、スピード・アタッカーになることもありません。
このクリーチャーを出すことで単純に除去札を切らせることやランデスの被害を抑えるために他プレイヤーにマナを置かせることを強要することが出来ます。
《新世界 シューマッハ》
大きくなった《禍々しき取引 パルサー》としての運用が主になります。
《天斬の悪魔龍 ジュランデス》と合わせることで序盤からワールドブレイカーを構えたりすることが可能です。
《超竜バジュラ・セカンド》
マナ破壊+5000ラインの除去をこなします。
《キラ・ゼクス・ドラグーン》のように処理する猶予があるような2ランデスとは違い、能動的に発動出来る2ランデスである《超竜バジュラ》は強力と判断し、バトルゾーンにも干渉出来るこちらの採用となっています。
《炎晶バクレツ弾》
5000ラインの除去+マナ回収。
このルールではマナを共有しているので次以降のプレイヤーへの妨害にもなります。単純なマナ回収ほど強く、本来マナ回収として使われる《黙示賢者ソルハバキ》などよりも強いです。
《緑神龍ガミラタール》
相手プレイヤー1人を選択しクリーチャーを出させる選択を強いるカードです。
4マナ6000W・ブレイカーということで選択したプレイヤーが出してくるクリーチャーによっては序盤からゲームスピードが加速することでしょう。
《緑神龍クスダルフ》
《傲慢の悪魔龍 スペルビア》に続く最高クラスのデメリット・クリーチャーです。
このカードを出されたプレイヤーは、直前のプレイヤーが支払ったマナがアンタップせずにターンを迎えることになります。
出されたとしてもパワーアタッカー込み11000のW・ブレイカーで積極的に攻撃し除去を強制しましょう。
《雪精 チャケ》
シールド・セイバー+離れた時にクリーチャーを1体マナ送りというカードです。
シールドがない時でも《斬隠オロチ》のニンジャ・ストライクで場から離すことで効果が使えます。
シールド・セイバーは置き換え効果ですので《天光の精霊ミハイル》とのコンボは出来ません。
《天動の化身》
マナ回収にも、手札破壊にも、フィニッシャーにもなるカードです。
単純に手札とマナを入れ替えることはもちろん、手札が強いことが分かっているプレイヤーに押し付けて強いカードをマナに送り込む、また十分なバトルゾーンを作って手札を減らしてから出すことによってマナが急激に少なくなるので《斬隠オロチ》を腐らせるフィニッシャーとなります。
《斬隠オロチ》や《転生プログラム》によるクリーチャーの出入りが激しいのでいろいろなクリーチャーが飛び出しますが、このカードに関しては突然現れた時絶叫が起こる率ナンバー1です。
《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》
全員でマナを共有し各プレイヤーがいろいろなカードをプレイしようとするので、スーパーストライクバックの条件を満たしやすいです。
このカードを回収したプレイヤーへ攻撃する時は《炎晶バクレツ弾》などのマナ回収で文明を1つ無くすなどの方法で出させないことが可能です。
《深緑の魔方陣》
マナから1枚自分のシールドに送るという、マナ破壊+シールド追加をこなす優秀なカード。
誰かがマナゾーンに置いたシールド・トリガーをいただいたり、色を抜いていくのも有効でしょう。
《護龍目 レヴィータ》
バトルゾーンに出た時マナゾーンからコスト3以下のクリーチャーをバトルゾーンに出せるカードです。
《コマンダー・ラッキーロトファイブ》を出してバトルゾーンにクリーチャーを増やしていったり、相手ターン中に《斬隠オロチ》から出てきたら《終末の時計 ザ・クロック》でそのままターンを飛ばすなどの運用が可能です。
《陽炎の守護者ブルー・メルキス》
このクリーチャーがブレイクしたシールド・トリガーをこちらが使うことが出来るカードです。
6マナ8500W・ブレイカーと低コストながら高打点を持ち《復活と激突の呪印》から出すことも出来ます。
防御手段の1つでもある各種呪文シールド・トリガーである《転生プログラム》、《クローン・ライトニング》、《父なる大地》を貫通することが出来るのでフィニッシャーとして優秀です。
《覚醒のタンザナイト》
タップ・トリガーでカード名を指定し、そのカード名のクリーチャーを墓地からすべて回収することが出来る癖の強いカードです。
《閃光のメテオライト・リュウセイ》と合わせることですぐ効果を使うことが出来ます。ゲーム中盤以降、墓地が増えてくるにつれて強力な効果となります。
《疾封怒闘 キューブリック》
マナゾーンに火文明が3枚以上あるとスピード・アタッカーを得、どこからでも墓地に落ちた時にマナゾーンに水文明が3枚以上あるとバトルゾーンのクリーチャーを手札に戻すカードです。
他のプレイヤーのマナの置き方にも依存し、条件さえ満たせばW・ブレイカーを持っているので優秀なアタッカーにもなり、《禍々しき取引 パルサー》などを押し付けられたとしても手札に持っていればバウンス効果である程度の抵抗が出来ます。
《未知なる弾丸 リュウセイ》
バトルゾーンに出た時、マナゾーンのカードを6枚になるように選び他を墓地に置くカードです。
《斬隠オロチ》のニンジャ・ストライクが7なので最終局面で無力化するために使うのが主になります。
単純にマナが増えることで他のプレイヤーが出来ることが広がるのでその防止として普通に出してマナが増えるのを牽制したりします。
「相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。」という効果ですが、このカードがバトルゾーンに出ていないプレイヤーのターンにマナゾーンに置くカードはタップして置かれますが、このカードがバトルゾーンに出ているプレイヤーのターンは「自分のマナゾーン」として扱うのでマナゾーンに置くカードはアンタップして置かれます。
《導師の精霊龍 マホズン》
攻撃時とブロック時に1枚ドローして手札から呪文を唱えることが出来るカードです。
ブロックする時の効果を処理してからバトルが発生するので、ブロック時に《転生プログラム》などを発動し攻撃してきたクリーチャーを対象に取るとバトルが発生しないので結果的にこのクリーチャーがタップされてバトルゾーンに残ります。
《閃光のメテオライト・リュウセイ》
バトルゾーンに出た時にプレイヤー1人のクリーチャーをすべてタップし、自分のクリーチャーをすべてスピード・アタッカーにするカードです。
攻撃面ではもちろん、防御面でも《斬隠オロチ》から出てくると攻撃してきたプレイヤーのクリーチャーをすべてタップ出来るので公開領域に見えている枚数が少ない場合積極的に狙っていくことがあります。
《光器 パーフェクト・マリア》を正確に処理しに行けるカードでもあります。
《血風精霊ザーディア》
5500ラインになるようにクリーチャーを除去し、シールドを追加出来るカードです。
メルト・ウォリアーはいませんが、エンジェル・コマンドは少数いるのでシンパシーによってコストを軽減出来ることもあります。
《大河聖霊エル・ドラード》
相手クリーチャーに攻撃を強制し、ゲームを動かします。
自分への攻撃は《クローン・ライトニング》で後続を止めたり、《終末の時計 ザ・クロック》でターンを飛ばしたりすることが可能です。
《殺戮の羅刹デス・クルーザー》をも粉砕するパワー15000とT・ブレイカーを持っているのでアタッカーとしても申し分ない性能を持っています。
《チョモランマッチョ》
このカードを出したプレイヤーは呪文が唱えられなくなるというデメリット効果を持ったカードです。
《転生プログラム》などを無力化して攻撃しに行っても《斬隠オロチ》などで耐えられてしまうと自分のクリーチャーのパワーを+10000し2打点を追加する反撃性能を持っているので注意。
何よりこのカード自体がパワー18000、Q・ブレイカーと凄まじい打点を持っていることを忘れてはなりません。
■最後に
長くなりましたがいかがだったでしょうか?
通常環境や各種変種ルールとはまた違った世界観を味わうことが出来る上、毎試合起こる珍現象に盛り上がること間違いないでしょう。
タワーデュエルはデッキを1つ用意すれば複数人と遊べるので、興味を持たれた方は組んでみてはいかがでしょうか?