ノーラス縦断スーパーマラソン大会
結果レポート
ついに始まったノーラス縦断スーパーマラソン大会。
ノーラス各地から歴戦の勇者達が、ノームの姿となって集まった!
ノーラスには、ひとつの伝説がある。
大量のノームが集まると・・・。
これ。
とにもかくにも大会はスタート!
一斉に走り始めたノーム達。
いきなりD’sがLDによって出遅れるというハプニングがありながらも、順調にSFM、Lfay、Gfayと走り抜けていった。
街道のオーガに追われ、断末魔の叫びが響き渡るBBM。
しかしその追撃を振り切ったノーム達は、テレポーターのいる港まで走り抜け、ついに先頭集団はアントニカ大陸に舞台を移したのであった。
この妖精大陸の争いでも、すでに先頭集団と後続との間は、かなりの開きが出た。
複雑なフリーポートの市街を走り抜けた時には、すでに前回優勝者であるたにゃお選手も出遅れ気味。
先頭集団は東コモン、西コモンと爆走を続け、熊やオークに追いかけられながらも、一路最大の山場であるラニーアイまでひた走るのであった。
さすがにリバーベイルのソウルバインダーは大忙し。
次々とバインドしにくるノームと、死んで復活するノーム達が入り乱れ、ラニー越えのチャレンジを繰り返している。
ラニーではゾーン前でも死屍累々。
ゾーン後でも死屍累々。
しかしここで予想外の展開がラニーを直撃した。
なんと謎のラニーアイ掃除人が現れ、次々と恐るべきゴブリン達を屠っていたのである。
この掃除とRePOPのタイミングが大きく明暗を分けた。
そう、選手には二種類しかいなかったのである。
ちょうど掃除直後に突入し走り抜けられる者と、入るたびにRePOPしていて瞬殺される者の二種類しか。
しかし先頭集団でも、順風満帆とはいかない。
東カラナの橋上にはライオンが陣取り、これまで快走を見せていた小龍包選手が憤死。
それをかわしてトップに立ったJijimaru選手も、いつのまにかその姿を消した。
後続も橋を続々と通過していき、勝負はブラックバロウへ。
第2回にて新設された新たな勝負所である。
先頭集団はケイノスヒルへ。
このブラックバロウ前での選択肢はふたつ。
南ケイノスでバインドするか、バインドなしにBBへと突撃を敢行するかだ。
先頭3選手のうち、それまでトップだった蝦夷シカ選手は、当然のように南ケイノスへと進路を向けた。
ブラックバロウにバインドも無しで突撃するなど、あまりにも無謀な行為だからである。
しかの残る2選手。たにゃおとフラックズは、その無謀を行った。
犬たちがひしめくBBを、迷うことなく走り抜け、犬の爪も牙もかわしきったのであった。
この後の面々が、次々とトレインに巻き込まれ、
次々と倒れていった、このブラックバロウを。
勝負は最終コーナー。
ハラス前の巨大池。
多くの初心者達の命を奪ってきたこの水面が、前回優勝者のたにゃおの二連覇を阻止することになるとは、誰が思ったであろう。
最後までデッドヒートを重ねたフラックズとたにゃおの両選手は、ほぼ同時にこのハラスへと突入。
しかしこの池を泳ぎ切る時、フラックズがたにゃおを引き離した。
誕生直後、ギルドマスターに習ったスキルは水泳だった。
たにゃおは、包帯を習っていた。
それがこのノーラスを駆け抜けて演じられたデッドヒートを、最後の最後で制した要因だったのであった。
こうして雌雄は決した。
前回大会を上回る驚異的なスピードでのノーラス制覇であった。
参加36選手中、完走は23名。
優勝の栄冠を勝ち取ったフラックズは、その姿をカエルに変え、喜びを全身で表していた。
そしてまた激戦を終えた選手達の顔にも、何事かを達成した満足感が広がっていたのであった。
なお最下位は、だぐらす選手。伝説となるリバーベイルでのOLS。
ギルドNPからの最下位二連覇となったことを、最後に付記しておく。
~最終成績~
01.フラックズ
02.たにゃお
03.蝦夷シカ
04.プランチ
05.ナシメ
06.ペリッコ
07.みこりん
08.フラクタル
09.ゑ盗
10.ランス爺
11.ぐりじい
12.ぐるみ
13.きちえもん
14.ツロクマ
15.くっき
16.jijimaru
17.ウルスラ
18.快足小龍包
19.レイゲソ
20.ブリット
21.Dreadthree
22.ンフー
23.Dreadfour
リタイヤ
トリヌ (エバーフロスト峰)
ふくさん (北ケイノス)
ワラビン (北ケイノス)
にゃんさち (西カラナ平原)
偽メルシー (北カラナ平原)
イチpp (キング・ゾーブの峡谷)
乾杯 (ラニーアイの開放区)
Yondan (ラニーアイの開放区)
ほっと爺 (ラニーアイの開放区)
Dreadone (リバーベイル)
Dreadtow (リバーベイル)
Dreadfive (スチームフォント山脈)
最下位
だぐらす (リバーベイルOLS)