特徴 | 栽培難易度 |
代表的な種 |
メモ |
1.北半球産 |
| 1.1 冬芽を作るもの
| 大半が易 |
rotundifolia, intermedia, filiformis |
| 耐寒性あり、種類によっては暑がるものも。 |
| 1.2 spatulataの仲間 (Nz,Aus産含む)
| 大半が易 |
spatulata, tokaiensis |
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1.1類よりやや耐寒性劣るも無加温で越冬できる。
ドロセラ栽培の基本となるもの。種子で株を更新することが大切。
南半球産の多くは暑さを嫌い、寿命の短い難物。
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| 1.3 これらの交配種
| 易 |
hybrida, nagamoto |
| 1.1類とほとんど同じ栽培法。無性繁殖が主体。 |
2.南アフリカ産 芋
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| | 中級やや難 |
cistiflora, trinervia |
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地下部に太い塊根をつくり、夏に休眠する。
冬成長期の日照と休眠期の水遣りが重要。花美しい。
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3.南アフリカ産常緑性種 |
| 3.1 ロゼット型種 | 大半が易-中級 |
dielsiana, aliciae |
| 一般に形態の似る1.2類と同じ。耐寒性、耐暑性の劣るものもある。 |
| 3.2 capensis類 | 易 |
capensis, nidiformis |
| 1.2類とほとんど同じ栽培法。大変丈夫、株の寿命も長い。 |
| 3.3 madag類
| 中級-やや難 |
madagascariensis |
| 細い茎で立ちあがる。高温多湿、日照を好む。 |
| 3.4 regia
| 中級 |
regia |
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特徴のある長い葉を出す。随時休眠する。日照を好む。
過湿を嫌う。
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4.南アフリカ産木になる
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| | 難 |
hilaris, glabripes |
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硬い茎を持ち、立ち上がる。乾燥した土地に深い根を張る。
用土の過湿を避け、風通しと日照を良くする。暑さを嫌う難物。
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5.南米産 (sessilifolia,uniflora, intermedia除く) |
| 5.1 capillaris類 | 易-中級 |
capillaris, brevifolia |
| 形態の似る1.2類とほぼ同じ。暑がるものもある。 |
| 5.2 montana類 | 難 |
montana |
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日照、空中湿度、風通しを十分にする。用土の過湿を避ける。
環境の変化、植え替えに弱く、花が咲くと枯れやすい難物。
夏越しが最大の課題、15-25度が生育適温。
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| 5.3 大型種 | 難 |
villosa, graminifolia |
| 5.2類に準ずる。株の寿命はmontanaより長い。 |
6.球根種 |
| 6.1 ロゼット種 | 中級 |
bulbosa, whittakeri |
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日本では冬成長し、夏休眠させる生育サイクルを守らせる。
耐寒性はかなりあり、無加温フレームでも生育する。
生育期日照を与え、休眠期渇き気味に管理する。株の寿命は大変長い。
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| 6.2 茎立ち種 | 中級 |
peltata, gigantea |
| 6.1に同じ。 |
7.ピグミー種 |
| 7.1 平たいムカゴ | 易-中級 |
nitidula, pygmaea |
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乾季(冬)に冬芽を作り、同時にムカゴを作って増殖する。
渇き気味の土壌を好むが過湿にもかなり耐える。
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| 7.2 丸いムカゴ | 中級-やや難 |
scorpioides |
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7.1類に類似するがより過湿と夏の暑さに弱い。
古株になると茎立ちするものが多い。
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8.熱帯種 |
| | 中級-難 |
petiolaris |
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最も高温を必要とする。多くは多湿を好む。
耐寒性全くなし、低温時には休眠する。
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9.南半球産 |
| 9.1 binata類 | 易 |
binata |
| 1.1と栽培特性は同じ。太い根を持ち無性繁殖容易。 |
| 9.2 arcturi類 | 難 |
arcturi |
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1.1に準じて栽培するが高山性であるため、暑さへの順応性は乏しい。耐寒性は十分。
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| 9.3 adelae類
| 易-難まで様々 |
adelae, indica |
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日照、土壌湿度など各種別々の特徴を踏まえて栽培。
共通する特徴としては高空中湿度を要求する点。
1年性のindicaを除いては無性繁殖が容易。
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| 9.4 burmannii類
| 中級-やや難 |
burmannii, glanduligela |
| 1年性、日照を好む。植え替えを嫌う。耐寒性はなし。 |
| 9.5 その他 | 易-難まで様々 |
hamiltonii, neocaledonicaなど |
| 概ね3類と同じ栽培法だが、種によって癖がある。 |