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Drosera rotundifolia L.


N: +[Drosera rotundifolia {L.}]
P: Sp.Pl.1.ed.:281 (1753)
T: Europe (LINN)
L: N Hemisphere
XN: 20 {Rosenberg}
XNP: Ber.Dt.Bot.Ges.21:110 (1903)
image: drosera/sundew: Single rosette in habitat, Green Swamp, SE NC, USA
image: drosera/drotund: closeup of growth point emerging from dormancy
image: drosera/jmhrotun: in habitat (Jaalanka, Finland).
text: drosera/0077.htm: Key to Drosera of North America {Gleason 1958}
image: drosera/der01: rosette in cultivation
image: drosera/plant2: several flowering plants

Drosera rotundifolia L.
ドロセラ ロツンディフォリア
 (和名:モウセンゴケ、 英名:Round-leaved Sundew)

温 度 :
-10度~30度
湿 度 :
高く
日 照 :
好む、真夏を除き日光にはじゅうぶん当てる。日陰にも割に強い。
用 土 :
ミズゴケ又は、鹿沼土+ピート 水苔+ピートモス
灌 水 :
腰水
難易度 :
★★★★☆ 中-やや難
原産地 :
日本を含む、北半球の温帯~亜寒帯。日本では北海道から本州、九州北部の高山帯湿地から東海地方丘陵地湿地帯に水苔などに混ざって自生している。

特徴

 茎は短く葉は密生する 葉柄の長さは6~7cm。葉は円形かひしゃく形で長さ4~10mm、幅5~18mm。花茎は普通一季節に1~2本だし、長さ5~30cm。花序にはふつう1~25の花をつける。がくは長卵円形で長さ約5mm、幅1.5mm。花弁はさじ形で長さは5~6mm、幅約3mm、白色。地域変異が見られ、八丈島のは葉が立ち上がらない平たいロゼットを作る、宮崎産は大型になる、等。
栽培 夏場は意外と暑がる。夏期、30度以上になると植物体がバテはじめるのでそのような時は日陰に置いておく。冬期加温の必要はないが、気温の急激な変化に注意し、乾風にあてないこと。自生地ほどうまく行かないのは仕方ないところ。暑さの問題か。数年維持栽培できれば上級者の部類(間渕)。

D. rotundifolia var. corsica (Maire) Briquet
高価な貴重品。NPから来てすぐ暑さで腐った(間渕)。栽培困難?
D. rotundifolia "very red plants"
Allenから。丈夫。まださほど赤くはない。一般に自生地で真っ赤になっているものも栽培下では赤くならないことが殆ど(間渕)。

D. rotundifolia L.
日本で最もよく見られる種類だが栽培が意外にも少し難。夏場は意外と暑がる。30度以上になると植物体がバテはじめるのでそのような時は日陰に置いておく。写真は三重県上野にて。


上野。


法多山。


20年前の栽培品。


中国の文献から多花性の変異体の図表。



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