■命惜しむな、経済止めるな!【日本人の誇り】

 すげーなと思ったのは、東海道新幹線の営業成績が悪くなるから外出自粛は何としても止めさせるって鬼気迫る葛西敬之さんの気高い経営者意識です。やっぱりね、国民の健康や感染症対策を無駄に充実させて経済が死んで日本が衰退一直線になるよりは、良きところで対策の手をきちんと緩めてみんな新幹線乗ってくれよと、葛西敬之さんのソウルが激しく気高く溜池山王に響いているのです。緊急事態宣言を求める小役人や学者風情の小言など火の玉ストレートで粉砕だ。やはり目の前の東京オリンピックはつつがなく開催され、国内のインバウンド需要をV字回復どころかコロナ前の10倍にまで引き上げ、日本人のみならず観光客も光の速さで東京新大阪間を往復することで日本経済の大動脈をさらに強く、そして太くする。その胎動は日本の大地をも貫き、そのアルプスの下奥深くには葛西敬之さんご謹製、押しも押されぬニッポンのレガシーである、世界に冠たる大大大大プロジェクト『東海道リニア新幹線』の爆誕であります。どんなに不採算だと馬鹿にされようと、環境破壊は止めろと騒がれようと、葛西さんのご意志に逆らう奴らは蹂躙して構わない。そんなやつらは日本アルプスの天然水湧き立つ地下に埋めてしまえ。私も強くそう思います。

 いいかみんな耳かっぽじって聞け、いま日本人はコロナウイルスに萎縮している場合じゃないんだよ。緊急事態宣言ではなく、日本人の精神を信じるのだと、葛西敬之さんの会いたくて会いたくて震える魂が叫んでいるようです。日本人の誇りである、経済を止めるな。

 そのための新元号「令和」だったんだと思うんですよね。その名付け親である国文学者の中西進さん、物凄く優れた学者でいらっしゃいますが、葛西敬之さんの心を日本社会にあまねく伝えるWEDGE出版から編纂書を出しておられ、スポンサーシップを展開しておられた話もまた伝え聞きます。まさに元号制定にまで影響力を行使し、戦後日本の裏面史を豊かなものにし続けた葛西敬之さんの偉業はコロナウイルス禍を超えて日本人子々孫々にまで熱く太く語り継がれていくことでありましょう。

 日本政治、戦後最長の偉大なる宰相・安倍晋三の誉れ高き政権をその誕生から現在まで支え続けた世界最強の財界人・葛西敬之に栄光あれ。