http://www.asahi.com/articles/ASH1N5VLZH1NUHBI01T.html
安倍総理はいつものバラまき外交で中東でバラまいてきました。十七日にエジプトで二億ドルの「イスラム国」対策支援を表明しました。 その結果イスラム国は日本が十字軍に参加したと判断したようです。そして日本人二人を人質に取り、身の代金を要求してきました。
ネットでは自己責任論が沸き起こっています。私はこの自己責任論には違和感を覚えます。自己責任論とは新自由主義者がよく使う手口で現状追認なのです。どんな過酷な事態に陥ろうと「それは自己責任!しょうがないじゃないか!」こういうことによって諦めさせて、思考停止させ、現状に満足させるように仕向けているのです。この言葉を普段新自由主義批判をしている人でも平気で使っているのが不思議でなりません。これは支配者の論理なのです。
勿論わかりますよ。憲法の制約があるので日本政府に出来ることは少ないです。身代金を簡単に払うという決断も難しいのでしょう。しかし、だからと言って諦めるのは違うでしょう。日本政府は最後の瞬間まで日本国民を助けるため努力するべきです。しかし「はいはいそれは自己責任、日本政府は悪くない。」権力者にとってこれほど飼い慣らされた国民なら支配も楽ですね。そしてこんな記事もあります。
【イスラム国】湯川遥菜さんらの動画のコラージュが拡散 海外から批判も
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/21/isis-twitter_n_6520924.html
ツィッター民が湯川遥菜さんらの画像を面白おかしくコラージュしたものをアップしたり、直接イスラム国のアカウントに挑発したりしているようです。イスラム国は日本が十字軍に参加したと認識しています。この事は日本がテロの対象になったことを意味します。つまり日本国民全員に銃口は向けられているわけです。しかし、それが理解できない。想像力の欠如。これは例えるなら自分の家に火がついているのにそれにガソリンをかけて、写真をツィッターでアップしている様なものです。「ねぇねぇ、みんな面白いでしょ?僕ってこんなに面白いでしょ?」でも、家が燃え尽きて次の日になれば気がつくのです。「あれっ?これからどこに住めば良いんだろう?」
国が滅びる時はこんな空気なんでしょうね。
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