こんにちは、ぬかです。
ブログを書き始めた時から、いつか好きな曲について書きたいなぁ、と思っていました。
ブログを始めた理由も、これが入っています。ほんのちょびっとでしたけど。
ので、今回は好きな曲の中から、サカナクションの、「壁」という曲について書いていきます。
前も初めての方におすすめの3曲! 〜サカナクション〜という記事を書いたので、
どれだけ書きたいんだよ、と思われるかもしれません。
しかし、この記事では、おすすめをするだけで、あまり曲に触れていなかったので、
じっくり一曲について書きたいと思ったのです。
ちなみに僕は、ここ一年くらいで好きになったライト目なファンです。
曲くらいしか聴いていないので、そろそろライブとか行きたいなぁ、と思っています。
さて、それは置いて置き、本題に入ります。
「壁」について、歌詞など。
概要
2010年3月17日にビクターエンタテインメントから発売された、
「kikUUiki」という、サカナクションのアルバムに収録。
試聴することができます。
歌詞
僕が覚悟を決めたのは 庭の花が咲く頃
君に話したらちょっぴり 淋しがってくれたね今ひとつ心配な事 それは家の猫のこと
いつも僕が餌をあげていたから冷たい風が吹く夜
いつも僕は塞ぎがちになる冷たい雨が降る夜
いつも君がそばにいて見ててくれた気がしたんだ僕は壁さ 立ち向かう事すら出来ぬ壁さ
隣の家の窓から見える温かそうなシチューいつも僕が一人で食べる夕食の味は
孤独の味がした気がするんだ僕は壁さ
僕は壁さ僕が覚悟を決めたのは 庭の花が咲く頃
サカナクション「壁」より
思うこと、解釈
全体的にゆったりした曲調で、曲の裏でずっと鳴っている「ポコポコ」というような感じの音と混ざって、聴いていて心地いいです。
浮遊感のような。
明るい感じの曲ですが、歌詞を見てみると、暗い部分が目立ちます。
冷たい、塞ぎがち、孤独…色々と暗いような表現が出てきますが、
なかでも面白いのは、「壁」という部分です。
壁というと、立ち向かう物、乗り越えていくもの、のようなイメージがありますが、
この曲では、
僕は壁さ 立ち向かう事すら出来ぬ壁さ
自分が壁となっているんです。
隣の家から見えるシチュー、1人で食べる夕食など、
ほかの歌詞と相まって、何もできないような寂しさが感じられます。
この壁って、いったい何を言っているんでしょうか。
覚悟を決めた、君は淋しがる、家の猫が気がかり…
どこか遠いところへ離れるような印象を受けます。
しかし、僕は壁なんです。しかも、家の猫、隣の家の窓、から考えると、
この壁とは、家の壁なんじゃないか?と思えます。
そこで気になってくるのが、僕は何をしているのか。
君が淋しそうにしているし、猫のことが心配。なのに僕は壁。
遠くへ行っているわけではない。むしろ近くにいる。
それなのに、夕食を1人で食べる、立ち向かうことができない。
ここで浮かんでくるのが、僕は〇んでしまったのでは?という考え。
覚悟を決めた、ということはおそらく自〇
そう考えると、ただ見ているだけなのも納得できるし、1人で食べる夕食、そして、
いつも君がそばで見てくれていたきがする、という歌詞になるのも理解できる。
〇というものについてはよくわからないし、体験できることでもないけど、
こう考えると腑に落ちる。
近くに居ながら、遠くにいる。
これを壁と表現するのは、面白いなと思います。
どうしても立ち向かうことができない。
というのは、〇んでしまって、触れ合う、会話をすることができない。
壁も、物理的、精神的に離れていて、見ていることしかできない。
そうした比喩なのかなぁ、と。
そして、
- 1人でふさぎ込んでるときに、君が側にいてくれているような気がする
- 隣の家の窓から、温かいシチューが見える
まとめ
僕の好きな曲の一つ、「壁」について思ったことを書きました。
こうやって想像したりすると、曲がもっと楽しめるような気がします。
自分なりに想像し、それも踏まえて聴いてみると、今までとは違う印象を受けるかも。
雰囲気で聴くのもいいですし、楽しい。
だけど、こういう楽しみ方もある、ということを知ってもらえたらいいな、と思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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