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ラムちゃん

らむちゃん

ラムちゃんとは、『うる星やつら』のメインヒロイン。
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CV平野文

タグでは「ラム」の方が多い。

解説

うる星(ラム星、アニメでは鬼星)から地球侵略のためにやってきた宇宙人の鬼娘
語尾に「だっちゃ」または「~っちゃ」を付けて話すのが特徴。
八重歯、鬼らしい虎柄ビキニ(ブラにスペアがないのでそれが敗因となる)という容姿は、後の創作作品における鬼娘系キャラの造形に多大な影響を与えている
トップイラストの様に原作で彼女の髪色は虹髪と設定されており、カラー表紙などではサイケデリックな配色で描かれている。
しかし、この設定をセル画で再現すればアニメーターが死ぬため、アニメ版は緑髪に改められた。Pixivの投稿イラストもこちらの髪色が多い。

ラムちゃんテンちゃん



地球の支配権を賭けて諸星あたると対戦した鬼ごっこに負け、その際にあたるからプロポーズされたとラムが勘違いした事から諸星家で居候を始めた。

飛べるなんて聞いてなかったぞ!(だっけ?)



実は連載当初、ラムはレギュラーではなく一話きりのゲストキャラの予定だった。しかし連載が進むにつれて登場回数が激増し、ついに三宅しのぶからメインヒロインの座を奪ったという逸話がある。
さらに、あたるとラムがどちらが主人公なのかという事も曖昧になってしまっていた。これに関しては、あたるが『俺が主人公だったんだよ!』と反論している。

あたるとラム



性格

元々ゲスト扱いだったこともあって、初期と後期でキャラに差異があったりする。
初期は『大人のお姉さん』と『鬼』という造形が盛り込まれたことから、色っぽく過激な発言が多い。ややもとすると悪女キャラに近いものだった。

虎縞ビキニラムちゃん



これがメインとして活躍しだすと、年頃の女の子らしい無邪気さとちょっと天然ボケの入ったおてんば娘へと転身していった。
この天然ボケはかなりのもので周囲への配慮に欠き、他人を無自覚に巻き込んでしまうため幼馴染みラントラウマを与えている。

一緒にあそぼっ



あたるに対する一途さは全編を通して変わらず、他のイケメンにくらっときてしまうヒロインが多い中、ラムはあたるへの想いをブレさせず、彼女の純情が伺える。
気性は荒い方であり、他の女の子に移り気なあたるに対し嫉妬で攻撃する
しかし、それを除けば特に護身行為などの理由がない限り他人に攻撃する場面は意外と少ない。

能力

電撃による攻撃が得意で、しかも自在に空を飛べる。アニメでラムが飛行する際のピュルルルル…という独特の軽快な効果音が耳に残っている方も多いのではないだろうか。

ドババババババ
健康優良飛行少女


これらの能力から、どちらかといえばラムは鬼というより雷様に近い。また角は生え変わり、そして角が無くなると能力を一時的に失う。

その能力からPixivでは某ポケモンや、同じく属性に電気を持つヒロイン達とのコラボイラストも多い。

ピカラムだっちゃ
センシティブな作品



ちなみに、作中ではしのぶを始めとして怪力を持つヒロインが登場するため、誤解されがちだがラムの攻撃力強いは電撃以外では普通の女の子同様に非力である(面堂に押し倒された時、力任せに押し返せなかった)。
しかも三次元機動はできるものの飛行速度が高いわけでもなく、筋力をつけるための運動をしてもすぐにバテるなど体力的に見ても平均的である。

なお、それなりに優秀な頭脳を持ち特に理数系が得意な模様。編入した高校では理数科目を「あんな簡単な事」と言い放っている。
また宇宙からきて時間が短いものの、地球の言語では“難しい”とされる日本語での会話を難なくこなしており語学力も堪能。ただ、流石に現代文と古典は苦手な模様。

あたるとラム



好物は辛いもの。しかも彼女が作る料理は地球人だと火を吹くほどの激辛料理であり、地球人とは異なる味覚を持っている。
しかも梅干しを食べると酔っ払ってしまうという独特の体質を持つ。

センシティブな作品



未来

侵略者→押しかけ女房腐れ縁になるほどの仲にまでなったわけであるが、可能性としての二人が結婚する未来は存在するようである。

余談

コラボ関連

『虎柄』繋がりで阪神タイガースのキャンペーンキャラクターに抜擢されることもしばしば。
実際にタイガースグッズとコラボしたフィギュアや、家電量販企業のJoshin電器とコラボしてタイガース応援グッズを展開するなど、けっこうな頻度でコラボしている。
作者自身も熱烈な虎党なので、その後押しも強いと思われる。

ウル虎LUM様


ラムを含む鬼族はアニメ化で髪の色が緑に設定されているが、実は髪は光の当たり方によっては色が変わって見える特殊な性質を持つ設定がある(いわゆる光メディアの盤面やプリズムと同じ)。
コミックスのカバーでピンクになっているのはその為である。

高橋留美子作品関連

うる星やつら』より後の長編作品である『境界のRINNE』では、ヒロイン・真宮桜の母親役をラムのCV.平野文氏が担当しており、元祖るーみっくヒロインと最新るーみっくヒロインが母娘になるというるーみっくファンにとって夢の共演が実現している。
桜の母親はラムのアイデンティティである緑髪虎縞ビキニを模したエプロンを着用している。ちなみにこのエプロンは、原作の時点ですでに縞模様だった。
さらに、アニメ版での次回予告では、桜とのやりとりの中でしばしばうる星ネタを披露していたりするので、興味がある方は是非とも66話と69話後の次回予告を見て確かめていただきたい。

その他

かつて宮尾岳がアニメ版『うる星やつら』の仕事を行っていた際、作業中にスタジオぴえろからラムちゃんに関してひとつの通達があったそうである。
それは「ラムちゃんのビキニの面積を小さくするな」というものだった。
担当のアニメーター諸君(特に男ども)が自らの魂の赴くままにラムちゃんを描いたあげく果てなき人体の神秘への冒険魂を燃やした者たちが続出した結果であったらしい。(該当ツイート

関連イラスト

宇宙
lum


ビリビリー
そろそろ夏本番?


ラムちゃん
ラムちゃん!


関連タグ

うる星やつら 高橋留美子 るーみっくヒロイン
諸星あたる だっちゃ  電撃
虎縞ビキニ ラム親衛隊

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