渋谷区の新サービスに“待った”。

東京・渋谷区が、4月から無料通信アプリ「LINE」で住民票の交付請求ができるサービスを始めたことについて、高市総務相は会見で、セキュリティーなどの観点から「問題がある」と指摘した。

本人の写真と確認書類の画像を送って請求する形だが、高市総務相は「電子署名を用いない方法」では、「画像の改ざんやなりすまし」などの可能性があると懸念を示し、「改善を促したい」としている。

一方、渋谷区は「セキュリティーについては十分確認したうえで仕組みを作っているので、問題ないと考えている」とコメントしている。