世界観ハンパない(サカナクションLIVE感想170528広島)
- 2017.06.04 Sunday
- 17:04
というわけで、
行ってまいりました。
サカナクションは
前から一度行きたいと思っていて、
今回、運よく
リロード復活で取れて。
(一般発売完売後、リロードを続けていると
数時間以内はキャンセルなどで
一瞬復活することがあります。
むしろ一般発売は予定枚数終了になってからが勝負)
サカナクションは
アルクアラウンドの頃から好きで、
アルバムは全部聴いている。
▼サカナクション / アルクアラウンド
行く前まで山口さん以外の
メンバーの名前も怪しいレベルの
超ライトなので、
どんな感じのLIVEなのか
わくわくしてました。
(一度GyaOでダイジェスト的なのは観た)
言い方が失礼に当たったら申し訳ないけど
エレクトロなイメージがあったので、
冒頭から想像以上に
ロックバンドだなーと思った。
ただ、途中で全員が
サングラス(バッハに出てくるみたいな)かけて
横一列に並んだDJ卓(だよね?)とMac前に。
PCでミックスしてるのかな?
新鮮で楽しかった。
セットリストも
大体知ってる曲で(そりゃ聴いてるからな)
とにかく想像以上に踊り倒して汗だくになったよ。
楽しかったー!
じゃ…←
いやw
私みたいなクソライトが
余計なこと言ったら
怒られそうでw
怯えながらちょっとだけ感想を。
もちろんネタバレです。
オープニングから映像とライトがすごい。
エンタメというより、アートに近い感じ。
どこからだったかな…
ステージを覆う紗幕に映像が映し出されて、
3曲以上メンバーがあまり見えない演出が。
下手したら見えないー!って文句出そうなのに
何の違和感もなく美しく仕上げていて、
さすがだなーと思った。
開演前は、全員ライトなのかな?と
感じるほどキャーキャー声が聞こえず、
(前の男子は文庫本を読んでいた。イメージ合いすぎ)
まあ出演するからだろうけど、
フェスの話題で盛り上がっている人が多数。
他アーティストの名前も沢山聞こえてきた。
名前呼びコールも、少なくとも私の席からは皆無。
だけど、始まったら総立ちで
みんな踊り倒していた。
アンコール前も拍手の渦。
LIVEに行き慣れている、
精神的に大人なファンってイメージだったな。
客層は若い人も多いけど、
老若男女いいバランス。
…てか、この雰囲気に驚いている時点で
私がいかに普段
黄色い声援が飛びまくるLIVEばかり
行ってるかってことだな。
どっちが優れているということではなくてね。
シーラカンスと僕だったかな、
山口さんが座っている影を映して
それを囲んだ円がぐるぐる違う色に変わって
結構なトリップ感があった。
ユリイカの時はメンバーを
シルエットで映しながら
東京の映像を被せていて、
ドラマティックで印象に強く残った。
やっぱりAoi、バッハは嬉しかったし
夜の踊り子で悲鳴をあげたし
アイデンティティでテンションが振り切れた。
ごめん、クソライトは嬉しかったよ…?w(MCに続く)
▼サカナクション - 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』(MUSIC VIDEO)
▼サカナクション - アイデンティティ(MUSIC VIDEO)
▼サカナクション - 多分、風。
時々、一言二言挨拶があるぐらいで、
本編はあまりMCはなし。
アンコール前にがっつりMCがあった。
カーテンコールみたいだね。
ただ、山口さんが
「普段はこんな砕けた感じじゃなくて、
もっと最後までこう…
(気取ったようなポーズ)
音楽は誰の上にも平等に降り注ぐ…とか言って
(指であの三角を作りながら)
サカナ教w宗教じゃないんだけどw
(吹いたww)
あれ別にサカナクションのマークではないんだけど
気付いたらそんな感じに(以下失念)」
とか言ってたので、
普段はもっとMC少ないのかも。
(それすら冗談かどうか分からないライト)
最初すごく丁寧な10周年の挨拶を
していたから、ああ山口さんも
めっちゃ敬語MCなのかな?と思ったら
「…って堅い感じはこの辺でやめて!」
っていきなり普通に話し出して笑ったw
普段、稲葉さんの教員みたいなMCに
慣れすぎてるから、
全然違和感なく聞いてたよw
「僕こんなことしてたよね?
(人差し指上にあげてフリフリ踊る)
いやーそれだけ我を忘れるほど
盛り上がったってことですね(かなりうろ覚え)」
「福山には初めて来ました」
そうだったのか。
尾道とか、自分のビンテージ家具?を
買ってるのも広島で
広島には縁があると言っていた覚えがある。
「特にLIVEが終わったあと。
サ カ ナ ク シ ョ ン(打つ素振り)で
めちゃくちゃエゴサーチします。
皆ミュージシャンになった気持ちに
なってごらんなさいよ。
するでしょ?
エゴサーチするでしょ??」 ←www
「色々な感想があります(この辺あやふや)。
その沢山の意見の中で、必ずあります。
「あの曲やらなかった!サカナクション嫌い!」(ぷいっ)
「またあの曲やった!サカナクション嫌い!」」(ぷいっ)
「「アイデンティティ、ルーキーはもういい!」」
わろたwww
ごめん、クソライトめっちゃ喜んだわww
やっぱどこでもあるんだねw
私も愛バクばっかやってんじゃねーよとか
言わないようにしようかな?って
一瞬思いました。
「なので今回はアンコールの曲を
くじ引きで決めることにしました!」
マジで箱とボールが登場ww
斬新ww
「どの曲をやるか分からないということは、
それだけ演出が必要ってことで。
●さん(失念)が全部作ってくれました!」
すごいな!
ボールに書かれた曲を読み上げながら
楽曲にまつわるエピソードなんかを
教えてくれる山口さん。
てかこれ、ツアー通して同じ曲達なのかな?
ヲタは自分の参加公演で何が選ばれるのか、
ドキドキだろうな…。
ネイティブダンサーの説明で、
「僕は小樽市出身だから、
東京に来た時に
「雪降らない…これ冬じゃないじゃん…」
って思ったんだよね」
ということを言っていたw
どの曲か忘れたけど、そこでも
「(東京に)出てきたばかりで書いたもので、
東京嫌い!っていう曲です」
みたいなことを言っていたw
「うーらみっこなしよ!」で、
見事にネイティブダンサーが引かれて
大喜びしたよね。
大好きな曲!
▼サカナクション / ネイティブダンサー
やる前に手拍子が難しいってことで
手拍子の練習があった。
「これができたら魚民レベルがあがる」
みたいなことを言ってたw
サカナファン=魚民って
非ファンの友達が冗談で言ってたけど、
本当に言うんだねw
「この曲はこうやってアップでノったらかっこいいよ。
(胸の上から腕をあげる感じ)
反対にダウンはこういう感じ(低い位置で動く)。
あっ、でもノリ方は自由でいい!」
この日、よく
「自由に踊って」って言ってたな。
フクロウは私、忘れていたけど(おい)
「ライトなサカナファンは置いていくよ!」
とか言ってたw置いていかれるw
新曲はアップテンポで
ロックな節回しがある曲でした。
(バカそうな感想だ…)
アルバム4年も出してないって言ってて
そういえば…!ってやっと気付いた私。
sakanactionから出てないんだな。
新曲をやったあと、
「さっきもビンテージなものに
価値を見いだせる年齢になったって言ったけど、
(ここじゃないけどメンバーにも
家族が産まれた人がいたり、と
一人一人紹介がありました)
人って変わっていくじゃん。
いつまで行くぞー!(さっきの自分のMC)って
言ってられるか分からないし」
「だんだん、シンプルで面白いものより、
難しくて美しいものに
より惹かれるようになってきました」
「今年はアルバム出して、
また絶対に福山に帰ってきます。
だからそのアルバムを聴いて、
もし良いと思ってくれたら
またサカナクションのLIVEに来てください」
って仰ってました。
ラストのラストで
山口さんが携帯?を出してきて、
「写真撮っていい?聞かなくても撮るけど」
ってw客席を撮影したあと、
観客にも撮影許可。
ラストで撮影可にするの賢いなー。
「タグつけてSNSにアップしてくださいw」
とも言ってたので、
ヲタは堂々と宣伝出来ていいね!
山口さん、袖入る前に
撮影してる最前列に接近して
腰よこ振り→後ろ向いてお尻ふりふりしてて可愛かったw
ヲタは血眼で撮ったはずだ(お前と一緒にするな)。
この日の山口さんは、
基本上下ブラックの
だぼっとしてる衣装だったかな。
(アンコールはツアT黒)
ああいうファッションが似合うのも凄い。
一度、双眼鏡でのぞいたら
にこーって笑ってるところを
丁度見てしまってときめいた。
あまりニコッとしてる所見たことなかったんだな。
(大体MVぐらいだし)
作家のような雰囲気があって
かっこいい人だよね。
他のメンバーのこと話すのは
おこがましいんだけど、
編成が変わったりするのが面白くて
何度も双眼鏡で確認したよね。
(ドーム用のやつ持って行くから…)
途中、ベースの草刈さんが
キーボードを弾いて
Wキーボードになってた。
草刈さんは綺麗な方で、
やっぱベース上手いなーって思った(素人)。
キーボードの岡崎さんの
シルバーのプリーツスカートが
とても可愛かったんだけど、
背中に剣山生えてて
双眼鏡で二度見したw
なんか本当に支離滅裂だけど、
あっという間の二時間半でした。
ラストにセトリを。
1.新宝島
2.M
3.アドベンチャー
4.Aoi
5.シーラカンスと僕
6.流線
7.ユリイカ
8.ボイル
9.GO TO THE FUTURE
10.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
11.三日月サンセット
12.SORATO
13.ミュージック
14.夜の踊り子
15.アイデンティティ
16.多分、風。
17.ナイトフィッシングイズグッド
18.フクロウ
19.ネイティブダンサー
20.(新曲)
21.目が明く藍色
本編ラストとオーラスが特に
山口さんのお辞儀が何度もあったけど、
とても深くて長かった。
ラスト袖に入る前も
深々と長い時間頭を下げていたので、
私でさえ胸が熱くなったよ。
今度こそ、じゃ。
書きなぐって唐突に終わる。
こんなライトと呼べるかも微妙な私が
行っても本当に楽しかったので、
さすがなあと感嘆しきりでした。
また来てくれたら是非行きたいと思います!
最後まで読んで下さってありがとうございました。
突然現れます。eriです。
上の「Still Alive」の繭香さんの文章に心に動かされここにcommentを残させていただきます。
まさに「正しい」いつでも「正しい」その通りです。
いつでもひ弱さと迷い、強いさの中に潜んでます。でもただただ、暗いだけではなく、その中に暖かさと希望が見えます。
だから信頼できる強さがあり、惹かれていくんだと思います。
繭香さんの最後の言葉「おかえりなさい」この一言ですよね。