渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

バイク用レーシンググローブ

2018年04月26日 | 公開情報


30数年前にクシタニでレーシングツナギを作った時のライディング
グローブが出てきた。
物持ちいいなー、俺(≧∀≦)
ツナギは富士で飛んだ時のがひどくてズタボロだけどね(笑)。




この汚れは、街乗りバイクでの汚れではない。全てコースを走らせた
TZとF3マシンの右スロットルと左クリップオンのグリップを操作
した時の汚れである。
指先が特に汚れているのは、コーティングしていないレーシング
マシンのアルミむき出しのレバー操作によるものだ。
何故小指も?と思うが、クラッチもブレーキも第2指3指だけでなく、
OKマーク方式で使う事もあるから。
常に一定ではない。ただし、コース内で使う場所は常に同じ使い方を
する。前周と別な使い方を同じコーナーではやらない。どこでどう
するかは一定だ。

私のレース用のツナギは、クシタニの「く」模様のスカイブルーの
ツナギだった。福田照オトコさんが同じ物を着ていたが、クシタニの
定番オリジナルデザインだった。
ただ、デザインはクシタニだが、採寸フルオーダーだったことと、
チーム名やネームをバンバン入れたので、当時の金額でバイクが
買える程だった(笑)。
メットとブーツとグローブまで入れたら私の新車RZ250が買えて
しまうような金額だった。
街乗り用の革ツナギとレース用は作りも構造もまるで別物だ。
街乗り革ツナギは本革とはいえペラペラで、柔らかく楽なのだが、
サーキットでは使えない。
また、逆にサーキット用を街乗りでは使えない。
サーキット用革ツナギは鎧のような作りだからだ。あれね、鉄パイプ
でひっぱたかれても、腕で受けられるよ(笑)。
あと、前傾姿勢で裁断してるから、あれ着てツーリングなどは行けない。
峠では良いけど、マシン降りてどうのという事は一切考えられてない
のがレーシングツナギだから、普段乗りには全く向いていない。
一人で脱ぐのさえ一苦労だし、真夏なんて、脱げねー!だし(笑)。

このクシタニのグローブは、フィット感はかなり良い。ゴート
スキンだろうか。
私は外縫いについては結構疑問がある。
内縫いでもタカイやクシタニのようにしなやかでタッチも良く丈夫な
良い仕事をした製品があったということだけでなく、ある見解により
外縫いを私は選ばない。

街乗りではこの画像と同タイプの色違いを使っていた。コースでは
これとタカイ(街乗り用も)だった。
これを街乗りに使うかな(笑)。
使い潰すのは勿体ない気もするが。
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