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【大相撲】

外国籍力士の帰国禁止、横審稽古総見なども中止…夏場所開催も「方向性出したいけど出せる状況にない」

2020年3月26日 19時5分

無観客で行われた大相撲春場所

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 日本相撲協会は26日に理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大により5月2日に予定していた横綱審議委員会による稽古総見の中止、相撲教習所の実技・授業の延期(3月30日から4月24日)、協会員研修会(4月28日)の延期などを決めた。

 4月4日だったチケット発売が延期されている大相撲夏場所(5月13日初日・両国国技館)についても意見交換が行われた。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「いろんな意見が出た。例えば間引きをして入れるとか、無観客でやるとか、売る時期はどうしたらいいかとか。はっきり言って結論は出ない。方向性を出したいけど、出せる状況にない」とした。

 夏場所が日程通り行われるか不透明な状況ではあるが、緊急理事会を重ねて対応していく。理事会メンバーには、いつでも理事会へ出席できるようにしてほしいとの通達がなされた。

 また、東京都が週末の外出自粛要請を出したことを受け、芝田山広報部長は「外出禁止にはしていませんが、なるべく出ないようにと通達しています」とした。外国籍の力士に対しては、再来日できない可能性もあるため帰国を禁止した。

 

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