〔米株式〕NYダウ反発、一時500ドル超高=原油急伸を好感(2日午前)☆差替

4/2 23:27 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク株式相場は、原油相場の急伸を好感してエネルギー関連銘柄が買われ、反発している。午前10時49分時点で、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比315.28ドル高の2万1258.79ドル。上げ幅は一時500ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は79.33ポイント高の7439.91。
 原油相場の反発でリスク選好姿勢が盛り返し、株価を支えている。代表的な指標である米国産標準油種WTI先物は、米時間午前に一時1バレル=27.39ドルと、35%近く急伸。主要産油国ロシアとサウジアラビアが、原油価格安定化に向け協力する意思を示唆したと伝わり、買いが集まっている。
 一方、株価は取引開始直後、米新規失業保険申請の急増が重しとなり、一時マイナス圏に沈んだ。米労働省がこの日朝発表した3月28日までの週間新規失業保険申請は664万8000件と、前週に続き過去最多を更新。市場予想の350万件を大幅に上回り、新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用環境の急速な悪化が示された。
 個別銘柄では、エネルギー株が大幅高。オクシデンタル・ペトロリアムが約23%高、シェブロンは約13%高、エクソンモービルが約11%高。一方、カーニバルは約6%安、アメリカン航空グループは約3%安。(了)

時事通信

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最終更新:4/3(金) 0:27

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