福岡県警などの合同捜査本部は、他人名義のNTTドコモの会員IDを使って家電製品をだまし取った疑いで、中国籍の男女5人を逮捕しました。

警察によりますと埼玉県戸田市の会社員・シ・シュウジェ容疑者(30)らいずれも中国籍の男女5人は、2019年4月、東京都の複数の量販店で他人名義のプリペイドカードを使いゲーム機2台などの家電製品をだまし取った疑いです。

使用したカードには、他人のNTTドコモの会員ID・「dアカウント」から現金がチャージされていました。

同様の被害は九州沖縄を中心に2019年1年間でおよそ480件、総額3500万円ほどが確認されています。

捜査本部は5人の認否を明らかにしていませんが、役割を細分化した中国人グループが組織的に関わっているとみて実態の解明を進めています。