内容説明
働き方改革が叫ばれる一方で、今なお多くの労働者が低賃金、長時間労働を強いられ、命が危険にさらされている。ブラック企業被害対策弁護団の事務局長を務める著者が、低賃金、長時間労働の原因である法律とその運用の欠陥を、様々なデータや裁判例とともに明らかにする衝撃の書。
目次
第1章 悲惨な現状―世界はこんなに働いていない
第2章 穴だらけの法律
第3章 固定残業代―ただ、名前を変えているだけのインチキ
第4章 コンビニ―現代の小作農
第5章 外国人労働者―現代の奴隷労働
第6章 公務員―公営ブラック企業
第7章 自民党と財界
第8章 脱・人間使い捨て国家
著者等紹介
明石順平[アカシジュンペイ]
1984年、和歌山県生まれ、栃木県育ち。弁護士。東京都立大学法学部卒業、法政大学法科大学院修了。主に労働事件、消費者被害事件を専門に弁護を行う。ブラック企業被害対策弁護団事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。