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機密書類持ち出し 京大iPS研究所の非常勤職員を懲戒解雇
更新:2020/04/01 09:54
京都大学は、無断で機密書類を持ち出したなどとして、iPS細胞研究所に勤務する50代の非常勤講師を懲戒解雇したと発表しました。
懲戒解雇されたのは、iPS細胞研究所の非常勤講師の50代女性です。京都大学によりますと、女性は2017年度から19年度にかけて、担当している教授の机から無断で機密書類を持ち出してスキャンし、データを持ち出すなどしました。また、同じ教授の部屋にビデオカメラを設置して室内を盗撮し、教授からデータを消すよう指示された後も、他の職員が閲覧できる状態で保存するなどしていたということです。京都大学は盗撮について、刑事告発を検討しているということです。