UMEMARO Blog R-18

今回の目標は画像のクオリティを上げること。
それに欠かせないのはラジオシティレンダリングである。
ラジオシティとは通常のライトの影に加え、物の色も反射させリアルに近い映像表現が出来るレンダリング方法です。

昔と違い近年の３Ｄでは普通のこと･･･使えないとかっこ悪いｗ

で今回最新版のＬＷ2015でレンダリング速度も大幅にＵＰしいよいよ使うときがきたか！と思い、完成までにのプランも立てたのですが･･･動画にすると『ちらつき』が発生する事が判明しました。


分かりやすく明度を上げると影の反射がワシャワシャ動いてる
連続に計算できず１コマづつ誤差が出るからという･･･







というかコレずいぶん昔からある不具合では？？？

Dstormに問い合わせると･･･キャッシュに焼きこみ再度レンダリングか、補間ボタンのチェックを外すと軽減されるますがレンダリング時間が増加するのはご了承。あとは外部レンダラーを使う事

と返答がきました。

きたなキャッシュ！
これは前回痛い目にあって知ってるぞと

ボールで試してみる

・キャッシュ
キャッシュ焼きこみ３０分
レンダリング約２時間

・補間外し
レンダリング３時間


ちょっと待て・・・ボールだよねｗ
普通にレンダリング１０分以内ですが、本番だとどのくらいかかるんだ？？
増加どころの話じゃないｗ

一応本番シーンで補間を外してレンダリングボタンを押してみました

・・・・終了まで３００時間！しかも経過するたびに増えていくｗ



完全にアウトです




私が言えることではないのですがこれ解決できないとかっこ悪いよ・・・開発者さんいつまで放置してるんですか？


ちらつきを眺めながら落胆してるところに、ふと思いました。
このちらつき、フリッカーという現象に似てるなと。

フリッカーとは撮影したときに発生するブラウン管や蛍光灯などの点滅のことです。

以前ＤＶＤ制作の勉強してるときにフリッカーを抑えるプラグインを見たことがあり、早速AfterEffectsのプラグインを検索Flicker Freeというのを見つけました

しかし今回のちらつきはフリッカーとは全くの別物。似てるからと言ってうまくいくかどうか･･･

デモ版で検証

なんてこった！
多少は残るがほぼ消えてる！

これは凄い！！





本当に良かった･･･絶望から這い上がった気分です

正規版を早速注文しました
プラグインで２万円はちと高いですが、それだけの価値はあります

互換性云々の外部レンダラーを使うよりこっちのほうが手っ取り早いです