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4月01日 19時29分
業況感 7年ぶりの低水準
日本銀行金沢支店は北陸の企業動向を調査した「短観」を発表しました。前回の調査から大幅に悪化し、7年ぶりの低水準となりました。今回は北陸3県の334社を対象に調査しました。「景気が良い」と判断した企業の割合から「悪い」と判断した企業の企業の割合を引いたDIと呼ばれる指数は、全産業でマイナス9ポイントとなり、前回、12月調査から7ポイント下がりました。製造業は指数がマイナス14ポイントと大きく下がっています。また、非製造業はマイナス5ポイントでしたが、宿泊・飲食サービスは、マイナス82ポイントとなり、前回調査から55ポイントも下げ、過去最悪の水準となりました。日銀の武田吉孝支店長はビジネスの移動もプライベートな行動も制限される現在の状況は、未曾有の事態だとして感染拡大が続くと先行きはさらに悪化する懸念があると述べました。