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勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 作者:灯台
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エイプリルフール番外編「あとがきからの襲来者」



 それは、ある日の昼下がりのことだった。たまには昼に外食をするのもいいだろうと、街に繰り出して何を食べようかと考えていると、前方に見知った人物を見つけた。

 後ろ姿ではあるが、この世界では珍しい黒色のセーラー服に白色の髪……うん、間違いなくシアさんだ。今日は珍しくローブは着ていないし、なんか手に……旗? のようなものを持ってはいるが、シアさんで間違いないだろう。

 なんで道のど真ん中で立ち止まってるんだろうか? とりあえず声をかけてみようかな……たぶんまた舌打ちされるんだろうけど、アレはシアさんなりの挨拶みたいなものだ。

 数多の中に予想されるいつも反応に苦笑しつつ、俺はシアさんに近づいて声をかけた。


「こんにちは、シアさん」

「……うん? え? ぎゃぁぁぁぁ!?」

「えっ!?」


 俺の声に反応して振り返ったシアさんは、なぜか俺の顔を見て目を見開いたあと、いきなり叫び声をあげた。え? なにこれ? 予想外の反応なんだけど……。


「い、いきなりラスボスの登場じゃないか!? まだ心の準備が……」

「え? ラスボス? し、シアさん? いったいなにを……」

「くっ、これが本編の洗礼ってやつか……しかし、せっかくここまで来たんだ。ここで引くわけには……いいだろう、かかってこいフラグ王! 私にそう簡単にフラグが建つと思うなよ!!」

「……すみません、いったいなにを言ってるんですか?」


 どうしよう? なんか今日のシアさん、全然話が通じないんだけど……。あとここ、天下の往来なんだけど……ものすごく注目集めてるんだけど……。


「その、よく分かりませんが、とりあえず場所を変えません? かなり注目されてますし……」

「なんかあまりに冷静に返されると、それはそれで辛い気もする……とりあえず、う、うん。わかった」


 う、う~ん。本当にどうしたんだろうか、シアさん……今日はやけにテンションの乱高下が激しいというか、端的に言うとなんか変である。

 いつもとは違うシアさんの様子に戸惑いつつも、人の多い大通りから離れて近くにあった小さめの公園に移動する。


「……それで、シアさん? 今日はいったいどうしたんですか? なんか、いつもと様子が違いますが……」

「ちょっとまった!」

「はい?」

「すごく重要なことだから、先に行っとくけど……私はシアではないよ?」

「……え?」


 シアさんじゃない? いや、もう双子とかそんなレベルじゃないぐらい瓜二つなんだけど……思わず唖然としてしまったが、かといってシアさんがそんな冗談を言うとも思えない。

 だとしたら、本当に別人? う、う~ん、本当にどうなってるんだ?


「まぁ、私のことは親しみを込めて『先輩』と呼んでくれればいいよ!」

「……わかりました。あっ、俺は宮間快人と言います」

「うん、知ってる……嫌になるぐらいね」

「はぁ、そ、そうですか……」


 なぜかよく分からないが、いきなり俺はこの人の後輩に認定されてしまったらしい。いや、本当にどういう状況これ!? まったく付いていけないんだけど……。

 シアさんそっくりなこの人……えと、先輩はどうやら俺のことは知っているみたいだ。う~ん、シアさんにそっくりなのを考えると、神族の誰かだろうか? 不本意ながら俺は神族では有名らしいし、だとすれば知られててもおかしくはない……のかな?


「それで、えっと……ぶしつけですけど、お名前お伺いしても?」

「ふっ、いいだろう、教えてやる! 私こそ、シリアス・オブ・シリアス! 世界に煌めくシリアスの星! シリアス先輩だ!」

「……」


 えっと、ごめん、初対面の方に大変失礼だと思うんだけど、心の中でだけ思わせて……なにこの変な人!?


「……そ、そうですか、えっと、シリアスさんって名前なんですね?」

「は? 違う、なに聞いてたの……いい、私の名前は『シリアス先輩』だって!」

「……は、はぁ、そのえっと……『先輩まで含んで名前』ということですか?」

「そうだけど?」

「……な、なるほど」


 ……もう一回言っていいかな? なにこの変な人!? あ、いや、アレか? もしかしたら、漢字じゃなくて、シリアス・センパイって感じにカタカナ表記するのかもしれない。


「ちなみに、一応確認なんですけど、その先輩っていうのは……家名かなにかですか?」

「はぁ? いったいなにを……ほら、よくある先輩後輩の、先輩だよ」


 やっぱそっちの先輩だった!? だとしたら、その本名正気の沙汰じゃないと思うんだけど!? でも本人は全然気にしてる様子がない……俺か? 俺の方がおかしいのか?


「まぁ、私のことは先輩って呼んでくれればいいから!」

「わ、わかりました……先輩」

「うん、よろしく」


 う、う~ん、なんか変な展開になってきたな。


「それで、その、先輩は、先ほど町の大通りで立ち止まってなにをしてたんですか?」

「いい質問だ。探し物をしていたんだ」

「探し物……ですか?」

「そう、『この世界にとって重要かつ不可欠』なものを!!」

「重要かつ、不可欠なもの?」


 なんだか急に話のスケールがでかくなってきたな。う、う~ん、だとするとやっぱり先輩は神族で、なにかしらこの世界にとって必要な探し物のために人界にやってきたってことかな?

 それは、大変そうな話……。


「そう……『シリアス』だ!」

「……はい?」


 ……でもなんでもなさそうな感じがしてきたぞ。


「世界にはシリアスが不足している。だからこそ、私が! シリアスの化身たるこの私が、それを変えてやろうとこうして出張ってきたんだ!」

「……」


 えっと、アレかな哲学的な話かな? 困ったな、俺そういうの苦手なんだけど……。

 その後テンションの上がった先輩は熱く自分の目的や、ここに来た動機を語りはじめ……十数分経って、ようやく俺は彼女の言いたいことを、一応は理解した。


「……えっと、つまり話を要約すると……先輩はシリアスの概念が実体化した存在で、世界のシリアス不足を嘆いて、新たなシリアスを探すためにやってきた普段はこの世界とは違う場所にいる存在……ってことですか?」

「うん、だいたい合ってる」

「……そうですか、えっと、俺の知り合いに腕のいい医者がいるので……カウンセリングとかは専門外かもしれませんが、とりあえず行ってみませんか?」

「精神異常者じゃねぇよ!?」


 だって話を聞いてみた結果の結論としては『頭のおかしな人』以外のなにものでもないんだけど!? い、いや、精霊とか神様とかいるんだし、そういうなんとかの概念が実体化とかしててもおかしくはないのかもしれないけど……。

 頭が痛むような感覚を覚えつつ、俺はいろいろなものを呑み込んで、先輩に尋ねてみることにした。


「それで、百歩譲って先輩の話がすべて事実だとして……具体的にどうやって、シリアスを探すんですか?」

「……そ、それはその……足で……」

「あっ、ノープランなんですね」

「……はい。ついでに言うと、道がさっぱりで迷ってました」


 なんていうか、自信満々のドヤ顔になったかと思ったらシュンとした顔になったりと、かなりのスピードでテンションが切り替わるので、つい戸惑ってしまう。本当にいろいろな意味で、変わった方である。

 しかし、だからといってこうして声をかけた以上、放ってくこともできないというか……どうにも頼りない感じがするんだよなぁ、この人。放っておくと、変なトラブルに巻き込まれそうな、そんな感じがする。


「……えっと、そのシリアスがどこにあるか? みたいなのはわかりませんが、多少はこの辺りの地理には明るいので……えと、案内しましょうか?」

「ッ!? ……優しいっ」


 どうも性格上妙な方だから無視して帰るというのは選べず、厄介なことになりそうだとは感じつつも提案して見ると、先輩はなにやら感極まったような表情を浮かべた。

 しかし少しして、ハッとなにかに気付いたような表情を浮かべる。


「はっ!? 勘違いしないでよね! こ、この程度で私にフラグが建ったとは思わないことだ!」

「は、はぁ……」


 えっと、アレかな? この場合におけるフラグっていうのは、恋愛的なフラグのことかな?


「言っとくけど、まだ好感度は『96』ぐらいだから!」

「……ちなみに最大値は?」

「100」

「……出会ったときの初期値は?」

「30ぐらい?」


 驚きの高評価である。出会って1時間も経たないうちに、好感度が凄まじく上がっている。いったいここまでの会話のどこで、好感度が66も上昇する要素があったのだろうか? い、いや、もしかしたら、100溜まって初めて意味があるのかもしれないが、それにしても……なんかものすごく騙されそうな人だ。


「……ま、まぁ、とりあえずシリアス探し? に行きましょうか……なにか当てみたいなのはあるんですか?」

「う~ん、とりあえず何か食べたいかな。できれば辛い料理。さらにできれば、名産的なものだと嬉しい」


 えっと、アレかな? この人は結局、ただ『シンフォニア王都を観光しに来ただけ』なのかな? まぁ、それでも訳の分からないシリアス探しと言うよりは、そっちの方がありがたくはある。

 そう結論付けた俺は、クロから貰った食べ歩きガイドを開き、先輩の要望を聞きつつ飲食店に案内することになった。









 シアさんに顔が似ていることもあって、相当の激辛じゃないと満足してくれないかと思ったが……ソレだと俺がきついので、少しスパイシーな料理を出す店に案内した。

 先輩的には全然OKだったみたいで、ものすごく美味しそうに食事をしていた。なんかその際に「今までずっとベビーカステラしか食べてなかった」とか「ココアしか飲んでない」とか、聞こえた気がしたが……気のせいだと思いたい。

 食事中に泣いていたのも、あくまでおいしさに感動していただけであって……謎の拷問を受けてるとかそういうことじゃないと思いたい。

 そして先輩はお金を持っておらず、俺が全額奢ることになったわけだが、申し訳なさそうな顔してたので騙されているわけじゃないと信じたい。


 先輩はなんというか切り替えが早いというか、最初に抱いた予想通りテンションの振れ幅が大きい方だった。落ち込んだりしたと思ったら、本当にすぐ立ち直るし、ある意味では見ていて面白い方なのかもしれない。

 変な人ではあるが、悪い人ではないような感じで……なんだかんだで、はしゃいでる先輩との王都観光はそれなりに楽しく、ついついいろんな場所を案内してしまった。


 結局シリアスとやらが見つかることはなく、夕方になり最初に話しをした公園に戻ってきた。


「いや~楽しかった! いろいろ付き合ってくれてありがとう!」

「いえ、俺も楽しかったですよ。でも結局、シリアスは見つかりませんでしたね」

「……え? あっ!?」

「……忘れてたんですか」

「い、いや、これはその、アレだよ……シリアスは一日にしてならず! そう簡単に見つかるものじゃないんだ!」

「訳の分からない造語を作らないでください」


 今日一日ですっかり打ち解け、こうしてある程度気楽に会話ができるようになった。まぁ、なんというか先輩はアリスに近いイメージというか、ある程度雑に扱っても問題ない。というよりは、丁寧に対応するとむしろこっちが損してしまう感じの方だ。

 だが逆に言えば、変に気を使う必要もないので、慣れると話しやすい相手かもしれない。


「まぁ、ともかく今日はありが――」

「……え?」


 にっこりと笑ってお礼を言いかけた先輩は、直後に視界から消えた……もとい、殴り飛ばされた。先ほどまでシリアス先輩がいた場所には、先輩と入れ替わるように見覚えのある『黒色の猫の着ぐるみ』が拳を振りぬいた形で表れており、直後に轟音が聞こえてきた。


「ふう、まったくどこに行ったかと思えば……困った先輩ですね」

「ア、ア、アリ、アリス!? お前、いきなりなにを!?」

「あっ、いえ違います。私は超絶美少女アリスちゃんではなく、ただのファンです」

「いやいや、完全にアリス……いやそれよりも、なにしてんだお前! 先輩!?」


 突然現れた、どう見てもアリスな着ぐるみに唖然としつつも、俺は慌てて先輩が吹き飛んだであろう巨大な土煙が上がっている方向を見る。

 これがシアさんとかならともかく、今日一日見た限り先輩は普通の身体能力しかない方だ。それをアリスが殴ったら、どうなるか……くそっ、アリスを怒るのは後だ! いまは先輩の安否を……。


「めっちゃ痛いんだけど……いきなりこんな仕打ちってある?」


 と思ったら全然平気そうな顔で出てきた!? 頭にギャグマンガみたいなたんこぶこそ出来てはいるが、普通に元気そうである。

 俺が状況に混乱していると、アリス? がその疑問を察したのか告げた。


「あぁ、安心してください。先輩は『ギャグ補正』持ちなので、基本不死身な耐久力おばけなので、まったく問題ないです」

「え? いや、お前いきなりなに言ってんの……」


 ギャグ補正って、そんな漫画みたいな……だめだ、本気で混乱してきた。上手く頭が回らない。


「ともかく帰りますよ、先輩」

「嫌だ! 私はまだシリアスを見つけてないんだ!!」

「だから、無いですって……」

「いいやあるはずだ、きっとある! シリアス・オブ・シリアスの私がいる限りシリアスは向こうから現れてくれるんだ!」

「……しゃらくせぇ」

「ぎゃぁぁぁぁ!?」


 なんだろう、状況にまったく付いていけない。黒い猫の着ぐるみに先輩が切り刻まれたかと思ったら、次の瞬間なにごともなかったかのように復活してる。

 あまりにも置いてけぼりというか、さっぱり意味が分からない状態に頭が痛くなるのを感じつつ……なぜか俺の意識は徐々に遠のいていった。











「――はっ!?」


 布団を跳ね除けて、起き上がると……そこは見覚えのある俺の部屋だった。慌てて周囲を見渡してみるが、先輩も黒い猫の着ぐるみも、どこにもいない。


「……え? 夢?」


 なんというかずいぶん変な夢を見たものだ。俺、疲れてるんだろうか?

 そんなことを考えつつ、ベッドから起き上がると……ふと机の上に綺麗に包装された小包を見つけた。手に取って確認してみるが、差出人の名前は書かれていない。

 見覚えのない小包に首を傾げつつも開けて見ると……中には、牛乳に溶かして飲むタイプの『粉末ココアの詰め合わせ』とビーチフラッグとかで使いそうな『旗』が入っていた。


 その旗にはマジックらしきもので『幸せ』と書かれており、持ち手の部分には一枚のメッセージカードが張り付けられていた。

そして、そのメッセージカードには、可愛らしい文字でこう書かれていた。












『このフラグは折らないでおいてやる。あとその……楽しかった、ありがとう。シリアス先輩より』





シリアス先輩(好感度999)「……ま、まぁ、さすがは主人公。悪くないやつだったかな……私には全然フラグとかは建ってないけど」

???「名前の横……いや、まぁ、いいですけど……しかし、お礼にココアって、それ以外なかったからなんでしょうけど、激辛な品とかじゃないんですね?」

シリアス先輩(好感度999)「はぁ? なに言ってるんだが……いい、『自分の好むもの』と『相手に喜んでもらえるもの』ってのは違ってあたり前でしょ。自分の嗜好を押し付けるなんて、馬鹿なことはしない」

???「……なんというか、常識的な発想なんでしょうが……いま『どデカいブーメランが、パラレルワールドの貴女にぶっ刺さってます』よ?」

シリアス先輩(好感度999)「え? ……あっ」

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