電脳筆写『 心超臨界 』

誠実な心が誠実な行動を生む
( ブリガム・ヤング )

不都合な真実 《 マッカーサー証言を教科書に 》

2020-03-20 | 05-真相・仕組み・技術
 「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
    そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
  ( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f
    ( 東京裁判史観とは → https://tinyurl.com/ugz9qah
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《 いま注目の論点 》
ネット世論に敗れた共産党――石平さん
自爆、私刑 勇武派女性の告白――藤本欣也さん
テレビに映らぬ米民主党の混迷――渡辺惣樹さん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


マッカーサーが朝鮮戦争の開戦後、本国アメリカ連邦政府に召喚されて、米上院で証言しました。正確に申し上げると、1951年(昭和26年)5月3日の米上院軍事外交合同委員会におけるマッカーサーの証言です。彼は「日本が戦争に駆り立てられたのは、主にセキュリティ(安全保障)上の理由からだった」と述べました。


◆マッカーサー証言を教科書に

『日本を嵌める人々』
【 渡部昇一、潮匡人、八木秀次、PHP研究所 (2013/9/12)、p214 】

【渡部】 ご存じのとおり、東京裁判とは、ダグラス・マッカーサー連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官の裁判でした。連合国から委託を受けたマッカーサーのもとで、近代法の大原則や国際法を無視したうえに、マッカーサー条例を使った「裁判」だったわけです。その意味でも、「マッカーサーの裁判だった」と評し得るでしょう。

ならば、批判すべき相手はマッカーサー元帥なのか。そうとも言えません。

実は、そのマッカーサーが朝鮮戦争の開戦後、本国アメリカ連邦政府に召喚されて、米上院で証言しました。正確に申し上げると、1951年(昭和26年)5月3日の米上院軍事外交合同委員会におけるマッカーサーの証言です。彼は「日本が戦争に駆り立てられたのは、主にセキュリティ(安全保障)上の理由からだった」と述べました。

重要なポイントですので、英語の原文も紹介しておきましょう。

「Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.」

最後の「セキュリティ」が、広く「安全保障」(防衛)と訳される言葉です。日本の安全を保障するための戦争であり、日本の防衛のための戦争だった。あの戦争は日本の侵略戦争などではない、あえてポレミック(論争的)に訳せば、「自存自衛戦争」だったと断言したのです。日本を侵略国家として裁いた東京裁判を、その実質的な「主宰者」だったマッカーサー自身が、公の場で否定したわけです。

ところが当時、このニュースは、日本の、どの新聞も報道しませんでした。当時の『朝日新聞』は、翌5月4日と5日にかけてマッカーサー証言を連日、一面で報じながら、最も注目すべき、右の証言に触れていません。他紙を含め、その後も現在に至るまで看過され続けています。「教科書」にも記載されていません。権威ある米上院・軍事外交委員会における証言なのです。日本の教科書に載せるのは、むしろ当然の措置ではないでしょうか。

【八木】 実は、渡部先生にも執筆陣に加わっていただいている育鵬社の中学歴史教科書『新しい日本の歴史』は、文部科学省への検定申請段階では東京裁判についてのコラムでマッカーサー証言を引用していました。しかし、検定意見が付き、削除を余儀なくされました。理由ははっきりしないのですが、どうも外務省の顔色を見ているような気がします。検定を担当する教科書調査官から「外交問題になる」「削除しないと合格させない」と言われ、悔し涙をのみました。今後も記載に向けて努力したいと思います。

【渡部】 マッカーサー自身の、アメリカ上院での証言です。証言に問題があれば、上院議員による厳しい追求に晒されます。虚偽の証言をすれば、偽証罪に問われます。アメリカ合衆国において、個人が表明できる、最も公式な場所での証言です。その上院における責任者の証言であり、日本にとって死活的に重要な証言であるにもかかわらず、なぜか戦後日本は、この証言を看過してきました。外務省の不勉強と断じておきます。

これまで私は、数えきれないくらい、外務省の幹部にお会いしてきましたが、このマッカーサー証言の話題を振って、話が通じたことがありません。はっきり言いましょう。証言を読んでいた外務省幹部に会ったことが一度もありません。誰も知らなかった。この事実自体が、重大問題ではないでしょうか。

日本も外務省が知らないくらいですから、おそらくアメリカの国務省もしらないでしょう。アメリカの国民も、アメリカの政治家も、マッカーサー証言なんか知らないでしょう。ですが、彼らはみな、東京裁判は知っています。だから、日本国は根気よくマッカーサー証言を宣伝すべきなんです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆お勧め情報【 拡散希望 】
 日本が東京裁判史観の呪縛から解き放たれるために

「東京裁判史観」
「WGIPの洗脳にかかったままの日本」
「今も生きているプレス・コード」
「GHQ焚書図書」
「公職追放が『敗戦利得者』を生み出した」
「『進歩的文化人』という名の国賊12人」
「真珠湾攻撃の真実」
「南京大虐殺というプロパガンダ」
「歴史教科書問題から生まれた近隣諸国条項」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この記事についてブログを書く
« 真理のひびき 《 価値ある人... | トップ | 武漢ウイルスと呼ぶべき訳――... »
最新の画像もっと見る

05-真相・仕組み・技術」カテゴリの最新記事