循環取引及び架空取引、人を欺き金銭を騙し取る詐欺事件の恐ろしさ
いつも当社ブログをご覧になって下さり誠にありがとうございます。
ピーエムジー株式会社 営業部の深井でございます。
弊社は昨年11月に巨額の詐欺事件に巻き込まれてしまいました。
内容は銀行・ノンバンク・企業などに対して循環取引・架空取引(私文書偽造なども含め)などの詐欺行為を行い、
銀行・ノンバンク・などの会社をだまし、資金を調達した株式会社イースター(会社住所:横浜市中区相生町六丁目100番地 代表取締役 松島 康倉)(以下「イースター」といいます)について皆様にお話しします。
2019年11月25日の朝に金融コンサルタントから弊社へ紹介が入り、ファクタリングを希望している神奈川の家電卸のお客様がいるから対応してほしいと弊社へ連絡が入りました。
申込書と、審査にかかる必要書類のご案内をすぐにお客様へ送り、至急対応する旨を紹介者に話しました。
同日13時にイースターからメールにて申込書、決算書、請求書、通帳コピー、免許証が添付されてきました。
下記添付資料が実際の申込書です。
内容は以下の通りです。
買取り希望額1億2000万
買取り希望日11月26日
使用用途:仕入代金の支払い
すぐに送っていただいた審査資料を審査部に提出しました。
その後イースター・代表松島と電話にてヒアリングを行いました。
資金ショートの理由としては、メインの家電卸のほかに太陽光の仕事をしていて、
そちらのほうの仕入れがあり、銀行にも話をしていたのですが間に合いそうもないとのことでファクタリングを検討し、
申込みをしたとのことでした。
※株式会社イースターのホームページ
http://www.eco-easter.com/company.html
イースターの決算書上の売掛先
・上新電機株式会社
・株式会社アイ・ユー・ケイ
・ニプロ株式会社
・株式会社エディオン
・NTTコムエンジニアリング株式会社
・株式会社AIKジャパンコーポレーション
・横濱みなと不動産
・デジタルサービス株式会社
イースターの決算書上の買掛先
・FEP株式会社
こちらの会社も弊社にてファクタリング契約をしており、イースターとの架空取引・循環取引に深く関わっておりました。こちらの会社のブログも上げておりますのでご興味ございましたら閲覧してみてください。
ホームページ https://www.fep-tv.com/about・サンシャインサービス株式会社
・環境メソッド株式会社
・デジタルサービス株式会社
・株式会社AIKジャパンコーポレーション
売掛先は与信情報の良い会社ばかりで通帳を見ても毎月継続的に期日通りの入金がされていました。
買取企業との書類についても請求書はもちろんのことその他成因書類(一括仕入稟議書・納品書・物品受領書・発注書)もありました。
保有債権は上場企業ばかりですので、弊社の審査基準は問題なく通過するのではないかと思いました。
企業情報機関の評価も悪くなく、支払い遅延情報等もなく、こちらも弊社の審査基準を通過できるのではと思っておりました。
審査部より審査結果が出てきました。
結果は可決で希望通りの1億2千万円
申込の翌日の2019年11月26日に弊社にてイースターとの二者間でのファクタリング契約を締結し、
1億2千万円を指定された口座へ送金しました。
集金代行日は買取債権の入金日である2019年12月25日と2019年12月27日に設定いたしました。
2019年12月12日にイースター・代表松島から電話が入り、追加で5千万円のファクタリングをしたいとの申し出がありました。
審査部にその旨を伝え、追加資料をもらい再度審査をお願いしました。
債権にも十分な余剰があったため今回も審査が通過すると思っておりました。
少し経ち、審査部より可決の報告を受けました。
2019年12月16日に追加のファクタリング契約を締結し、5千万円を指定された口座へ送金しました。
集金代行日は一度目の契約と同様で買取債権の入金日である2019年12月25日と2019年12月27日に設定いたしました。
二度目の契約の翌日に、私と弊社代表、紹介者、イースター・代表松島と食事に行きました。
場所は松島康倉代表がオーナーを務めるイースターの持ちビル本社の地下にある馬車道倶楽部というお店でした。
この時初めて会社にお邪魔しましたが、ガラス張りの一階エントランスにはランボルギーニのアヴェンタドールが飾られていました。
地下の馬車道倶楽部というお店も顔認証の会員制で、店内は完全個室のお店で高級感があり羽振りの良さを感じました。
https://restaurant.ikyu.com/113369/
この時の会食で話した内容は今後の仕事の方向性であったり、
取引している会社の話や松島康倉代表の昔の話であったりとありふれた内容でした。
節税対策にも詳しく、一括減価償却ができるコインランドリーも多く保有しておりました。
今後の仕事に対してのビジョンもしっかりしている印象を受けました。
次回のファクタリングの話をした時も手数料をやはり気にしていて、銀行融資が間に合えば使いたくないとの回答で迷っていました。
その後お酒も入ってきたところで一つ気になる話をしていました。
『普段から親密な関係がある大きい会社が、11月末が決算で決算時に現金預金を増やすことで銀行から融資が引ける。
1日で10%手数料を払えるからおいしい話なので、ぜひどうですか?
5憶貸して次の日に5,5億っておいしくないですか?』という話をしていました。
粉飾決算の手伝いをしているのか気になりましたが、深く掘り下げることはしませんでした。
その後も楽しくお酒を飲みその日は解散となりました。
銀行融資が間に合わなければやはりファクタリングが必要になりそうだとの相談を受け、
1回目の集金代行日前日の12月24日に次回の買取希望の債権の請求書、直近分の通帳コピーがメールにて届きました。
急なご依頼にも応えられるよう審査部に審査を依頼しておきました。
そして1回目の集金日である2019年12月25日の朝一で連絡を取り合い、集金代行業務も特に問題はないとの回答を受けました。
午前中は打ち合わせがあり対応できないとのことで13時くらいの振り込みになると言われました。
13時になっても入金の確認が取れないので再度電話したところ、今銀行に向かっていて14時ころになりそうだと言われました。
それ以降連絡がつかなくなり集金代行業務も履行されることはありませんでした。
イースターの本社事務所に足を運びましたが、中には誰かがいる様子はなく会社は閉まっていました。
以前の会食でお邪魔した、松島康倉代表がオーナーを務める株式会社イースターの本社事務所の地下の馬車道倶楽部に行き、
話を聞いたところ15時頃松島康倉代表に用があり事務所を訪ねたがその時には誰もいなかったとのことでした。
その後も連絡がつくことはなく、本来三社間で行われるファクタリング契約ですが、
二社間契約を希望されていたので、債権譲渡登記及び債権譲渡通知を留保していますが、
業務委託契約違反と判断し、12月25日付で債権譲渡登記を設定しました。
翌日イースターの会社の前に、用事があると思われる方が立っていたので話を聞くと、
徳島銀行の方で短期融資の返済日だったが、イースターの松島代表と連絡がつかなくなり、
返済不履行を起こしているとの話を聞きました。
夜逃げをしたと確信して、12月26日付で各売掛先へ債権を譲り受けた旨の通知書を内容証明郵便にて発送
これに対する売掛先からの回答
株式会社イースター 売掛先一覧
① 株式会社アイ・ユー・ケイ
東京都文京区西片一丁目17番8号
株式会社アイ・ユー・ケイの担当者と話をしたところ7年程前から実際に付き合いをしていて、毎月月末に支払いをしておりました。(イースターの通帳からも確認できております)
11月末支払済み金額¥146,357,050
12月末支払予定の¥151,813,200は株式会社イースターの松島康倉代表と連絡がつかなくなったため、まだ支払いしていないとのこと。
株式会社アイ・ユー・ケイと話をしたところ7年ほど前から、株式会社イースターとは実際に取引をしており、
毎月1.5億ほど支払いをしていたとのことでしたが、調査したところ過去含め物品が入ってきた事実確認が取れないとのことで
再度調査をするとの通知書が2020年1月6日に届きました。
しかし株式会社アイ・ユー・ケイから株式会社イースター宛に送られた物品受領書等も確認しており、
もし納品されていないことが事実であれば約7年間架空で取引していたことになります。
また、株式会社アイ・ユー・ケイの内部に協力者がいたか、税金対策等で会社ぐるみで架空取引をしていた可能性があります。
② ニプロ株式会社
大阪市北区本庄西三丁目9番3号
→ 株式会社イースターという会社は全く知らないとのこと。
債権債務不存在③ 上新電機株式会社
大阪市浪速区日本橋西一丁目6番5号
→ 一切付き合いないとのこと
債権債務不存在④ 株式会社エディオン
広島市中区紙屋町二丁目1番18号
→ 一切付き合いないとのこと
債権債務不存在⑤ NTTコムエンジニアリング株式会社
東京都港区芝浦一丁目2番1号
→ 一切取引がない。
債権債務不存在⑥株式会社AIKジャパンコーポレーション
東京都中央区築地四丁目10番16号MSビル4階
→債権債務なし
株式会社イースターの売掛先からの回答で初めて、イースターが弊社へ提出していた取引先企業などとの
契約書や成因書類、その企業の印鑑等のほとんどを偽造していたことが明らかになりました。
売掛先からの入金も、イースターに協力している会社が振込人名を変えて振込していたことになります。
ここで初めて架空取引による循環取引だということがわかりました。
令和一年 8月決算時点での借入金の内訳書の情報が以下の通りです。
神奈川銀行 約7.7億
大光銀行 約4.8億
東日本銀行 約2.6億
群馬銀行 約3.7億
横浜銀行 約1.4憶
りそな銀行 約5.1憶
つくば銀行 約1.8憶
商工中金 約1.5憶
他多数 約7憶借入金合計¥3,722,487,958
これだけの巨額のお金を、株式会社イースター 松島康倉は設立してから
今に至るまで長期的に架空取引にて共謀者と共にお金を回し、売り上げがあるように見せかけて
金融機関から巨額の融資を受けていた疑いがあります。
※循環取引とは
循環取引においては、商品やサービスそのものは最終消費者・需要家に販売・提供されず、当事者・業者の間で転売が繰り返されているだけであり、本来の意味での売上(=消費)は発生しない。なお、商社や卸売業者では、一般に商品在庫の多寡を背景に、業界仲間内で保有在庫を転売し、在庫と資金(キャッシュ)の保有比率を適正に維持するための商取引が普及している。そのため、一般に商品の転売行為そのものが違法・不当として認識されているわけではなく、それを取り締まる法的根拠は無い。
しかし、循環取引では通謀し伝票をやり取りするだけで売上高が不正に操作できることから、企業の成長性を高いように仮装して金融機関の融資を容易にし、あるいは債券や株式の新規発行を有利に導く目的で行われることがあり、この場合は融資関連の調査資料や有価証券報告書に対する虚偽記載の容疑として立件・摘発の対象とされる。企業の営業責任者が売上ノルマ達成を目的として取引先業者と癒着し仮装している場合や、取引先からの短資融通を断れないまま手を染めている場合があり、内部監査や告発などにより経理資料が不公正な状態になっていることが発覚するケースも多い。
調査を進めていく中で関連の疑いがある会社へ、通知書を2020年1月22日付内容証明郵便にて発送
どの会社も事実無根との回答しか来ておりません。
関与した疑いのある会社
① FEP株式会社 大阪市中央区南本町三丁目3番5号
毎月約5億円送金(通帳にて確認しております)② デジタルサービス株式会社 大阪府高石市東羽衣1丁目7番6号
定期的にではないが、送金履歴確認済み
FEP株式会社の指示でデジタルサービス株式会社の代表になるが、名前を貸しているだけで関与していたことは知らないと否定している③ 横濱みなと不動産 横浜市中区相生町六丁目100番地
代表者本人と話をしたところ、右から左にお金を流したことがあるとの回答④ 株式会社AIKジャパンコーポレーション 東京都中央区築地四丁目10番16号M
Sビル4階⑤ 株式会社アイ・ユー・ケイ 東京都文京区西片一丁目17番8号
7年程前から実際に付き合いをしていて、毎月月末に約1.5憶円の支払いをしておりました。⑥ 株式会社テクノシステム 横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号横浜ランドマークタワー19階
代表取締役 生 田 尚 之
11月28日に株式会社イースターから株式会社テクノシステムへ1億円送金
12月2日に株式会社イースターから株式会社テクノシステムの生田尚之代表の個人口座へ4億円と、8千万円の二口送金
株式会社イースターの支店登記と株式会社テクノシステムの支店登記の住所が2支店同じ
株式会社テクノシステムの支店と株式会社イースターの支店が同じ。法人、個人、ともにお金が流れている。
ここまでの関係で知らなかった、関係ないは通用しないのではないでしょうか。
冒頭にも出てきた、イースター 松島代表との会食の際に
『普段から親密な関係がある大きい会社が、11月末が決算で決算時に現金預金を増やすことで銀行から融資が引ける。1日で10%手数料を払えるからおいしい話なので、ぜひどうですか?5憶貸して次の日に5,5億っておいしくないですか?』
と弊社代表の佐藤に案内していました。
この大きい会社というのが株式会社テクノシステムでした。
期末に第三者から資金を融通してもらい決算を迎え期首に返済する。
これが本当の話であれば粉飾決算をしている明らかな証拠なのではないでしょうか。
冒頭でも記載した通り、イースターからの振り込み履歴に株式会社テクノシステムとその代表のイクタナオユキの名前がありました。
ただ単にお金を貸して返してもらった。
実際の商取引があった等、債権債務関係にあった可能性も考えられますが、
怪しいお金の動きがあったのは事実です。
今回の循環取引に関与していた可能性を視野に入れ動いていきます。
支店住所が同じ、法人個人ともにイースターからお金が流れている。
なお、イースターの松島代表はテクノシステムの決算の裏側も知っていた。
ここまでの関係がありながら、架空取引及び循環取引をしていることを知らなかった。
関係ない?
私はそうは思えません。
今回弊社が巻き込まれた詐欺事件に関わっていたのであれば、間違いなく重要参考人以上の扱いになります。
株式会社イースター 松島代表がすべて証言すれば簡単なのですが・・・
すべては株式会社イースター 松島康倉を逮捕し司法で事実を証明させることが全容解明の一番の近道だと思います。
警察の裏付け調査の能力はこれに勝るものはないくらいの調査力を持っています。
弊社は株式会社イースター及びFEP株式会社に対し刑事告訴を進めており、この一連の取引を通謀、協力した会社、個人も含めて刑事告訴をする所存です。
刑法第246条1項には「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。」と定められています。
同条2項には「前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。」と定められています。
またこれに関与していた者、関わってしまったものは、共謀等の罪に問われることでしょう。
弊社では民事・刑事にて調査を進めているところで、当事者、共謀者共に私たちは絶対に許しません。
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
こういった、詐欺事件は実際にありましたが、
今後も全国の企業様のサポートができるように邁進してまいります。