(約600文字)
さっき病院から悲しいメールが届いた。
もう少しだったのに…
真っ暗闇のトンネルからやっと明るい光が見え始めた矢先だったのに…
振り出しに戻ったということがわかった。
どんだけ不利な状況でみんながんばってきたか…
陽性患者さんも疑わしい患者さんも陰性患者さんも、みんなマスクもしてくれないしウロウロ動き回るし、保健所はなかなか動いてくれないし、国は支援チームを要請するとか言ってたけどなしのつぶて…
こんな状態だから、1人陽性患者が出るとまたわらわらと増える。
そしてうちの陽性患者は高齢者ばかりなので、比較的高い割合で重症化する。
さっきも重症化した新たな陽性患者が高熱を出し意識障害になってると言うのに転院先がなかなか決まらないとのこと。
どうして?意識障害だよ!?
地獄だ…
大体、なぜ精神科医が1日中レントゲンやCTで慣れない新しい感染症を診続けるという異常事態が放置されているのだろう。最近死刑になった男のようにとまではいかなくても、やはり心のどこかに「精神障害者は後回しで良い」という認識があるんじゃないかと疑ってしまう。
暗いものを読ませてしまってごめんなさい。これを自分の中に溜め込むのはしんどすぎたので、ここで吐き出させてもらいました。
明日からまた頑張るわ。
でも、ゴールが見えないよ…
ではまた。