高校野球 夏の大会
西東京 創価高校が大熱闘 延長15回で再試合に
大阪 関西創価高校は4回戦へ
◇西東京5回戦
八王子
100100011000010|5
000100030000010|5
創価
(延長15回、再試合)
第99回全国高校野球選手権大会の西東京大会5回戦が22日、府中市民球場で開催され、創価高校が、昨夏の準決勝で惜敗している第5シードの八王子高校と、延長15回の死闘を演じ、5対5の同点で再試合となった。
創価は七回まで4安打。八回には、リードを2点に広げられた。しかし、八回裏、一死2塁の好機を作ると、8番・藤澤主将(3年)が、インコース寄りのスライダーを完璧にとらえ、左越えの同点本塁打。「ベンチ、スタンドも全員が昨年の雪辱を果たすと燃えていました。皆が打たせてくれた」と振り返った。その後の打者も続き、この回、逆転に成功した。
昨夏の王者・八王子も意地を見せて九回に同点とする。さらに十四回、1点を勝ち越された創価。その裏の攻撃も2死と追い込まれてしまう。ここで、途中出場の大野(同)が、2ストライクから、起死回生の三塁打を放ち、上村(同)の適時打で再度同点に。その後、両校譲らず、大熱戦は幕を下ろした。
再試合は、きょう午後0時30分から府中市民球場で行われる(雨天順延)。
◇大阪3回戦
大阪学院大
000000000|0
00100002×|3
関西創価
大阪大会の3回戦は同日、万博球場で行われ、関西創価高校が大阪学院大高校に3対0で勝利し、4回戦へ進出した。
関西創価の先発は、エース・村上(3年)。再三、出塁を許すも、制球良く粘り強い投球で要所を締めた。好守にも助けられ、9回を3安打完封した。
打線は三回、3番・松永(2年)の右前適時打で先制した。八回には4番・大城(同)らの安打で2点を加え、勝利を呼び込んだ。
4回戦は24日午後1時20分開始予定で、春日丘高校と対戦する(舞洲球場、雨天順延)。
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