昨日の午前2時半ころ
僕、火野映司こと渡部秀
この日の撮影をもちまして、
『仮面ライダーオーズ』全撮影オールアップしました。
あっという間でした。
最初皆で顔合わせをしたあの日。
監督から
「1年間はあっという間だよ。」
と言われ
自分の中で1年で何が出来るのか、ずっと考えてました。
そう考えてる内にどんどん終わりに近づいてました。
時間の流れは早い。
楽しい時間って100倍くらいの早さで進んでるように感じた。
小さい頃に夢に描いた
仮面ライダーになるという夢。
仮面ライダーオーズは僕にたくさんの力をくれました。
少し長くなりますが、
伊達明役 岩永洋昭さん
イワさんには男について熱く語ってもらったね。
実年齢はオレより干支一周分違うけど、精神年齢は一緒だったね(笑)
最初はEXILEと見間違えるほどたくましかったよ。
いつも、その現場を凍りつかせるオヤジギャグに勇気づけられてました。(笑)
本当の兄貴が出来たみたいで嬉しかったよ。
後藤慎太郎役 君嶋麻耶さん
キミジーは最初オレとあまり喋ってくれなくて、一時期オレのこと嫌いなんじゃないかと思うほどクールだったね。(笑)
でも実は人見知りなだけで中身はとても心の優しい人だったよ。
切れ味バツグンのキミジーの突っ込みで落ち込む事も多々あったけど本当はオレにかまってくれる優しさだったんだね。
てか早く服ください。(笑)
泉比奈役 高田里穂ちゃん
里穂ちゃんは最初会った時15歳だったね。
とても自分より若いとは思えないくらい大人で、年上のオレとしてはかなり焦ったよ。
現場でもオレのつまらないギャグ笑ってくれてありがとう。(笑)
ヒロインとして最後まで、たくましく演技してる里穂ちゃんは心強かったよ。
里中エリカ役 有末麻祐子ちゃん
有末ちゃんはなんだかんだ言って、この仮面ライダーオーズの前に一緒に3、4回仕事したよね。
唯一の同い年で不安だらけだったオレにとって心強い仲間だったよ。
話すと止まらない有末ちゃんに同じ話何回聞かされただろう?(笑)
それも全部良い思い出だよ。
ウヴァ役 山田悠介くん
やっくんはオレと似ててスゴくギャグが滑る人だったね。(笑)
最終オーディションの時実はオレの相方役をやってて声がデカイなって思ってたよ。(笑)
時々見せる真剣な一面かっこよかったよ。
カザリ役 橋本汰斗くん
もっちゃんはダンスも歌もなんでも出来て最初から圧倒されたよ。
たまに銀髪のカツラ奪って逃げてごめんなさい(笑)
関西弁もかっこよかったよ。
ガメル役 松本博之さん
松本くんはグリードのなかで一番喋ったね。
一回ガメルがいなくなって、また戻って来たときは嬉しかったよ。
アフレコでガメルの声が聞こえなくなるのは寂しいけど、また会えた時は聞かせてね。
メズール役 未来穂香ちゃん
穂香ちゃんは現場では1、2回ぐらいしか一緒じゃなかったけど、現場ではKポップのダンス見せてくれたり、たまに天然な一面も見せたり
いつも笑ってる穂香ちゃんはとてもステキだったよ。
アンク(ロスト)役 飛田光里くん
光里くんはもともとオーズが大好きで地元が田舎なのも共通しててスグに仲良くなれたね。
最後オールアップのとき泣いててオレまでなきそうだったよ。
実の弟の様に可愛い光里くんは僕らの癒しだったよ
白石知世子役 甲斐まり恵さん
甲斐さんは最初から明るい方で、いつも僕の話を興味深く聞いてくださいましたね。
甲斐さんと知世子さんの区別がつかないくらい、ぶっ飛んでいて美しいキャラはオーズをすごく盛り上げて
くれました。
姉御肌な甲斐さんは本当の姉貴の様でした。
真木清人役 神尾佑さん
神尾さんとは初めてお会いしたとき父親よりも年上ですねと話しましたね。(笑)
一回イワさんと本気でかかって行ったとき、護身術でコテンパンにやられたのを覚えてます。
さすがSP(笑)
お酒が飲めるようになったら飲みに行きましょうね!
鴻上光生役 宇梶剛士さん
宇梶さんは初めてお会いしたとき大き過ぎてビックリしました。
宇梶さんの昔の最強伝説を聞くのが僕の楽しみでした。
お芝居も勉強になることばかりで人生の先輩としても尊敬できる偉大なお方でした。
アンク役 泉信吾役 三浦涼介さん
りょん君と初めて会ったのはリハーサルの日だったね。
最初はお互い初対面でぎくしゃくしたけど、独り暮らしで役に立つ料理を聞いたら簡単に作れるカルボナーラ教えてくれたね。(笑)
それが初めての会話。
二人とも性格が真逆でオレはガツガツ系で、りょん君は人見知り系。
だから最初あまり波長が合わなくて、時には喧嘩することもあったね。
二人で上野&新宿デートしたの覚えてる?
映司とアンクの髪型のままでどっちがバレるか競ったね。
結果は圧倒的にアンクだったけど(笑)
昼のお弁当も最初は全然食べなくてオレがよくりょん君の残り食べてたよね(笑)
あれから1年ちょっと
どれだけりょん君に教えてもらったんだろう。
どれだけりょん君と会話したんだろう。
どれだけりょん君と一緒にいただろう。
本当はもっともっと二人で居たかった。
りょん君には感謝しても感謝しきれないぐらいの想いがあって、
オレが道に迷いそうなときにはいつも隣にりょん君が居てくれたね。
りょん君がいない日の撮影は、なんかあまり調子が乗らなくて
やっぱりオレにはりょん君っていう相棒が必要なんだなって改めて思ったよ。
いつもは面と向かってこんなこと言えないけど本当に心から感謝してるよ。
最後に、こんなオレを1年間支えてくれてありがとう。
みんなオーズを一緒に作り上げてきた仲間。
他にもキャストをはじめ監督、スタッフ、ファンの皆さん。
様々な方々のおかげてここまでこれました。
これからはみんなバラバラの道を歩いていくけど、
道に迷ったらまたオーズに戻って来ようね!
明るい明日が来ると信じて。
みんな、ありがとう……