浦安署 富岡交番が再生 地域守る砦に万全の液状化対策

震災から約1年9カ月、生まれ変わった新富岡交番=19日午前
震災から約1年9カ月、生まれ変わった新富岡交番=19日午前
東日本大震災による液状化で傾いた旧富岡交番=2011年3月
東日本大震災による液状化で傾いた旧富岡交番=2011年3月

 昨年3月の東日本大震災による液状化で傾いた浦安署富岡交番(浦安市富岡3)の建て替え工事が終わり、19日、新交番の開所式が行われた。新交番は地盤改良されており、液状化対策は万全。震災から約1年9カ月、地域の安全安心を守る砦(とりで)として待望の再スタートになる。建設費は約3600万円。

 同市は液状化で多くの住宅などが被災。旧交番も周囲の土砂が噴き出して建物右側が沈下したため、利用ができなくなった。入札不調で建設が遅れたこともあり、同署は移動交番車で、今年8月からプレハブの仮設交番で地域の安全を守ってきた。


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