(台北中央社)新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国境を閉鎖した南米ペルーで足止めされた日本人観光客らの一部が、台湾が手配したチャーター機に同乗して出国したのを受け、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)は29日、同協会の公式フェイスブックを更新し、「友情溢れる台湾側のご協力につき心から感謝を申し上げます」とつづった。
外交部(外務省)の欧江安報道官によると、同機に搭乗したのは台湾人55人、外国人84人の計139人で、このうち約30人が日本人だった。同機は台北時間29日午前4時にクスコを出発。リマを経由し、同午前10時に米マイアミに到着した。ペルーには約260人の日本人が足止めされていたという。
(游凱翔/編集:塚越西穂)