プロ用パンの製造販売/喫茶店・カフェの運営サポート

2008年11月

2008年11月29日

珈琲館 さらさ

珈琲館 さらさ

東郷町大字春木字太子36-1→地図はこちら
TEL 0561-38-1498

シュトーレンの物販販売
でお客様とつながりが深まったお店

━─━─お店のご紹介━─━─━IMG_7332

まずは“自分たちが落ち着ける場所をつくりたい”
そんな想いのご夫婦によってつくられる『珈琲館 さらさ』は
ご夫婦の雰囲気そのものといった和風の落ち着きのある雰囲気のお店。


IMG_7348このお店にしかない“雰囲気”と“味”
こだわりは何ですか?とお聞きすると「そんな大したことは何もしていないよ」とご主人はいうけれど、珈琲に使う水は浄水器を通した水を使って、サイフォンで丁寧に淹れている。机の上にさりげなく置かれているお砂糖は茶色い“きび砂糖”。珈琲を入れる器は奥様が好きで集められたもので、カウンターの後ろに100以上が並べられ、定期的に入れ替えもされる。
ご夫婦が当たり前としてやっていることなのであえて謳ったりはしていないけれど、
ここに通う常連さんたちは、やっぱりこのお店にしかない“雰囲気”と“味”を感じて居心地が良くて何度でも来るのでしょう。

月日と共に味わいが出てくるお店づくり
「年月を重ねるごとに、味がでてくるお店にしたかったのよ。だって月日と共に
汚くなっていくのっていやでしょ。」という奥様。
お店を建てるとき、飲食専門の業者さんではなく普通の大工さんと様々な店を見てまわり、あれがいい、こうして欲しいと要望したそうです。店内の壁には珪藻土、木は白木のまま、床材には自然塗料の柿渋を自分たちで時間をかけて塗り、できあがったお店は今年で9年目というけれど、こぎれいで自然の素材が少しずついい味わいをだしている。「ランチは店内が油っぽくなるからやらないのよ」と店内の佇まいをとても大切にされている。

ひと手間かけたメニュー
メニューは珈琲とサンドイッチのシンプルなものです。メニューに使うあんこは自家製で糖分控えめで炊き上げます。ヨモギのケーキに使うヨモギは、季節になると若葉を摘んできてつくります。シンプルだけどひとつひとつがとても丁寧。

あわただしい日常から少し離れて、落ち着いて深呼吸ができる。
ゆっくりとくつろぐことができる。
そんな空間がここにはあります。

シュトーレンの物販販売で深まったお客様とのつながり

やるつもりはなかった物販
IMG_7346「物販とかってやるつもりなかったの。ポスター貼ったりするとお店の雰囲気がこわれるし。」そう話す奥様だったが、当時担当だった長屋があまりに熱心に勧めるのでやってみることにしたそう。「物を置いて売るなんて大げさに考えないで、クリスマスみたいな日本中お祭りみたいになるときに、クリスマスならではのシュトーレンをちょっと置いておくと店内に季節感がでるし、お客様と会話をするきっかけにもなるんですよ!」「じゃあ10個だけ置いてみようかしら」

そうやって始めた店頭販売。シュトーレンに少しでも興味を示されたお客様には、必ず声をかけるようにしている。「ラム酒漬けのナッツやレーズンがたっぷりと入ったクリスマスケーキなんですよ」「奥さんとか娘さんきっと好きなんじゃないかしら」押し売りはしたくないから、無理にはすすめない。興味をもったお客様にだけお話をする。
シュトーレンを一度買われたお客様が、またご来店されて「おいしかったから、お友達に買っていくわ」と今度は5つほどまとめて買われていくというお客さまのリピートが多いそうです。ワンシーズンで2回買いにみえるパターンが多いので、早めにお店に並べるようにされている。店頭販売も今年で3年目となった今では、予約でほとんど売れてしまう。

「長屋さん、いいもの紹介してくれてホントありがとうね」
さらささんのお客様からも
「パン屋さん、今年もおいしいシュトーレン頼むよ!」
とお客様から声をかけられるほどに。
シュトーレンがお店に良い風を運び、お店が活性化しています。
IMG_7345
入口の入ってすぐのよく目にとまる場所に陳列


2008年11月25日

Cafe de Lyon カフェ・ド・リオン

リオン 外観

Cafe de Lyon

カフェ・ド・リオン
名古屋市西区那古野1-23-8→地図はこちら
TEL)052・571・9571

当社の開店前サポートをご利用していただき、その後2008年8月8日、西区那古野にお店をオープンしたカフェ・ド・リオンにその後の様子を伺ってきました。
       
       ◆         ◆

お客さまの途切れがなく大忙し  
店内
4人がけの机が4つとカウンター3席のお店を、平日はオーナー一人で全てをこなすため、なかなか息を付く暇がないそうです。
オープンから順調に右肩あがりで、最近はお客様が途切れなく来店され、トイレに行く暇がないほどの忙しさ。

そんな順調な滑り出しのひみつは…
①少しずつメニューを増やす 
はじめからやりたいことをぜんぶ盛り込んではじめるのではなく、店を動かし始めて、厨房の使い勝手やお客さまの様子をみながらメニューを増やしていきます。オペレーションなど少しずつ慣れていきながらメニューを増やしたほうが、混雑時などの失敗を防げます。

開店当初は、柱となる一杯出しの珈琲とサンドイッチ、手づくりケーキをきちんと提供することからはじめて、今ではオーナーがやりたかったランチプレートやアフタヌーンティーセットも加わりました。厨房のスペースからするとランチを調理するには手狭だけれど、10食限定の形で上手に続けられています。

②得意分野を活かして大盛況
日替わりランチ
料理上手なオーナーが旬の食材を活かした10食限定の日替わりランチは、OLや主婦の間で大人気となり、11:30からはじまりわずか30分で完売。ボリュームもあるため男性にも人気。
手づくりケーキ生苺のチーズスフレ
ケーキ作り歴30年のなか改良を重ねたレシピででき上げるケーキは、ケーキ屋のケーキよりも手づくり感と、オーナーのセンスが光る逸品。およそ100種類のレパートリーの中から日替わりで毎日違うものをご用意する。毎日ケーキーを目当てに食べにきてくれるお客様もいるほどです。近隣の料理店からもオーダーが入ることも。

③忙しくても質を落とさず、お客様には待っていただく
「あまりに忙しいのでケーキはあらかじめカットしておいて置こうかなと思ったこともあったけれど、やっぱり注文を受けてからカットしてお皿に盛り付けるその手順がここのお客様はいいんだと思う」この姿勢がお客さまのリピートにつながるのでしょう。


④食べてみたくなるネーミング
この日のランチプレートは【秋野菜グラタン・さつまいもポタージュ・地鶏マスタード焼き・季節野菜のシーザーサラダ】とひとひねりのあるネーミング。単に【グラタン・ポタージュ・マスタード焼き・シーザーサラダ】と書くよりも魅了的です。
ネーミングー
⑤お客様を飽きさせない工夫
「オープンサンドと一緒にワインを楽しみたいわ」というOLさんの要望に応えてワインなどのアルコールも置き始めました。会社帰りに立ち寄るお客様に喜ばれています。
クリスマスイベントも企画しています。息子さんのネットワークでフルートとピアノの生演奏とお食事という身近なカフェで優雅なひとときが過ごせそうな素敵なイベント。

               ◆       ◆

喫茶店やカフェは、人々にとって日常的に訪れる身近な場所。だからこそオーナーは絶えずお客様を飽きさせない工夫と、アイディアを凝らしたメニューでお客様を惹き付けます。いつの間にか地元の情報誌やネット上でも取り上げられるようになっています。オーナーが集客のためにやったことといえば、開店前に臣の前にショップカードを置いておいたぐらい。
10坪ほどの小さなお店だけれど、オーナーは長年の夢だったこと、やりたかったことを少しずつ実現させています。








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会社紹介


株式会社永楽堂
業務用パンの卸販売
カフェ・喫茶店の開店・
運営コンサルティング

名古屋市瑞穂区内浜町20番1号
E-mail:info@eirakudo.jp
ホームページ:http://www.eirakudo.jp

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