何故生野区や東大阪市は在日コリアンが多しのですか❓戦前からいたの❓それとも戦後❓...

東大阪市で在日コリアンが多い地区と大阪市生野区は歩いて行けるほど
近いので、一つのコリアン地区と考えてよいと思います。

さて、この辺りを流れる平野川と言う川の治水工事が戦前に行われまして
そのとき朝鮮半島から沢山の労働者がやってきて飯場をつくりました。
その人たちが工事終了後も住み着いたのがこの辺りです。

在日コリアンが大幅に増えたのは、終戦後朝鮮戦争勃発の時期です。
当時朝鮮半島南部や済州島には共産党が勢力を広げており
南朝鮮の李承晩政権に反抗していました。

1948年「済州島事件」が発生します。済州島の共産系住民の反乱を
きっかけに軍に寄る大虐殺が始まるのです。死者は3万から6万。
済州島の人口の1/6～1/10が殺されました。

生き残った人々は小舟に乗って
海を渡り日本へ逃れたんです。政治難民と言って良いでしょう。
28万人の済州島の人口は事件の後3万人位に減りました。

避難民は知人や親せきの多く住む生野区周辺に集まりました。
それが生野区周辺に在日朝鮮人が多い理由です。