2020/3/29
たとえどんなに長年寄り添った夫婦であっても、どうしても分かり合えないことってありますよね。
「男女や夫婦は難しい!男女の根本的な考え方の違いはいっぱいあると思います」という江原さん。
今日は『夫婦・男と女』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇ 男が女を愛する時 / パーシー・スレッジ
◇ 愛はそこに / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「旦那と生後4ヶ月になる息子と3人家族です。育児のことで旦那といつもケンカになり、悩んでいます。私は慎重なタイプ。旦那は短気でちょっといい加減なタイプなので、いつも意見が合いません。例えば、肌着だけじゃ寒い時に私が“もう一枚着させた方がいいよ”というと、旦那は“お前がしんどいって言うからやってやってんのに、じゃあ、全部自分でやれよ!”と、いきなり怒りだし、そこから口論になります。以前、旦那は間違って、子どもを大人の腰の高さくらいから落としたこともあるので心配になって、つい口うるさく言ってしまいます。そのことについては、とても反省してくれました。そして産後3ヶ月頃から私の体調が悪くなり、めまいで夜中に嘔吐を繰り返したので、誰もいない時に倒れてしまったら…と不安なので、旦那に相談しても話し半分しか聞いてくれず…。精神的にも疲れ、どうしたらいいか分かりません。お互いの両親も県外なので頼れないし、身近に気軽に頼れる人もいないので辛いです。旦那は普段から家事や子どもの世話をよくしてくれ、とても感謝しています。なので私がこんなことを言える立場ではないですが、旦那の怒りだすことの繰り返しで疲れてしまいました。私が甘ったれでダメなんだと思います。これから育児を頑張る為にお言葉をいただけないでしょうか?」というメールをいただきました。

A江原さん
「基本的に“そう言える幸せ”というのを思った方がいい。不幸を見るとキリがない。考え方が違うんだから。冷たく“一人で育てると思ってなさい”と言ってしまえば簡単。相手をあてにしない。子育てや夫婦だけではなく、職場でも同じ。“あの人はやっていない”“この人はやっていない”と言うのではなく、いないと思えばいい。いないと思ったら、いた方がマシ。猫の手もあるだけマシ(笑)。そういう感覚が大事。また子育てでわかっていて欲しいのは、正解はないということ。こうやってモメ合っていることはいいんです。子どもも魂ですからね。親の教育だけではどうにもならない。個性がある。そういうこともわかって欲しいなと思います」

Q★ご紹介したお便り


「ひとつ、どうしても分からないことがあってお便りしました。夫とは、お互い子どもが巣立って50代で再婚しました。毎日、とても穏やかに楽しく暮らしています。ただ、もうこの歳になると時々“死”のことを話すこともあって、夫は自分の家のお墓に一緒に入ろうねと言ってくれるのですが…。そのお墓の中には、ご病気で死別なさった前妻さんが入っておられるのです。歳の順でいくと私が先に入ることになりますが、あの世で待っておられるかと思うと、私は邪魔者になるので、遠慮した方がいいのかと考えたり…。私には成人したひとり娘がいるので“私が死んだら散骨してね”とお願いしておこうかな…と考えたり…。今からこんなこと考えるのもどうかと思うのですが、死んでも終わりじゃない!と思うと悩んでしまいます。ちなみに夫は“みんな一緒でいいじゃない”って言ってくれていますが…。江原さんのアドバイスをいただきたいです」というメールをいただきました。

A江原さん
「『天国への手紙』(集英社)という本を出していて、最近『理想の最期』(中央公論)という本も出したので読んでください。死んでも、お墓の中に霊魂はいない。あの世に行くとみんな寛大なんです。いついつまでも恨んだりはしていない。前妻さんに“孤独に生きるよりも、楽しく生きてくれて良かった”とお礼を言われますよ。あなただってその立場だったらそうなると思います。だからいちいち気にしないこと。あとは仏壇の中に前の奥さんとあなたの位牌があったっていいじゃないですか!ただの位牌。位牌はアンテナだし、そこにいないんです。お雛様みたいにそこに並んでいるわけではないですからね(笑)。みんな一緒でも気にしないことです」

Q★ご紹介したお便り


「高校生2人の子どもがいる4人家族です。昨年、夫から1000万円近く借金があると言われました。パチンコとゲームの課金のためにクレジットカードで借りて、他のクレジットカードを作り、そこで借りて返して、今まで子ども達の貯めていた学資保険と貯蓄型の生命保険からも勝手に引き出してと、そんな生活をこっそり8年もされていました。保険の貯金は全部なくなりました。絶望的でした。借金の1000万円近くは私のパート代と、日々のやりくりで貯金していたのとでなんとかギリギリ全額返済できました。貯金も全て無くなりました。あれから一年、夫は私に今まで以上に優しくなり、家事を手伝ってくれるようになり、一生懸命償ってくれています。お金はなくなったけど幸せだからいいかと思うのですが、一年経っても、ふとなくなったお金の通帳を見ては、これからの子ども達の大学資金どうしようとか、夫にも思い出しては“1000万円もなぜ借金なんてしたの、子ども達の大学資金があったのに”などと言ってしまいます。そんな自分がたまらなく嫌で、でも消し去ることができないのです。夫と別れるつもりはありません。借金されても今まで以上に好きでいます。でも嫌な気持ちになったとき、責めてしまいます。これから先、夫に借金のことを責め続ける私は嫌な妻ですよね。どう気持ちを切り替えれば良いのかご伝授ください」というメールをいただきました。

A江原さん
「私がもし奥さんの立場だったら離婚します。こんなだらしない男はダメだと思う。だから別れなさいと言うのではありませんよ。奥さんは寛大で懐深く、愛があるから別れる気はないのですよね。だったら腹を括ればいい。夫はあなたのペット。それくらい割り切らなきゃ。夫は嗜好品。それに旦那も改心しているのだし“お互いまたお金を蓄えていこうよ!”と切り替える。あなたは偉い!返しながらグチグチ言うのはわかる!わかるけれど、それだとごく普通な人。人間として懐深く強くなれ!頑張ってくださいね」

Q★ご紹介したお便り


「私は50代になってから太ってきたのですが、夫が私に“腹をへこませろ。 お前のスタイルは酷いぞ”と言い、私はジムに通い少し痩せましたが、リバウンドする日々です。私は、自分もいい歳なんだからしょうがないと思っていますが、夫は全く納得していません。 最近ケンカも増えました。男性はいくつになっても女性に美しさを求めるのですか? 江原さんのご意見を聞けたら嬉しいです。 ちなみに夫はもうすぐ60歳です」というメールをいただきました。

A江原さん
「これは喜ばなくちゃ!夫に愛されているんです。きっとあなたは美人なんでしょうね。だから“美しいままでいてくれ!”という感じなのではないでしょうか。そうでなければ最初からあきらめて言いませんよ(笑)。“しょうがない。ホルモンのバランスもあるしな”と言ってお終いですからね」


●3月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
3月生まれのみなさんは、冷静と愛情のバランスを保てる人。
信頼されるあなた、自信を持って生かしてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●4月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
4月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「たましいは別ですから、分かり合えないことを前提としましょう」
「たましいは別。家族も甘えは禁物なのです」

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