1月25日(土)現役学生・同窓生 キャリア応援イベント終了いたしました!

1月25日(土)横浜キャンパス8号館インターナショナルラウンジで、明治学院大学同窓会、横浜国際学会の共催による「キャリア応援イベント in 横浜キャンパス 2020」が開催されました。

文学部、経済学部、社会学部、法学部、国際学部の卒業生35名が来校し、各学部の50名以上の在学生からの様々な相談に応じました。

 

 

 

その後はクラララウンジに移動。懇親会の場でさらに交流を深めました。

初の横浜キャンパス開催でしたが、多くの卒業生相談員のご協力をいただき、参加学生も大学生活の過ごし方、卒業後の進路、就職活動について等々、大変貴重なお話を伺うことができました。

 

 

お忙しい中ご協力いただいた卒業生の皆さま、初の横浜校舎開催にご尽力頂いた同窓会委員の皆さま、有難うございました。


1月25日(土)現役学生・同窓生 キャリア応援イベント開催

2020年1月25日(土)例年、白金で開催されている「現役学生・同窓生交流会」キャリア応援イベントを 今年は横浜国際学会(YISA)共催としてキャリア応援イベント中心に横浜キャンパスで開催いたします。

航空・海運・サービス・公務員・国際協力・金融・進学・旅行等々、各ジャンルで活躍する明治学院大学全学部卒業生から若手20~40代の相談員が横浜校舎に集結。

有名企業・トレンド企業・フリーランス・自営業などなど、魅力的な相談員の皆さんに就職活動・就職後の話・転職についてなど在学生の相談に乗っていただきます。

全学部・全学年対象の贅沢な個別相談会です。その後の懇親会ではさらに本音でお話ができます。

就職に悩める学生の皆さん、ぜひご参加下さい。

 

<キャリア応援イベント>

11:00~12:30 @8号館インターナショナルラウンジ

 

<懇親会>

13:00~15:00 @クラララウンジ

 

高原ゼミ ゼミ合宿補助

YISAでは国際学部のゼミ合宿への補助を行っております。

以下、2019年10月30日〜11月3日に行われた高原ゼミ、ゼミ合宿の報告です。

 

高原ゼミ 2019年10月30日〜2019年11月3日  合宿地 ; 広島県、山口県、京都府
 

合宿内容;
1日目 広島平和記念公園周辺のガイド、広島平和記念資料館、ハチドリ社
2日目 直野章子さんの講演、フリータイム(中国新聞社見学、袋町小学校平和資料館)
3日目 大久野島(大久野島毒ガス資料館、島内の戦争遺跡ガイド)
4日目 小倉桂子さんの講演、米海兵隊岩国航空基地周辺のガイド
5日目 立命館大学国際平和ミュージアム
 
 
今回の合宿
世界に平和の心を発信し続ける、沖縄と広島という二つの場所を訪れて、より平和につい
て深い考察ができるようになった。2019年2月に校外実習で訪れた沖縄は、日本で唯一
民間人が総動員され地上戦が行われた場所だった。沖縄戦はアメリカ対日本という単純な
構図で語れるものではなく、日本軍による住民虐殺や集団強制死など複雑な歴史が絡み合
っている。しかし今回広島を訪れたことで、同じ太平洋戦争でも地域ごとに異なる戦争体
験があり異なる継承がなされていることがわかった。まず驚いたことは、広島が世界に開
かれた平和都市であるということだ。広島は世界で初めて原爆の投下された都市であり、
核兵器の被害を語ることのできる数少ない都市として世界を舞台に平和を訴え続けてきた
。しかし核兵器を落とされた都市として必然なのかもしれないが、日本の加害の側面が語
られることはあまりなかった。日本の加害の歴史の中に原爆を位置づけると、「原爆が落と
されたのは当然だった」という論理に繋がる恐れがあり、原爆の非人道性を上手く説明で
きなくなる。しかし自国の加害の歴史を直視せずに被害を語っても、世界に納得してもら
うことはできない。自らの加害の歴史を真摯に受け止め合う姿勢をお互いに持つことが、
お互いの苦しみを理解し合い、平和な世の中をつくる第一歩になる。沖縄や広島に限らず
世界には戦争の歴史を語るさまざまな場所があるが、それらの地域ごとの平和の心を学び
合い戦争を多角的に理解する必要があると感じた。今回の合宿はより広い地域に目を向け
平和を考えるとても良い機会になった。

17ks 櫻田さん

 高原ゼミとUC生の合同で広島・京都の4泊5日のフィールドトリップへ行きました。
1日目、広島について初めに、HIPさんの案内のもと平和記念公園の周辺をめぐり、その
後、平和祈念資料館へ入館しました。夜は、高原ゼミでハチドリ舎へ行き、元広島市長の
平岡さんのお話を伺いました。2日目は、直野章子さんのセミナーを受け、午後からは高
原ゼミ生数名で中国新聞社へ訪問し、記者の方にお話をうかがいました。3日目は、毒ガ
スが製造されていた大久野島へ行き、4日目に、被爆者である小倉桂子さんの被爆体験を
うかがい、午後から基地がある岩国市へ移動しました。5日目は高原ゼミで立命館大学国際平和ミュージアムへ訪問し、フィールドトリップの全日程を終了しました。
今回の合宿
 今回の5日間のフィールドトリップで、日本人はもっと戦時中に日本軍が行った加害の
歴史も学ぶ必要があると強く感じました。広島の平和祈念資料館へ行き、改めて核兵器の
恐ろしさ、非人道性を感じ、また、被爆者である小倉さんの被爆体験を聞き、被爆者の切
実な核廃絶の願いを感じることができました。しかし、平和記念公園や資料館には、多く
の人々が訪れていましたが、そのほとんどが海外から来た観光客や、修学旅行生でした。
今では、以前より、国際的に核廃絶の声が大きくなり、唯一の戦争被爆国である日本の核
廃絶への声は重要であると思います。しかし、一方的に核の被害の面ばかりを主張するの
では、世界の人々と平和の想いを共有することは難しいと今回のフィールドトリップで学
びました。いかなる理由でも、核兵器は使用されるべきではありませんが、日本人は広島
と長崎に核兵器が落とされるに至るまでの日本側の加害の歴史を教育の過程で学ぶべきで
あると考えました。また、歴史問題は現在日本が抱える国際的な問題と結びついており、
歴史はただの過去ではなく、現在に至るまで続く問題でもあると思います。
 今回は、高原ゼミ生だけでなく、UC生と合同で広島で学び、核兵器についてのさまざ
まな意見を聞くことができました。今後も、多くの人と意見や考えを共有していけるよう
に、さらに学習に励みたいと思います。


重冨ゼミ 富岡製糸工場見学 補助

YISAでは国際学部のゼミ合宿への補助を行っております。

以下、2019年10月30日に行われた重冨ゼミ、ゼミ校外活動の報告です。

 

重冨ゼミ 富岡製糸工場見学 

活動報告:

18KS 東中さん

こんにゃくぱーくを巡る日帰り合宿を行った。「富岡製糸場」では、ガイドによる説明で外観 から、施設全体の構造を理解することができた。また、実際にほとんど変わらない形で残 されている繰糸工場の見学や繰糸の映像から工程を学んだ。そして、施設内に位置する工 女たちの宿泊場や給与、医療設備など、当時の工女達の福利厚生の良さについての理解が できた。さらに、こんにゃくぱーくでは、こんにゃく作りの工程について映像やパネルか ら、学んだ。実際に生産から出荷まで、窓ガラスを通して見ることで、より理解が深める 内容であった。 今回の合宿で得たこと;富岡製糸場は、フランスのポール・ブリュナによる建設設計から 1872年に操業を開始した、国を代表する器械製糸工場である。1万6千坪の敷地を持つ、 富岡製糸場は当時生糸の需要が高く、渋沢栄一が中心となって明治政府が建設した。製糸 場建設に向けて、富岡市が選ばれた理由としては、豊富な土地や水、石炭があり、工場建 設にあたって町の人々の理解があったことだ。また、当時、女性が働きに出る習慣は日本 では珍しい。富岡製糸場は、工女達が安全で働きやすい環境を整えていた。施設の中には、 工女達が共同で生活できる寮があり、その近くには診療所がある。この診療所が基盤とな り、現在の企業内診療として健康診断が一般化された。また、当時の一級工女の福利厚生 は、医療費は無料で月給は4万円であった。工女には、風呂や食事など用意され、日曜制 も取られていた。富岡製糸場の月収入は1700万とされ、生糸の輸出産業では21億3千万 の外貨を獲得した。 富岡製糸場の建築構造は、多くの窓が取り付けられている。理由としては、繭をカビから 守るために風通しを重視し、夜でも作業ができるように外の光を取り入れる為である。繰 糸工場では、トラス構造が取られていて、蒸気で動くブリュナエンジンと呼ばれる自動繰 糸機が使用されていた。実際に製糸場に訪問し、建物の構造や当時の工女達の働き方に工 夫がされていることに気がついた。世界からの生糸の需要が高かったことから、製糸産業 は当時の日本に大きな経済効果を与えていたことが理解できた。それらの歴史を含めて、 富岡製糸場が日本の世界文化遺産の一つであることを学んだ。

17ks 及川さん

・富岡製糸場の概要

 群馬県では古くから、養蚕・製糸・織物といった絹に関する営みが盛んで、絹産業に関する文化遺産が数多く残っている(富岡製糸場「富岡製糸場と絹産業遺産群」)。富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風月を構成資産とする富岡製糸場と絹産業遺産群は、2014年にユネスコの世界遺産委員会で世界遺産となった(ibid.) 工場は、フランス人によって設計された為、各地に西洋風の建築技術が用いられている(ibid)。

・富岡製糸場の歴史

 富岡製糸場は、明治政府が製糸業の近代化を測るために設立された模範工場である。(富岡製糸場「富岡製糸場の価値」)。当時、輸出品の要であった生糸の品質改良と大量生産を可能にするためは、機械製糸工場を推進していく必要があった(ibid.)。建設時は、約1.5haの矩形に近い敷地であった。生産性の向上を期し、官営期の建物に接して新たな生産施設を設けたため、複雑な様相を呈している(ibid.)。

 建築資材は、ガラスや鉄製窓枠など一部輸入されている(富岡製糸場「建造物の特徴と価値」)。建築方法は、木骨レンガ造やコヤ組みのトラス構造など西洋の建築技術と、養蚕農家に見られる換気用の越し屋根や漆喰で積まれたレンガなど日本の建築技術を併せ持った工法が使われている(ibid.)。

 富岡製糸場は、寛永模倣工場として日本各地に器械製品技術を広める役割をした。生糸は当初フランスへ輸出されていたが、1881年にはアメリカへも輸出されるようになった(富岡製糸場「富岡製糸場が果たした役割」)。

設立指導者のポール・プリュナなど、当初は10名ほどのフランス人を雇い入れ、器械製糸技術の指導が行われた。技術伝習工女として、15〜25の若い女性が募集された。工女の活躍が絹産業ひいては、近代化に大きく貢献した。

自動操糸機には、「日産HR自動操糸」が使用された。日産HR自動操糸は、昭和39年に開発された。富岡製糸場には、昭和41年から設置され昭和62年の操業停止まで稼働し続けた。同型の自動操糸機は、現在も世界で使用されている。

東置繭所

 明治5年(1872)年に、建築された。長さ104m、高さ14mに及ぶ(ibid.)。1階は事務所・作業場として使用されて、2階には乾燥した繭を貯蔵していた。

西沖繭所

 創業当初、蚕を育て、繭を収穫することは年に1回、春にしか行うことができなかったため、1年間使う繭を集めておく大きな倉庫が必要であった。繭は、乾燥させて中のサナギを殺し、カビが発生しないようにしていた。

検査人館

 生糸の検査を行うフランス人男性技術者の住居として建設された。

女工館

 フランス人女性技術者の住居として建設された。日本人女工に、操糸器を使用して生糸の作り方を教えた。

操糸所

 操糸所では、繭から生糸をとる作業が行われていた。創業当初は、フランス式の操糸器が300釜設置された。小屋組には「トラフ構造」という建築構造を用いている。建物の中央には柱がなく、更に、採光のため多くのガラス窓が取り付けられた。

 

生糸を作る過程

  • 索緒

 煮繭した繭玉の表面を稲穂ほうきなどで擦って、数本の繭糸を縺れた状態で引き出す。このもつれた状態を「緒糸」という。

  • 抄緒

緒糸をたどり、1300mにも及ぶ繭糸の糸口となる「正緒」を見つけ出す。正緒を見つけた繭玉をお湯に浮かせ、直径0.2ミリから0.4ミリの目的に合わせた繭糸を作り出す。

  • 繰糸

繭糸を縫合させて、小枠に巻き取っていく。繭糸に節があると巻き取りが自動停する。1分間に200回のペースで巻き取りがなされる。繭糸の主成分はタンパク質で、水分を多く含むと腐りやすくなってしまうため、摂氏10度以下に冷却することで、腐敗を防いでいた。

 

・合宿内容

富岡製糸場見学、コンニャクパーク見学

 

引用文献

富岡製糸場 (2019)「富岡製糸場と絹産業遺産群」

富岡製糸場 (2019)「富岡製糸場の価値」

富岡製糸場「富岡製糸場が果たした役割」

 

 

 

 


2019Reunion終了いたしました。

12月7日(土)に2019Reunionが開催され盛会のうちに終了いたしました。

本年は99Kの鎌田薫さん(LAXIC(ラシク)編集長)と94Kの白木朋子さん(世界の子どもを児童労働から守るNGO 『ACE』)の講演がありました。

前向きにチャレンジしていく卒業生お二人のお話に聴講者からも「勇気づけられた。」「参加してよかった。」等多くの感想が寄せられました。

その後インターナショナルラウンジで、卒業生、在学生、教員などが参加して和やかに懇親会が開かれました。

来年も12月の第1土曜日(12月5日)にReunionを開きます。

皆様のご参加をお待ちしています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

野口ゼミ ゼミ合宿報告

YISAでは国際学部のゼミ合宿への補助を行っております。

以下、2019年9月14日〜9月17日に行われた野口久美子ゼミ、ゼミ合宿の報告です。

 

16KS 福永さん

合宿内容;
本合宿は、日本の先住民であるアイヌ民族についての理解を深めるものであり、
4日間を通して、伝統あるアイヌ文化とアイヌの方々の現状、そして二風谷ダム建築に伴
うアイヌ民族に対する扱われ方を学んだ。アイヌ文化を、狩りの時に作られる仮小屋作り
やネックレス作り、アイヌの食事を作り、アイヌ舞踊の見学といった体験とモノづくりを
通して学んだ。また、実際にお世話になった貝澤さんご家族からのお話や平取町立二風谷
アイヌ文化博物館の説明二風谷ダムの現在の状況の見学を通して、アイヌ文化を理解する
と共にまだまだ差別が続いている現状を実例から伺った。
今回の合宿
私が一番印象に残った点は、アイヌの差別が現在にも残り、政治的にも差別が影響してい
ることである。実際にアイヌ舞踊を拝見した際に開催されていた沙流川祭りでは、よさこ
いは毎年招待されるが、アイヌ舞踊は隔年での招待になることや舞踊後の水分補給の準備
がないといった明らかな差別があることに驚いた。また、貝澤さんとご友人の生活の中で
のお話を伺うと、「キモい」や外国人の名前をあだ名に付けられるといった外見に対する
差別や「アイヌ」=「あ、犬」=「アドク」といった言葉遊びのような差別が二風谷周辺
ではもちろん、苫小牧といった都市でも日常的な差別が行われている現状を知った。私は
アイヌの方々と和人との顔の区別はつかなかったが、行動が限られ、他者との共存に重き
を置く田舎であるからこそ、親から子への差別が続き、色濃く残っていることを感じた。
さらに興味深かった点は、法律である。法律によりアイヌ文化を受け継ぐことができなか
った時代が存在し、それによりアイヌ文化の伝統を、アイヌ文化を研究する和人から教わ
らなければならかった。自分の文化を迫害してきた他者から学ぶということは自分に当て
はめると非常に屈辱的な事であると考える。また迫害してきたにも関わらず、今年5月に
国会で「アイヌを国民と認めることを求める決議」が行われた。その決議の裏には、2020
の東京オリンピック・パラリンピックで外国人からの関心が集まることも踏まえられてお
り、それに合わせて白老に博物館が作られる。貝澤さんが「博物館の中にアイヌを収めよ
うとしている」という言葉が忘れられない。

 

16KS 徳冨さん

 

2019年9月
14日午前:新千歳空港集合&バス移動
14日午後:貝澤家挨拶
(貝澤耕一さんは、二風谷ダム建設反対運動の第一人者である。奥さんの美和子さんは熊本出身であり、アイヌ料理の研究を行い、現在はレクチャーを行っている。息子の太一さんは、学芸員やアーティストとして、アイヌ文化の振興に取り組んでいる。貝澤家は有機農業も営んでいる)
15日午前:年に1度の平取町物産展祭り「沙流川まつり」に参加
アイヌ古式舞踊を鑑賞、体験
15日午後:猟師門別さん(門ちゃん)によるアイヌ民族狩猟時の伝統的な仮小屋「クチャチセ」を作成
耕一さんによるアイヌ文化及び二風谷ダムに関するレクチャー
貝澤家の野菜を採取、カレーライス作り
16日午前:美和子さん指導の下、アイヌ伝統料理作成
太一さんのガイドによる、二風谷ダム、二風谷コタン、アイヌ工芸伝承館巡り
美和子さんによるアイヌの農耕に関するレクチャー
貝澤家の野菜&アイヌ料理と共に焼肉パーティー
17日午前:札幌市移動&解散

合宿で得たこと;

活動報告書をご覧の皆さん、こんにちは!「なんか話して」、と言われたので、お話っていうか、ボヤキます。
僕は生まれつき差別されています。どうやら「人間」だからみたいです。
僕の身の回りの人たちは僕が嫌いです。僕だけじゃなくて、僕の家族のことも嫌いです。僕の顔に「似ている」人も嫌いなようです。みんなが僕に石を投げたり、変な呼び方をしてきます。
 遠くに住んでいる人たちは、僕を嫌いって言いません。嫌いではないんだけど、仲間には入れてくれません。もっと遠くに住んでいる人たちは、「名前」程度は知っているらしいです。みんな僕らについて一応知っているらしいんですけど、興味はないそうです。だから、僕らが邪魔なら「これあげるからどーいて」、「いいもの作ってあげるね〜」と言いながら僕らの所へやって来て、なんとなく僕らをどかします。
 近くにいる人も、遠くにいる人も、態度は違うけど、僕や僕たちのことが嫌いみたいです。僕や僕のご先祖様は、みんなになんか悪いことしちゃったけか?あれかな?食べ物に感謝しすぎちゃったのかな?見せるものじゃなくて、みんなが参加する素敵な踊りが、実はみんなは暗くて嫌だったのかな?森にビルを立てないでそのままにしちゃってたからかな?
 でもね、最近になってみんながあんまり僕らを嫌いじゃなくなってきてるっぽいんですよ。僕たち、地域のお祭りであの踊りやっていいって言われたんですよ!2年に1度だけど。僕たちってやっぱり、みんなより早くここに住んでたんだって!だからと言って特に今と「偉さ」は変わらないけど。東京オリンピックの開会式で踊っていいんだって!僕らのための国立博物館ができるんだって!ていうのは、「遠くに住んでる人たち」が外国のみんなに僕らを自慢するためなんだってさ。これって心のこもった「おもてなし」なのかな?
 僕のこと「なんか寂しそう」って思う?全然寂しくないけどね!いや、まあ、とは言い切れないかな。でも、不思議なんだけど、僕や僕らみたいに、生まれつき差別されたりいじめられたりしてる人って、どっかにいる気がするんだよね。本当に不思議なんだけどね。例えばだけど、ここと違ってあっつい所に住んでる人とかさ、ちょっと離れた国で「日本人」が助けたそうにしているようで実際は意地悪されてる人たちとかさ。あと意外と僕のすぐそばにいたりしてね。そう思えると、うまく言えないんだけど、なんだか力が湧いてくるような気がするんだよね。
 だから、僕は今あんまり寂しいとは思わないかな。家族や友達、まだあったことないけど気が合いそうな人たちがいて、いいことも嫌なことも、一緒にお酒飲んで話せるから。大人になればだけどね。それより、意外と僕や僕らに意地悪したり、興味持たない人たちも寂しい思いしてたりするのかもね。だってほら、例えばだけどさ、あの人たちって「お揃い」が好きじゃない?でも絶対その中に無理して「お揃い」に合わせてる人いるって!もしくは、「お揃い」を義務だと思ってたり、もはや何にも考えずに「お揃い」にしてたりとかさ。なんか、客観的に見るとその人たちすごい寂しく見えちゃうなぁ。金子みすゞもショックだこりゃ。

 長いボヤキになっちゃった。まあ困ったらね、自分のルーツを辿ればいいんですよ。生まれてからの今日までの自分でもいいし、両親やご先祖様たちでもいいし。ルーツは「歩いてきた道」だから、辿れば自分がどんな人かとか、どこに行きたいかがわかるもんです。そう言えば、アメリカの先住民に、「自分のルーツ辿るんだ!」って言って超昔の服や家つくったり絵を描いてる楽しげなおじさんがいましたよ。

じゃあ、また!

ペンネーム:“アドッグ”ってなんやねん さん


2019年度第4回ランチタイムOBOGカフェセミナーが開催されました。

 

10月25日(金)お昼休みにランチタイムカフェセミナーが開催されました。

講師:11KS 大平 翼さん

2015年国際学部卒業。

卒業後、マダガスカル共和国で青年海外協力隊員として 活動。

主に小中学校で体育授業を実施。

帰国後、国際枠で神奈川県職員採用試験を受け、2018年4月よりかながわ県民活動サポートセンター勤務。

当日はマダガスカル共和国での青年海外協力隊としての活動の様子を中心にお話を伺いました。

「体育の授業」という概念のないマダガスカルで、なるべく器具を使わないような授業を実施したり、言葉の通じない中で信頼関係を築いていったことなど、現地でのパワフルな活動の様子が伝わる貴重なお話をして頂きました。

新卒での青年海外協力隊参加について、現地での苦労など、青年海外協力隊を希望している学生らからも活発な質問が飛び交いました。

 

当日のお話の様子はYISA ウェブマガジン Democracy  Web にて後日掲載される予定です。

 


「しあわせの経済」参加者への補助を行います

11月9日(土)10日(日)「しあわせの経済」

が横浜キャンパスで開催されます。 

本学部教授 大岩圭之介先生・名誉教授 高橋源一郎先生をはじめ、国内外で活躍される方々が戸塚校舎に集います。

ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

 

YISAも後援し、参加費補助を行います。(YISA会費納入者のみ

「しあわせの経済」YISA会員専用申込フォームはこちら

YISA会費納入方法はこちら

 

 

YISAでは今後も卒業生の皆さまにご参加いただける、様々なイベントのご案内、補助をしていきます。

皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


2019年第4回ランチタイム OBOGカフェセミナーが開催されます。

 

お昼ご飯、お茶、お菓子を食べながら聞ける楽しいセミナーです。

国際学部在学生だけでなく、卒業生もご参加できます!

みなさまお気軽にお越しください。

 

日付:10月25日(金)

時間:12:30〜13:20

場所:821教室 予約:不要

講師:11KS   大平 翼さん

プロフィール:

2015年国際学部卒業。

卒業後、マダガスカル共和国で青年海外協力隊員として 活動。

主に小中学校で体育授業を実施。

帰国後、国際枠で神奈川県職員採用試験を受け、2018年4月よりかながわ県民活動サポートセンター勤務。

 

〜アフリカに教え、アフリカに教わったこと〜

自己紹介(学生時代に取り組んだこと・なぜ、協力隊に参加しようと思ったか)

・アフリカのアジア マダガスカルについて

・青年海外協力隊の新卒参加について(簡単に協力隊の概要も)

 
 
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 12月7日(土)2019Reunion 出欠フォーム作成しました!

現時点での予定がお分かりの方、こちらのフォームに登録をお願い致します。

*ご登録いただけるのは、明治学院大学国際学部・国際学研究科にこれまで在籍された方です(在学中の学生・院生は除きます)。
それ以外の方の登録はご遠慮ください。

*登録された個人情報は国際学部で責任を持って管理し、学部関連行事以外に使用することはありません。

(登録された方には後日、出席予定者名簿を閲覧できるパスワードをお送りいたします。)

皆様のお越しをお待ちしております!