D&RGW K-27

その 18

#461 のキャブ側板は、鋼板がリベット打ちされて貼付けられています。写真を見ると、時代に寄ってリベットの位置が若干異なるようでしたので、プロトタイプのグリーンボイラー時代に合わせてみました。ただし、Engineer 側は写真が鮮明な物がなく、たぶん Fireman 側と同じだろうと推測で工作しました。とは言え、一カ所わざと変えてみましたが。

その側板ですが、当初自作と踏んでいましたが、いただいたパーツの中に #461 用と思われる側板が左右ペアで入っていました。ただし、晩年、あるいは MR 誌の図面を参考にしたリベット位置、雨樋長さになっているうえ、一部かなり深い傷が入っていました。リベットを削ったり、傷をなおしたりとかなり時間をかけてしまいました。

リベット、窓を付けたところで、0.5 x 0.2mm 真鍮帯板を最上部にハンダ付けしました。

後妻板を作りました。0.35mm 真鍮板から切り出し、窓部は 0.25mm 真鍮板。上部に 0.35mm 真鍮板から切り出した屋根カーブにあった板をハンダ付けして出来上がり。

早く箱にしたい衝動に駆られますが、側板工作、まだまだたくさん残っています。

注文しておいた PSC のパーツの第一弾が模型屋さんに届きました。

そのひとつが Air Pump Mounting Bracket (コンプレッサー取付台座)、写真左の物です。自作も考えていましたが、手に入りましたので使わない手はありません。とは言え、一筋縄ではなかなかいかない代物でした。ボイラーカーブに全くあっていないし、側面の穴は抜けていないうえ、一部湯がまわっていない。時間をかけて修正しました。

取り付けは、Air Pump (コンプレッサー) が大きいことを考えると、普通にハンダ付けはボイラー側、ポンプ側、どちらかで無理がかかりそうですので、手間がかかりますが、線材を通して留める事にし、Bracket に穴を6カ所あけました。

固定は明日以降にしますが、その前に D&RGW タイプの Air Pump に、Air Strainers (ちりこし)を液体ハンダを使い、バーナーであぶって取り付けました。

2008年11月23日

キャブ側板、窓枠レール部分に、1.0 x 0.2mm 真鍮帯板と 0.4mm 真鍮丸線をハンダ付けしました。

Arm Rest (肘掛け) は、0.8mm 真鍮板から切り出し、0.35mm 真鍮板から切り出した脚を付けました。

Air Pump を Bracket に固定しました。液体ハンダとバーナー、60/40 のハンダと半田ごての併用で Bracket に Pump を固定したあと、0.6mm 真鍮丸線で、下部2カ所をカシメ留め。さらに、上部4カ所に 0.6mm 真鍮丸線を差し込み固定し、ボイラーへの固定に備えます。

#461 の Air Strainer への配管は短く、Starainer の位置は少し上になりますので、Strainer を配管から切り離し、余計な配管を切除しました。

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