ショートステイの持ち物・忘れ物について理解していただきたいこと

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うつ病持ちでも介護福祉士の王子(@carewoker12481)です。

 今回は、ご家族様に向けての発信になります。

ショートステイとは、数日施設に泊まっていただき、自宅に帰ります。

日々、入退所が繰り返される中で、もっとも起こりやすいことが「忘れ物」です。

利用者の荷物を入れ忘れてしまうことですが、忘れ物がないように注意しています。

しかし、二人で対応していても「忘れ物」をなくすのは、難しいです。

ショートの忘れ物について、今回は記事を書きたいと思います。

■ショートステイの忘れ物

介護の現場で「忘れ物」はデイサービス(通所介護)でも発生しているそうですが、

ショートステイの場合だと、忘れ物の頻度が高くなります。

それは、宿泊する日数と持参される持ち物がデイサービスに比べて多くなります。

・責任について

忘れ物は、利用した本人が管理不足で忘れてしまったと思うかもしれません。

しかし、介護の現場の場合は、利用者の荷物管理は「介護サービス」に入ります。

その他の業界だと、忘れ物をしまった場合は、利用者本人の責任となります。

・「忘れ物」が起きてしまう理由

 忘れ物が起こってしまう理由

人為的ミスです。

職員による「チェック不足で入れ忘れてしまった」などがあります。

認知症利用者だと、行動の予測がつきません。

あっちやこっちに自分の荷物を運んでしまいます。

自分と他人のモノの区別もつかないので、シルバーカーの中や自分のポケットの中に

入れてしまう利用者もいます。

そのようなことが日常的に、発生してしまうのが介護の現場です。

介護職として、しっかりと荷物の管理をしなければ、利用者の荷物は簡単に無くなってしまいます。

どの場合でも「介護職員の管理不行き届きだったり、チェック不足」になり、責任は現場職員になります。

・荷物チェックは時間がかかります

 「忘れ物」に関しては、注意して管理していれば無くなると思います。

1日で、入所3人、退所2人の場合だと、荷物チェックするのにはとても時間もかかるし、

人員的にも足りてません。

退所の人の荷物チェックは、そこまでかかりません。

入所の場合だと、衣類を一枚一枚確認しながら、荷物チェック表に記入しなければなりません。

荷物が多い場合だと、利用者一人で30分くらいかかります。

人手不足な業界なので、荷物チェックに時間をかけていたら、他の利用者の対応もできませんし、

転倒事故など起こってしまう可能性もあるので、現場を疎かにすることもできません。

幸い、僕がいる介護の現場では、荷物チェックのやり方が変わったので、多少は楽になりました。

・髭剃りや口腔ケアセットなどは、写真を撮るだけでOK

・衣類のみ、写真と荷物チェック表に記入する

上記になったおかげで、忘れ物はほとんどなくなりました。

最近は、荷物管理をしてくれるアプリもあるので作業効率がよくなるかもしれません。

忘れ物に関しては、介護現場次第なので他の事業所がどうなのか分かりません。

・ご家族様へのお願い

ショートステイのご家族様にお願いがあります。

介護の現場は、認知症利用者を含め、多くの高齢者が生活されています。

「忘れ物」がないように、十分に注意して対応していることをご理解ください。

ご家族様に、施設に持参する衣類チェック表があれば必ず記入してください。

ご家族様と施設のダブルチェックを行うことにより、相互の意見の食い違いを防ぐことができます。

・ショートステイで持参されて困るモノ

・金品

・高額な時計

・刃物類

・多量の飲食物

・宿泊するにあたって必要以上の衣類

・内緒で薬を隠し持っている

これらは、何がっても責任が取れませんので、必要なもののみご持参ください。

おわりに

先ほども述べましたが、現在は荷物管理アプリがあるので、導入している施設は、荷物チェックが楽になり

時間短縮もできると思います。

しかし、忘れ物を無くしていくのはやっぱり「時間と人員」です。

忘れ物がないように、職員各々が気を付けていきたいと思います。

また、ご家族様の理解やご協力をいただきたいと思います。

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