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武漢市医師「疑い死者が確認死者と同規模存在」中国メディア伝える

 中国・武漢市の医師が感染での死者の数をめぐって、新たな証言です。「感染疑いのまま死亡した人の数が、感染が確認された死者の数と同じ規模で存在する」と中国メディアに語りました。

 記事を載せたのは、独自の調査報道で知られる中国メディア「財新」で、武漢市の医師の証言として「1月下旬からの20日間に病院内で感染が疑われながらも検査キットが足りず、確認されることなく死亡した人の数が、死亡した感染者の数とほぼ同数だ」と報じました。

 国家衛生当局は、湖北省武漢市での26日までの死者は2531人としていますが、記事を受けてインターネット上には当局発表数字を疑問視する書き込みが相次ぎ、これらが次々と削除されています。

 また、記事では武漢市漢口の葬儀場に2500の骨壺が運び込まれたほかにも、ホールには3500ほどの骨壺が置かれていることも伝えていて、現地では遺骨を納めた骨壺を受け取るための長い列ができているということです。

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更新日時:3月29日 9時02分

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