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○音きりすとは?
TODAKENさんが配布しているフリーソフト。
何となく、R○landのR-MIXを彷彿とさせます。
配布サイトには、
『視覚的な操作でステレオWAVEファイルから特定の定位や周波数で絞った音を取り出す』
とありますが、より簡単に説明すると、
「斜め左から聞こえてくる低い音だけを聞きたい!」
「真ん中から聞こえてくる、中くらいの高さの音だけを聞きたい!」
ということが可能なソフトウェアです。
○何ができるの?
OffVocalのない音源からボーカルを抽出したり、
OffVocalを作り出すことができたりするほか、
上手くいけば、それぞれの楽器の音を取り出すことができます。
通常、CDに音楽を収録する時は、ミキシングという作業を行います。
生楽器の収録でも、1つのマイクで全ての楽器・ボーカルの音を録音するわけではなく、
1つの楽器ごとにマイクを用意するのが今の主流です。
それを上手く混ぜていくのが、ミキシングという作業です。
真ん中に同じ高さを出す楽器が集まっていると
各楽器の音が混ざって聞きづらいので、
上の図のように左右にバラすのが普通です。
(アイドルマスターミリオンライブより「トキメキの音符になって」を参考に図を作成してみました。)
(シンセはもう少し低い音も出しています。作図の関係上、正しくない部分もあるかもしれません。)
楽器ごとに出す音の高さが異なり、楽器ごとに鳴っている位置も違うので、
ステレオ音源から特定の音が取り出せる…という仕組みになっています。
他にもOffVocal作成ソフト等ありますが、
数値がどのように抽出に影響するのか分かりづらいと感じていました。
ボーカルの声の高さ・使っている楽器の種類が違えばミキシングの方法も変わってくるので、同じ設定では上手く抜けない場合がしばしばあります。
そんな時に、視覚的に設定を変更し、音を抜き出すことができるのがこのソフトの良いところです。
○使い方
先ほどの箱崎星梨花さんの図が生きてきます。
こういうことです。
赤・黄色になっている部分の音量が大きいことを示しています。
ファイルを読み込んだ後、再生しながら
①抜き出したい音・消したい音を選ぶ
選んでいる部分を抽出したい(ボーカル抽出など)なら、ここまでの操作で出来ます。
②選んでいる範囲の音以外を聞きたい時は、『抽出エリア反転』をクリック
これでOffVocal作成も可能です。
色々といじってみて、上手く抜き出せる方法を探ってみてください。
○なんか上手く抜けないんだけど!
この図を思い出してください。
例えば、ボーカルを抽出することを考えます。
ボーカル(箱崎星梨花さん)の絵には、ドラムセットが重なっています。
シンセサイザーも近くにありますね。
楽器数が増えていくと、この図では描かれていない隙間部分にも音が詰め込まれます。
また、ミキシングの際、音の鳴る空間を広げるようなエフェクトをかけることがほとんどなので、それが影響して抽出しにくくなる場合があります。
歌ものはボーカルがメインなので、ボーカルと被る音を中央に配置することはないのですが、稀に中央に音が被ることがあります。
要するに、「聞きやすい音楽は、簡単に各パートを抜き出せるほど単純に作られてはいない」ということです…
○Mac使ってるんですけど!/Unix系OSしか使いたくない!
保証はできませんが、恐らくWineで動きます。
ちなみに、筆者もMac環境でこのソフトを使用しています。
記事に載っている画像も、Wine経由で動いているものです。
(Macをお使いの方は、導入が楽な「EasyWine」をおすすめします。)
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