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♪~
(戸が開く音)
(武志)おはよう。(喜美子)おはよう。
「みんなの陶芸展」初日です。
(八郎)おはよう。おはよう。おはよう。
早いなあ。また それ 何 持ってきてくれたん。
名古屋のお土産なぁ来てくれた人に配ろう思て。
ありがとう。ほやけど 何人来る思うてるん。
足りひん?足りひんやろう。あちゃ~。
朝ごはんは 一緒に食べる?ああ 食べる。 どや?
うん 昨日が 10のうち4やったとしたら今日は 7… いや 8やな。
おっ ええなあ。なあ 川原武志のコーナーなもう こ~んな広いんやで。そんなに作品ないやろ。
100個くらい並べたった。うそやん。
♪~
♪「涙が降れば きっと消えてしまう」
♪「揺らぐ残り火 どうかここにいて」
♪「私を創る 出会いもサヨナラも」
♪~
♪「日々 恋をして 胸を焦がしたい」
♪「いたずらな空にも悔やんでいられない」
♪「ほら 笑うのよ赤い太陽のように」
♪「いつの日も雨に負けるもんか」
♪「今日の日も 涙に負けるもんか」
♪~
(芽ぐみ)いやいや…お米屋畳め言うてんのとちゃうで?お米以外にも売ってこう言うてんのや。何か こう 手軽で安いもん。(学)安いもんて何やねん。
あっ!(学)うん? おお~!
きれいやな。これか。ええなあ。すごっ。
(ちや子)堀中ヤスエ先生の。
(草間)あっ やっぱり そうですよね?市議会議員の。
庵堂です。 暮れでしたっけ。
暮れの… え~ 出版記念パーティー。
先生の本の台湾版 担当されて。あっ 翻訳を頼まれて。
出版社社長の挨拶が えろう長くて…で あくびしてたら…。
目が合いましたね。目が合いました。(笑い声)
え~ びっくりした。そうですね こんな所で…。
こんなとこでお会いするとは。(照子)あっ! 草間さ~ん!
アハハハッ。あ~!
来てはったんですか。うん。ご無沙汰してます。
照子ちゃん。 あっ 照子さん。いや 照ちゃんでええですよ 照ちゃんで。
あっ 敏春さん 草間流柔道の。
(敏春)あかまつで一度。 それ以来ですね。ご無沙汰してます。
ご無沙汰してます。
(敏春)息子の竜也です。あ~ そうですか。 初めまして。
(竜也)どうも。いや ちゃんと挨拶せえ。
(戸が開く音)
ごめんな。 もう大丈夫やで。(真奈)はい。
ゆうべな 夢 見てん。ほう。
「みんなの陶芸展」の。
俺のコーナーには だ~れも来ぃひん。
川原武志の作品は みんな素通りや。
そら きっつい夢やな。
夢やのうても思たりせえへんの?うん?
作品作っても 誰も相手にしてくれへん。足を止めて見てくれる人は 誰もおらん。
なあ お母ちゃんも思たりせえへんの?誰一人として認めてくれへん。
一人もおらんいうことはないからな。おらんいうこともあるやろ。
一人は 絶対いるで。 自分や。
迷うた時は その一人に聞いたらええ。
その一人だけは 絶対に味方や。
はい。あ…。
着替えや。うん。
うち そろそろ行こかな。あ… お仕事ですか。
スケジュール ぎっちぎちなんで。草間さん お仕事は?
今は のんびりしてます。
翻訳や通訳の仕事を時々 頼まれてやるぐらいで。
お住まい どちらです?神戸です。
いや~ ええとこやん。
草間さん 何や 神戸みたいにシュッとしてはりますもんねえ。
え… ヘヘヘヘッ…。ハハハハハッ すんません。
何や 昔から知ってるような気ぃして。僕も そんな気がしてきました。
悪い もうちょっとお話 してたいけど 行きますわ。はい。
喜美ちゃんには また連絡するし。失礼します。 お会いできてよかったです。
はい。 また。また。
そや。
これ ちや子さんからや言うて 武志君に。力あげといてもらえます?
ほな また。是非 また。
ありがとうございます。
今のは 庵堂さんから。 今度は 僕から。
ああっ 強い。ああ… ごめん。
いえ ありがとうございます。
作品 心惹かれる とてもいい作品ですね。ありがとう。
いえ。 ほんま ありがとうございます。ほな 行こか。失礼します。失礼します。
ありがとうございます。ありがとうございました。いえ。
元気そうだね。草間さんも元気そうで。
変わりませんねえ。
2人は…。あっ 助けてもろてます。
時々 名古屋から来てもろて支えられてます。
僕の方が支えられてるとこありますけど。
それにしても 草間さんと ちや子さん…。
(草間)ああ 僕も驚いたよ。ハハハッ そんな偶然あるんですね。
(陽子)あら?(大野)あら。あら~!
えらい懐かしい人おった。草間さんやないですか!
お久しぶりです。まだ柔道やってますか。
(陽子)変わらへんわあ。(笑い声)
(八郎)百合ちゃん。(桜 桃)あっ こんにちは!
(百合子)こんにちは。
(真奈)こういうの作ってぇや。
自分で作りぃや。ええ?・(桜)武にい!
おっ 2人とも上手に出来てるやん見たで。
(桜)武にいのも見たで。よう出来てました!
(桃)きれいやったぁ。フフフッ ありがとう。
あんな ピアノの発表会 来てくれる?
ええよ。彼女も来て下さい!
あっ 彼女。アハハハッ。
行きます ありがとうございます。発表会 いつ?
春や 4月やぁ。分かった。 じゃあ 楽しみにしてるな。
約束ぅ!約束…。
うん?うん?
(桜 桃)♪「約束 約束 や~くそくぅ」何 これ…。
最近 こんなんなん?分からへん。何なん これ。
楽しい。(桜 桃 武志)♪「や~くそくぅ」
(信作)すいません。
ありがとうございました。ありがとうございました。
喜美子。
(鳥居)こちらでございます。(ジョージ富士川)あ~。
ご無沙汰しております。
川原喜美子さんお招き ありがとうございます。
こちらこそ ありがとうございます。(ジョージ)いえいえ…。
ああ。 ええ色 出てるなあ。
器は 使われることでまた違った魅力を見せてくれるんやなあ。
フフ…。フフフッ。
ほう~。
あっ 息子の武志です。どうも。
お~ ああ。ありがとうございます。
あ… 前に 京美大で講演会 お聞きしました。
ああ そう。
ちっちゃい頃に実演会もやったんやで?
それは ちょっと覚えてなくて…。
ハハッ かわいかったでぇ。こんなもんやったか こんなもん…。
(笑い声)そや あの…よかったら これに サイン…お願いできますか。
うれしいなあ。 本 買うてくれたんや。はい。
ああ そうか。
そや!
(にぎやかな声)
「今日が私の1日なら」私は どんな1日にしますか。
さあ 好きに書いてや何でも好きに書いてやぁ。
さあ 来~い! さあ 来~い!(子どもたちのはしゃぐ声)
何でもいい?(ジョージ)ええよ ええよ 何でも。どこでも ええからな。
(ジョージ)何 書くんやぁ?
(ジョージ)ああ ええなあ。 どんどん書きやあ。
(にぎやかな声)
(ジョージ)どんどん書いてやあ。
♪~
(大崎)うん 大丈夫かな。じゃあ 暖かくして気を付けて。
はい。
じゃあ 失礼します。
ありがとうございました。
♪~
(百合子)道 分かってんのぉ?(信作)大丈夫かあ?
(直子)多分な。(百合子)ほんまあ?うん。
びちびちやのう。ほんまやあ。(直子)うるさいな。
服装 間違えてるでえ。 おばちゃんも。何?
海やぁ~!
(信作)おっ ほんまや! 海やぁ!百合子 海やでえ ハハハ…。
待ちぃ!
♪~
海やぁ!あ~ よかったよかった 晴れて。 あ~。
(大輔)さあ どんなもんや。
♪~