こんにちは!石川晴香です。
白老町に民族共生象徴空間、愛称「ウポポイ」の開設まであと少し!
アイヌ文化、アイヌ語、アイヌ伝統技術・・・注目が高まってきているように感じます。
しかし、担い手がいなければなにも始まらない!!
そして、これからもっと必要になるでしょう!
そんな問題に向き合い、白老町では、 アイヌ伝統技術の担い手を養成する講座を開いています。 そのうち、アイヌ文様の刺しゅう講座には、初級・上級の2つのコースがあります。
今回は今年度から新設された上級コースを取材!
上級コースに参加する人たちは、技術はもちろん、担い手として必要な自分で考える力も養っていきます!
講師は、地元の刺しゅうサークル「フッチコラチ」代表の岡田育子さん。
講座で制作したのは、アイヌ文様の入ったランチョンマットです。すてきですよね。ただ、やみくもに縫っていくわけではなく、刺しゅうする順番があったり、縫い目が重ならないように・・・など決まりがいろいろあるということを教えていただきました。(実は私が中学生の頃、白老町でアイヌ文様刺しゅうの体験をしたことがありまして。刺しゅうは思っていた以上に難しく、縫い目の大きさがばらばらになってしまったことを思い出しました・・・。)
知れば知るほど奥が深く、もう一度、刺しゅうに挑戦してみたいと思いました!
岡田さんは、「皆さんに一生懸命頑張っていただいて、白老町に経済的に寄与できればいいと思っています」と話していました。
受講生のみなさんは、「難しいけど楽しい!」とおっしゃっていて、これから皆さんが担い手としてどう活躍していくのか楽しみで、わくわくしております!!今後も目が離せません!!!
(2020年3月4日)