今回は、謎のモルトウイスキー コリーモア 8年 スペシャルリザーブを飲みます。
このウイスキーについてはまともな情報がありません。
確認できる点については、
ラベルにはURLが書かれていましたが、アクセスが出来ない状態でした。
また、フォックス・フィッツジェラルド社のサイトにも詳しい情報は存在しませんでした。
まともに売ろうとしたのか非常に疑問です。
グラスに注ぐと、液色は少々濃いめの琥珀色、香りはラムレーズンが強めに感じられます。
口に含むと、シェリー樽原酒ならではラムレーズンの香りが一気に広がります。その後はカカオ、リンゴ、バニラと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みはそこそこであるものの、すぐさま甘みと酸味が続いていき、ほろ苦さも奥から得られます。
ロックでは、フェノールっぽい刺激臭が一気に揮発し、後からレーズンの香りがついてきます。残り香としてカカオの香ばしさも感じられます。
味わいは、ほろ苦さが前に出るようになり、奥から甘みが追いかけてくる印象です。
ハイボールにすると、再びラムレーズンが顔を出し、カカオの香りも次いできます。
味わいは甘みの方が目立つようになり、とても飲みやすくなります。
シェリー樽原酒ベースのウイスキーが好きな人であれば、及第点をあげられる香りを持っていて、十分気に入るものになるでしょう。
また、水割りやハイボールでは甘みが先行しますので、初心者にも優しいように思えます。
700mL、アルコール度数46度、価格は4000円ほどです。
情報がほとんど無い謎のボトル
確認できる点については、
- フォックス・フィッツジェラルド社が手がけるボトルであること
- 姉妹ボトルであるシガーリザーブは、葉巻に合う原酒を使ったものであること
- おそらくはハイランドのシングルモルトと思われること
- 使用している原酒がアメリカンオーク樽と、シェリー樽原酒からのものであること
- 原酒を選定したのが、ホワイト&マッカイ社に在籍していたリチャード・パターソン氏であること
ラベルにはURLが書かれていましたが、アクセスが出来ない状態でした。
また、フォックス・フィッツジェラルド社のサイトにも詳しい情報は存在しませんでした。
まともに売ろうとしたのか非常に疑問です。
シェリー樽原酒の味を楽しむのには及第点
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は少々濃いめの琥珀色、香りはラムレーズンが強めに感じられます。
口に含むと、シェリー樽原酒ならではラムレーズンの香りが一気に広がります。その後はカカオ、リンゴ、バニラと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みはそこそこであるものの、すぐさま甘みと酸味が続いていき、ほろ苦さも奥から得られます。
ロックでは、フェノールっぽい刺激臭が一気に揮発し、後からレーズンの香りがついてきます。残り香としてカカオの香ばしさも感じられます。
味わいは、ほろ苦さが前に出るようになり、奥から甘みが追いかけてくる印象です。
ハイボールにすると、再びラムレーズンが顔を出し、カカオの香りも次いできます。
味わいは甘みの方が目立つようになり、とても飲みやすくなります。
シェリー樽原酒ベースのウイスキーが好きな人であれば、及第点をあげられる香りを持っていて、十分気に入るものになるでしょう。
また、水割りやハイボールでは甘みが先行しますので、初心者にも優しいように思えます。
700mL、アルコール度数46度、価格は4000円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: ラムレーズンが主体。カカオ、リンゴ、バナナが続く。加水でフェノールっぽさが出る。
- 味わい C: ストレートは酸味が前で甘さとほろ苦さが続く。加水で甘みが目立つ。
- 総評 B: シェリー樽原酒の持つ香り、味わいを楽しむには悪くないレベル。