我らが加藤憲一小田原市長のウェブサイトが3月8日に更新されていました。びっくりしました。新型コロナウイルス対応で混乱している最中に、です。市長は現場に出ること無く、市長室でウェブサイトを更新しているのですか?市中をみても何も感じませんか??
小田原市で感染者が出たと発表されたのが3月6日、このウェブサイト更新が3月8日。疑問しかわかないです。6日に神奈川県は発表してますが、小田原市長には伝えなかったのでしょうか? それとも、市長、危機管理の最中は暇なんですか? 暇だったとしても、自治体のトップが危機管理の最中にご自身のウェブサイトで選挙のための更新なんてしちゃいかんと思います。市民目線って何でしょう?
そんな苦言はさておき、更新した内容に対して首をかしげます。こちらの内容をご確認ください。
市民ホールやお城通り再開発の着工などを含めて、前期で積み上げてきた課題解決の取り組みを着実に前進させるとともに、「持続可能な地域社会モデルの実現」を掲げ、人口減少・少子高齢化・各種社会インフラ老朽化・地域経済弱体化などの社会状況を能動的に克服するべく、市民との協働をさらに進化させ、更には様々な先駆的事業などへ果敢に着手してきました。(小田原市長 加藤憲一公式ウェブサイトより)*もちろん、引用文書含めキャプチャ済みです。
市民ホールが着実に前進????よくもそんなこと言えますね??グレタさんを呼びたい。市民ホールは本来ならばとっくに建設終わってるはずだったんです。まずは謝罪するべきではないのでしょうか?
どのくらい市民ホールが紆余曲折したかというと
2008年当時の加藤憲一の最初の公約が市民ホールの建設地見直しでした。当選された後、公約の通り市議会で見直しを宣言、無事建設地美濃市がされました。その後、2010年にやっぱり無理だったわということで、建設地が元の場所に戻りました。
2015年くらいだったでしょうか?「芸術文化創造センター」?という名前で再度コンセプトを練り直しし、当初にあった建設計画を破棄して練り直しました。最初は50億くらいの建設予算だったんですが、芸術文化創造センターになったら70億くらいに膨らみ、入札結果は90億円となりました。コンセプト詰め込み過ぎて高くなったんですよね。もちろん入札不調となりました。
*こちらの記事もご参考に
結局、2017年に市民ホールと名称を変えて、コンペを行い、結果として鹿島建設さんが落札しました。なんとこの間に10年近くも無駄に浪費されているんです。よくも着実に進んだとか言えますね。
時間の浪費だけじゃない、Wikipediaなどにも書かれてますが、頻繁な計画変更で35億円の浪費がなされています。小田原市議会もよくこんな市長を許してますね。何故予算が毎回通ってるのか不思議でなりません。
35億円あったら、他にたくさんの市民サービスができたんではないでしょうか?少なくとも、市立病院はもっと早く建て替えられたのではないでしょうか?