最近、FPS界隈でチートやらマクロ問題が取り沙汰されまくっていて、すっかりチートブログへの道を歩み始めています。
さて、今回はAPEX Legendsで発生したチート、チートブースティング(チーターではない人がチーターと組むことでランク等をあげる行為)についてです。
今回の記事の主な登場人物は、チートを使用したチーター君とそれを晒し上げた晒し君と巻沿いを食らったプロゲーマーの渋谷ハルさんです 。
有名プレイヤーが悪意を持って巻き込みで晒された痛ましい事件
ことの発端は以下のツイートにはられているスクリーンショットのツイートです。
この時点では、チート使用の疑いがある人物の名前は公表されておらず。
渋谷ハルさんが一方的に攻撃されている状態です。
それに対する渋谷ハルさんの反論がこちらのツイートとYoutubeの動画。
要約すると以下のような内容。
- 攻撃された当初は身に覚えがなかった。
- チート使用被疑者である人物が本当に使っているのかどうかは知らない。
- チート使用被疑者と日常的にプレイしていたわけではない(一回やっただけ)。
- 一緒にやったときにチート使用者がチートを使っていたような挙動はなかった。
- 一緒にやったときは別にキャリーされたわけではない、むしろレートは下がった。
- その時は配信もしてたから見たい人はみてね。
- この事件の裁定で重要なのは以下の3点
- 疑惑のプレイヤーが黒か白か
- チーターである事実を知っていたか
- 日常的に一緒にプレイしていたかどうか
その後、チート君は過去にRainbowSix:Siegeでチートを使用したことがあるが、APEX Legendsでは使用していない。
と発言してTwitterのアカウントを削除するに至りました。
世間の反応
今回は過去のチート使用を認めたチート君は当然のこと、晒し君の意図的に渋谷ハルさんを貶めるツイートの効果があってか、様々な意見が渋谷ハルさんにも向けられました。
しかし、今回は渋谷ハルさんが上位プレイヤーでかつ人気配信者で有ることも味方してか渋谷ハルさんは被害者であるとのコメントが多く見られました。
一方でやはり魔女狩りを行う層もやはり一定数存在しました。
今回の事件の正解
今回の事件は、巻き込みを食らった渋谷ハルさんについてと、チート君について考える必要があると感じます。
巻き込み事件について
まず、巻き込みを食らった渋谷ハルさんですがこれは世間が言うようにただの巻き込まれなので、渋谷ハルさんは被害者である。というのが正解だと思います。
ただ、一つ指摘をする点があるとすれば擁護派の中でも擁護する根拠の中に「キャリーされているわけではないのでセーフ。」のような風潮が少しあるところだと思います。
これについては渋谷ハルさんも「心象的に大事だと思うけど、ランクポイントは上げてもらったのか?」といったような語り始めでチート君とプレイすることで ポイントは 上がっていないことをアピールしているのでそっちに引っ張られてしまったのかなという感じがします。
でも、チート君と渋谷ハルさんが一緒にプレイしたマッチでポイントが上がったか上がってないかとかって関係あるんでしょうか。
私は、仮にそのマッチでポイントが上がってようが、もっと言えば実際にチート君がそのマッチでチートを使用していようがなんの問題も無いと思います。
重要なのは動画で渋谷ハルさんがおっしゃっている3点だと思います(そのうち1番と2番はAnd条件)。
- 疑惑のプレイヤーが黒か白か
- チーターである事実を知っていたか
- 日常的に一緒にプレイしていたかどうか
1番については過去に黒だったことはあるがAPEX Legendsでは使用していない。
2番については渋谷ハルさんは知らなかった、加えてチートくんは過去のことを公表していたわけではない。
3番についてはプレイしていない。
これがすべてだと思います。
仮に、これらの項目を無視して渋谷ハルさんを叩くのであれば、各ゲームに存在する有志運営のマッチングDiscord鯖などでたまたまチーターとマッチングして一緒にパーティを組んだ場合、私たちもチートブースティングを受けた人間として扱われなければなりません。
理不尽すぎませんか?
このことについて、「中身を知らない袋を持たされて中身に麻薬が入っていた場合は言い逃れができない」という批判をもらいましたが、今回の渋谷ハルさんの立場は「麻薬を運ばされた運送屋」や「横領のために精巧に偽装された請求書を通してしまった経理部」が該当すると思います。
これは前者が相手が悪意を持っていると予想できる(突然知らない人に袋をもたせる人は常識的に考えてヤバいし、知らない人からの荷物は受け取るなと言うナレッジは広く普及している)、後者は相手が悪意を持っていると予想できない(普通宅配便に麻薬は詰めないし、請求書を偽装しない)という点で大きく異なります。
ゲームのコミュニティで知り合った人を最初から悪意を持っている(チーター)と疑ってかかることは常識的では無いことが根拠です。(売上統計とBAN数からみてもチーターは少数派だし、チーターはBANされたらアカウントを買い増すという特徴もある)
今回の件は渋谷ハルさんが人気者であったことと、彼自身が適切な釈明を速攻で打ったことからすごい速度で鎮火しましたが、これが一個人であったと思うと怖いです。
擁護派の方も、「結果としてきゃりーされてないから渋谷ハルさんはセーフ、きゃりーされてたらアウトだなw」と思っているようでしたら一度再考してみてください。
チート君について
次はチートくんについてです。
チート君は今回の件で、過去にRainbowSix:Siegeでチートを使用していたことを認め、Twitterアカウントを削除するに至りました。
しかし一方でAPEX Legendsではチートの使用はしていないと主張しています。
私が彼のUPしたClipでは少なくともAIM BOTのような物の使用は無いように見えました。
RainbowSix:Siegeは私が最もプレイしているゲームなので、そのゲームでチートを使用していたと聞くと。
というのが感想です。
しかし、心機一転APEX Legendsで活動している彼を攻撃することが正義であるかは微妙なところです。
私も個人的な感情を言うのであれば、一生オフラインゲームしててくれ。というところではあるのですが、eSports、フィジカルスポーツ問わずこういった不正行為でのBANは一定期間で解除される場合や、A大会でのBAN結果をB大会では考慮しないためB大会には参加可能といったような規定も存在し、実際に復帰している選手もいるため、どう考えるのが正しいのか悩んでいるところです。
みなさんも日々チーターには煮え湯を飲まされていると思いますので、一度考えてみてはいかがでしょうか。
復帰を果たした選手諸々については調べていて面白かったので後日まとめます。
まとめ
チートは麻薬、絶対に手を出すな。
気をつけます。
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