3月28日
あさ7時30分
林家木久扇・林家木久蔵親子
ゲストは、落語家の林家木久扇さん、木久蔵さん親子。新作落語を得意とし、陽気なキャラクターで人気を集める木久扇さんと、父譲りの明るいキャラクターで古典落語を武器に活躍する木久蔵さんは、2007年に落語界初の親子同時襲名を果たし、大きな話題となりました。孫のコタくんも木久扇さんの弟子として落語家デビューしたことから、親子三代での活躍も注目されています。
そんな2人は、スタジオに登場するやいなや、すぐに小噺を披露。温まったスタジオでは、暗くなりがちな世の中のムードを吹き飛ばす笑いの溢れるトークを繰り広げてくれました。好きな言葉が“入金”と言うほど、お金が大好きという木久扇さんは、海外で象を買って商売をしようと画策した話や、田中角栄元首相を怒らせた(!?)“木久蔵ラーメン”中国進出話などを披露。落語以外でも、商才を発揮した木久扇さんでしたがラーメン店を海外進出させた際は、一筋縄ではいかなかったようで…。
一方で、幼い頃は貧乏暮らしで母を支えようと小学校4年生にして映画館でアイスを売っていたと話す木久扇さん。漫画家・清水崑さんに弟子入りし、漫画家を志していたところから一転、落語家の道を歩み始めたきっかけや、“木久蔵”の名の由来をサワコに語りました。芸歴60年になる今も輝き続ける木久扇さん。そんな父に抱く思い、肌で感じた父の芸人魂を息子・木久蔵さんが語ってくれました。