はーあ、なんでこうなるかな
4年半前に武道館でお別れしてからずっと会いたくて、毎日うんざりするぐらい「会いたい」とツイートしていて、毎日「まろちゃん今日は元気かな」って仕事中に窓の向こう側を思ったり、会いたくても会えなくて辛くて毎日泣いてこんなんじゃダメだって、大西流星くんに会ってから「会いたい」って言うのやめる!って宣言してから一回も言わなかった。
でも毎日会いたかった。どんなに強気な言葉を自分に暗示かけるように指先で紡いでも気持ちは変わらなかった。知ってる、これはただの愛ではなく執着そのもので、気持ちがどーだとかじゃなく「会いたい」という言葉が呪いのようにただただ口に出るのを。
どうして自分がこんなにも推しに執着しているのかはわからない。推しとの思い出なんて実質2年間しかない。握手会は苦手だったから「ありがとう」だけ言って帰ろうとするし、推しから何か話しかけられることは何度かあったけど声が小さすぎて答えられなかったし、当然認知なんてされてない。それでも、私にとってはそれ以上の思い出があったわけで、お世辞にも広いなんて言えないライブハウスのステージの上で時折メンバーとアイコンタクトしてふざけても持ち前の歌唱力でオタクを煽るあの姿、ただそれだけだったかもしれないけど私が好きを通せる理由には十分だった。昔は負けず嫌いで大きいお姉ちゃんたちにも果敢に挑んでいたのに、大人になればなるほどどこか自信がなくて、それでもステージの上では私の思い描くアイドルでいてくれる推しが大好きだった。
だから次会えるときは絶対ステージの上だって思ってた。事務所を辞めるのは想像もつかなかったけど推しに優しくないなら辞めたほうが良いと思った。自分で巻いた種かもしれないけどそれでも推しが好きだし幸せであってほしいし。そんなふうに思っていても今の私には大西流星くんという子がいるわけでもう推しには狼狽ないと思っていたけれどさ、
愛ってなんだろうね
何が正解なんだろう
正直ムカついた
何がムカついたって推しが心底親愛している女のグループに入ったことにムカついた、そうこれは嫉妬、そりゃあそうじゃん、あんな発言したら普通は怒るだろうにかばったし、大好きな人から声をかけられたかは知らんけどまぁ好きな人のところにいたいよね、そうだよね、ムカつくムカつくよ、あぁほんとに、
そんな奴の隣でどんな顔して歌うんだろう、ハロプロにいた頃よりも良い顔してたらヤダなとか、私の知らないところで勝手に盛り上がってたらやだなとかほーーーーーーーーーーら、死にたい
考えがキモくて死にたい
死にてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに