待ちに待った任天堂の人気ユルゲー「どうぶつの森」の新作「あつまれどどうぶつの森」がいよいよリリースされました。任天堂スイッチでのプレイができるという点と、そもそもスイッチケータイゲームにもなるということで最もハードに適したゲームになるわけですが、あの団体から怒りのバッシングを食らっております。

どうぶつの森とは

どうぶつの森は、任天堂ゲームで、シリーズ第1作はNINTENDO64向けソフトとして2001年4月14日に発売されております。その後、ハードが変わるたびに新作をリリース。現在任天堂ゲームとして最も人気のあるシリーズのひとつでもあります。

内容は、これと言って目的はないものの、その独特のユルさと、任天堂ならではの毒の効いた動物たちとのコミニュケーションが楽しいわけです。

しかしそんなどうぶつの森が「倫理に反する」ということであの動物保護団体からクレームが寄せられております。

実に倫理に反するゲームである

ロサンゼルスを拠点とする動物保護団体「PETA」がどうぶつの森に関して怒りのツイート。彼らの主張としては以下です。

・虫を捕まえることを娯楽としてしまう行為は遺憾。
・魚を釣り上げることを娯楽としてしまう行為は遺憾。
たぬきちの搾取は大目に見るべき。

のようです。

たぬきちゲーム内において、不動産関係を司る重要な狸のキャラクターです。

そもそも、たぬきちに関しては、それは動物側の問題だろう・・・と言いたいところですが、恣意的に狸を悪者に仕立て上げるという点が、どうやら倫理に反するということなのかもしれません。

実際どのような主張があるのか、具体的な内容は以下です。

動物が、金を稼ぐために、生き物を捕まえるのは極悪非道

ゲーム内において重要な「ベル」と呼ばれるお金。これを稼ぐためには、植物や動物などを店に売るわけですが、そのために野生から捕まえるという行為が残虐で極悪非道。動物虐待を助長させていいると批判しております。

しかも同じ住人は、人間ではなくあろうことか、動物。動物に動物を捕まえてお金に変えさせたり、時には食べたりする行為は、最も残忍で極めて遺憾である。

という主張。

植物を捕まえるのであればOK!

では動物虐待はさておき、どうすればいいのかというと、どうやら「植物」ならとっていいとのことです。「りんごさくらんぼココナッツ・オレン」などを売るのが良いし、健康的とのこと。

たぬきちは大目に見るべき

たぬきちは、ゲーム内ではプレイヤーから多額の借金をさせたりと色々な搾取を試みるが、大目に見てやってほしいとのこと。

実際の世界では、生きたまま皮を剥がされたり残虐な殺され方をするので、許してやってほしいとのこと。

・・・

様々な意見があるわけですが、どどのつまり、ゲーム自体を禁止するのではなく、思いや考えを改め、適切にプレイするのであれば良さそうです。

島の名前について様々な大喜利が始まりました

いずれにせよ、動物たちと人間が共存し、互いに利益を求めていくというスタイルは、ゆるいゲームと見られがちですが実はこの世の生存競争のある意味「縮図」であるのかもしれません。

情報元

PETA’s Vegan Guide to ‘Animal Crossing: New Horizons’

画像掲載元:秒刊SUNDAY



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どうぶつの森に動物保護団体から批判殺到、倫理に反すると怒り