【おもらし小説】講義中にお漏らし
~~ 1 ~~
「ち、遅刻しそう・・・!」
女子大生の由佳と香澄美。
講義に間に合うように、早歩きで講義室に向かっていた。
このとき実は香澄美は、恥ずかしながらオシッコを催してしまっていた。何事も無ければ、催してしまった女性のための女子トイレで、おしっこをシャーーーッを済ませるはずだった。
しかし講義の最初に出席確認があるため、まずは講義室で出席確認を済ませ、それからトイレに退出しようとしていたのだった。
~~ 2 ~~
「田中ー」
「はい!」
「高村ー」
「はい!」
若い助教授が次々と学生の名前を呼び、出席確認が取られていく。
そして出席確認が終わり、オシッコを催していた香澄美がトイレでそのオシッコをシャーーッとするために席を立とうとしたそのときだった。
「こら! どこに行くんだ!」
助教授の視線の先には、鞄を持って退出しようとしていた男子学生がいた。
「お前、出欠確認だけ済ませて、
講義をサボろうとしていたな?」
「あ・・・その・・・」
どうやら図星だったようだ。
「最近、そういう学生が多くて困っている。
言っておくが、私の講義では
途中退席は認めないからな?」
(え・・・?
そ、そんな・・・!)
想定外の助教授の言葉に、香澄美は講義中にトイレに立てなくなってしまった。
~~ 3 ~~
この大学の講義は、一般的な中学や高校とは違い1時間30分もある。かなり催してしまっている香澄美。果たして講義終了まで香澄美の股間は持つのだろうか?
(ん・・・)
太ももをぴっちりと閉じ、オシッコ我慢をする香澄美。
最初の頃はまだ余裕があった香澄美の股間だったが・・・
30分、40分、50分と経過し・・・
1時間が経過する頃には・・・
(ん・・・! くぅぅ・・・!)
さすがに1時間半の長丁場、高まる尿意、おしっこの穴から飛び出ようとするおしっこ、我慢の限界に差し掛かってしまった。
パンティはもう、恥ずかしながら幾度かのおチビリでしっとりと湿らせてしまっている。
(ちょっと・・・もう・・・やばい・・・!
お、おしっこ・・・漏れちゃう・・・!)
最初のうちは、小学生じゃない大学生の自分の股間はおしっこを我慢できる、大学生の自分がお漏らしする訳ないと思っていたが、さすがに、これは・・・、ちょっと、やばい・・・。
(は、恥ずかしいけど・・・!)
「先生・・・!」
香澄美は手を挙げた。
「どうした?」
「そ、その・・・!
おトイレに行かせてください・・・!」
男子学生も大勢いる中で、とうとう乙女の股間の限界を告げる恥ずかしい告白をしてしまった。
~~ 4 ~~
しかし助教授の答えは想像だにしないものだった。
「駄目だ」
「え・・・!?」
香澄美は一瞬、耳を疑った。
ざわざわしだす講義室。
「最近の学生は甘えすぎだ。
講義の前にトイレを済ませておくことは
自己責任だ。
もう成人式も挙げてるんだろう?
反省として、我慢しなさい。
子供じゃないんだから我慢できるはずだ」
(そ・・・そんな・・・)
あと30分も我慢しないといけないなんて・・・。
~~ 5 ~~
講義を受ける学生たち。
皆、時折ちらちらと香澄美のほうを見ている。
隣に座る由佳はしきりに「大丈夫?」「頑張って」と小声で声をかけ、香澄美は無言でコクコクと頷く。
太ももはぴっちりと閉じられ、プルプルと震え・・・
おしっこを限界我慢する女子大生。
それは講義開始1時間13分に起こった。
起こってはならないことが、起こってしまった。
201号講義室、前から8列目、後に一部の学生に語り継がれる”女子学生お漏らし事件”が、21歳の女子大生の香澄美の、限界を迎えた股間で起こってしまった。
”ぷじゅる”
突然の音に、由佳は香澄美のほうを見た。それは香澄美のワレメとオシッコの穴と、パンティとオシッコが奏でるくぐもった音だった。
香澄美はうつむいて無言のまま・・・
”ぷじゅるるるぷじゅぷじゅるるるーーー”
止められないくぐもった音を、股間から響かせた。
「あ・・・香澄美ちゃん・・・」
由佳が香澄美の股間を見ると・・・
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・
香澄美の膝からオシッコが滴り落ち、水溜りが広がっていった。
(あ・・・
オ、オシッコ――)
由佳は目の前の光景が信じられなかった。
小学校低学年のときに、クラスメートの女子がお漏らしした光景を思い出す。
でもあのときとは違う。あのときのクラスメートは小さい子供の体。今目にしているのは、同じお漏らしでも、大きい女子大生の身体・・・。
香澄美はぴちゃぴちゃと股間からオシッコを漏らしながら、無言で、机の上に伏せってしまった。
~~ 6 ~~
ざわめきだす講義室。
「どうした?」
「か、香澄美ちゃん・・・。
先生に、言うよ・・・?」
由佳は問いかけるが、机に伏せってしまった香澄美は無言のままだ。
由佳が手を挙げる。
「あ、あの・・・先生・・・。
その・・・大倉さんが・・・
オシッコを・・・
漏らしてしまいました・・・」
「何? お漏らししたのか?」
助教授は呆れたような顔をして香澄美の席まで歩いてきた。
香澄美の股下にできあがった水溜りを確認する。
言い訳のできない、隠すことのできない、お漏らししてしまった証明。
「お漏らししたとか、どうなってるんだ?
大学生になってオシッコを我慢できないなんて
どれだけ股間が緩いんだ?」
「ヒグ・・・ッ ヒグ・・・ッ」
信じられない。小学生ではない、大学生にもなってオシッコをお漏らししてしまった・・・。
香澄美は机に伏せったまま、泣き出してしまった。そうなるのも仕方なかった。
「先生・・・その・・・
女性は我慢ができないから・・・」
「そんなこと言っても、
大学生がお漏らしなんて、聞いたこと無いぞ?
大学生にもなってオシッコを我慢できなくて
講義室でオシッコを漏らすなんて、
恥ずかしくないのか?」
「ヒグ・・・ッ エグ・・・ッ」
「もうしてしまったオシッコは仕方ないから、
トイレで後始末してきなさい」
小学生じゃないのに、大学生にもなって我慢できなくてオシッコを漏らしてしまい、講義室で足元に水溜りを作ってしまったことがただただ信じられなくて、涙が止まらない香澄美。忘れたい思い出となった。