日本語
言語を選択してください。

    【新型コロナウイルス】 米議会に中国の責任を問う法案が提出

    中国の武漢(ウーハン)市で発生した新型コロナウイルス(Covid-19)感染症が中国政府によって隠匿されたとする主張の捜査要求によりアメリカ議会に法案が提出された。

    【新型コロナウイルス】 米議会に中国の責任を問う法案が提出

     

    共和党上院のジョシュ・ホーリー議員と共和党下院のエリーゼ・ステファニク議員によって提出された法案では、中国の新型コロナウイルスに対する「不十分で疑わしい姿勢」も非難された。

    「中国がウイルスを秘匿しようとした試みが国際社会に与えた被害の特定」が求められた法案では、感染症の影響を受けた人々のためにこの国から賠償金を得られるようにするメカニズムの設立が呼びかけられた。

    これに関してメディアに発言したホーリー議員は、中国共産党は感染症に関して当初から意図的に世界に嘘をついていたと主張した。

    ホーリー議員は、

    「中国政権はウイルスの現実を12月初めから認識していたが、研究所にサンプルを破棄するよう命じ、医師たちに沈黙を強制した」と述べた。

    ステファニク議員は、感染症によって世界が受けた被害の責任は中国にあると明かし、

    「ウイルスの包括的かつ致命的な影響を完全に隠匿するという中国の決定は、アメリカ人数百人も含む数千人の死を招いた。簡潔に言えば、この法案は(感染症の)責任を中国に取らせる呼びかけである」と述べた。

     

    (2020年3月25日)



    注目ニュース