「情熱大陸」の取材の中で生まれた1冊のチューリップのおはなし。
0歳からママと楽しめる絵本ですね。
おかあさんからチューリップの球根をもらったかんたろう。
ところが次の日からなんとかんたろうが病気になってしまいます。
水がもらえなくなってしまったプーは花を咲かせることができるのでしょうか?
のぶみさんの想いは・・・
「タンポポなどの雑草はその生きざま自体がサバイバルだと思うんです。
種となって飛んでから、ちゃんと地面の上に降りられるかもわかりませんよね。
でも、チューリップは比較的人の手がかかっているというか、植えられた場所で育つような花だと思いました。
そのチューリップが今回、いろいろなことがあって、咲くのがとても困難な状況に陥る。
そこからどうやって自分の状況を受け入れて立ち向かっていくか、その姿を描きたいと思いました。」
「誰もが一生懸命頑張っていれば、いつかどこかで「ああ、生きてて良かった」と心の底から思うことが起こると思うんです。
そういう意味では誰もがプーになれるんだと思って描きました。」
いのちのはな文・絵:のぶみ 出版社:KADOKAWA 発売日:2016/11 サイズ:23.2 x 19 x 0.8 cm
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僕もプーのようなチューリップのように育ってきたと思います。
タンポポの雑草のように波乱万丈でもなく、
バラのように大事に大事に育てられたわけでもなく・・・
だから、とってもチューリップのプーを応援したくなりました。
プーが花を咲かせることができたのをみて、
僕も頑張ろうと勇気が湧きました。