韓国・自撮りわいせつ動画強要・拡散、主犯「博士」がカメラ前で謝罪
韓国で女性を脅して自撮りさせたわいせつ動画をSNSを使って販売した男らが逮捕された事件で、主犯の「博士」と名乗る男がカメラの前で謝罪しました。
「被害を受けた全ての方に、心から謝罪の言葉を申し上げます。とめることができなかった“悪魔の人生”をとめてくれて、本当にありがとうございます」(チョ・ジュビン容疑者)
チョ・ジュビン容疑者は、おととし12月ごろから、SNS「テレグラム」で、「博士」などと名乗って会員制のチャットルームを運営していた主犯です。チョ容疑者は高収入アルバイトの名目で女性を勧誘し、個人情報を聞き出した後、自分でわいせつな動画を撮影するよう強要。有料で会員に閲覧させて、数千万円を売り上げた疑いが持たれています。中には、会員の男が女性に性的暴行を加える様子を撮影した動画や、未成年の女性の動画もあり、被害者は74人に上るということです。
事件をめぐっては、容疑者の個人情報を公開するよう求める請願に、史上最多となる260万人以上が賛同。さらに、世論調査で、およそ8割が会員全員の個人情報も公開すべきと答えるなど真相究明を求める声が高まっています。